管理人管理人

私はApple信者であると同時に、キャッシュレス愛好家でもある。基本的に現金以外で支払うことがほとんど。日常生活の90%くらいはキャッシュレスペイアプリで支払っている。そのためPayPayも愛用しているのだが・・・PayPayモールには悲しい罠が3つも潜んでいる。その3つの罠を当記事では共有しよう。[@appleshinja_com]

Apple製品を購入検討中のあなたへ

Amazon公式のApple製品ポイント還元率がヤバい事になっているのをご存知だろうか?

※現在、品切れの製品も多い上に、還元率は頻繁に変わるので早めにチェックしておこう


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安く買うコツ

悲しすぎる3つの罠

素晴らしい試みなだけにただただ悲しい。

罠1、価格が公式価格よりも高い

PayPayモールでは、この記事を書いている現在、20%還元のキャンペーンが行われている。

しかし、そこには非常に巧妙に隠された罠が潜んでいる。まず、例を1つ出してみよう。こちら、とあるお店がPayPayモールに出品している10.2インチiPad(128GB)。

一見、20%の還元を受けられるため、Apple製品を安く購入できるチャンスのように思えるが・・・

実は、この価格はAppleの公式サイトよりも高い金額で出品されている。

比較してみると、

Apple公式:128GB→44,800円(税別) = 49,280円(税込)
PayPayモール:128GB→52,980円(税込)※ 20%のポイント還元 = 実質42,400円

という価格差になる。

PayPayモールの方は実質42,400円なのでお得ではあるのだけれど・・・

Apple Storeの公式価格よりも引き上げて、そこから「めちゃくちゃ割り引いてます!」と宣伝している感じがあまり好きではない。

PayPayモール内に出品されているApple製品を見ているとほぼ全ての製品が公式価格より高い値段で販売されており、最大のポイント還元を受ければ実質価格として安くなるという仕組みで販売されていた。

しかも!!

この、「最大還元を受ければ」という点にも罠が潜んでいる。

罠2、最大還元を得るには携帯回線の契約が必要

20%還元を受けることはほとんどのユーザーにはできず、実質は11%還元であることが公式HPを少しスクロールすると確認できる。

ソフトバンクユーザーと一部のワイモバイルユーザー、つまり、携帯回線を契約しているユーザーを優遇する仕組みのようだが・・・

これだとほとんどの人は当てはまらない気がする。

さらに、実質11%であることを考慮すると先程のiPadの価格も変わってくる。

Apple公式:128GB→44,800円(税別) = 49,280円(税込)
PayPayモール:128GB→52,980円(税込)※ 11%のポイント還元 = 実質47,152円

となる。

これでもまだPayPayモールの方が安いのでお買い得な気にはなるのだが、勘違いしてはいけない。PayPayモールでは現金割引されるわけではなく、あくまでもポイントが還元されるだけ。

つまり、また、PayPayモールを利用するか、PayPayを利用する必要がある。ということだ。

PayPayは対応店舗が多いとはいえ、キャッシュレスペイに馴染みのない人にはポイントよりも現金の方が重要だろうし、何よりもこの仕組みが私はあまり好きではない。

ここまででも、私はPayPayモールを知り合いにはおすすめしづらいなぁ、と思っていたのだが、さらに罠が潜んでいる。

罠3、上限は1万円まで

ここまでくると怒りではなく悲しみの感情が込み上げてくる。

実は今回のキャンペーンには月額の上限がある。公式サイトには以下のように記載されている。

つまり、月額で111,111円以上の支払いを行っても、1万円以上のポイント還元は受けられないということ。

ただ、この金額はこの記事を書いている現在行われている100億円上げちゃうキャンペーン(9%)への上限金額。

他の還元率についてもそれぞれの上限金額があるらしい。調べてみると、細か〜い字でプレミア会員の上限ポイントについては以下のように記されていた。

つまり、プレミア会員に対するポイント還元率4%に対する上限は5,000円らしい。

これ、それぞれを自分で1つずつ確認していく必要があるってこと・・・?

ぐぬぬ。

グヌヌヌヌ。

GUNUNUNUNUNUNU。

ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!

補足:基本的には応援

私は頭ごなしにPayPayを批判したいわけではない点は補足させていただきたい。

むしろ、キャッシュレスペイを促進してくれるPayPayには感謝だし、興味もあるし、もっと頑張って欲しいと思っている。

ただ、100億円キャンペーンの初期からずっと追いかけていると、あまりにも消費者に優しくない仕組みが多すぎる。これは他のキャッシュレスペイアプリも同じだけど、巧妙に仕組みを分かりづらくしたり、結局はクレジットカードを申し込ませる囲い込み戦略にしかなっていない。

悲しすぎる。

手元にiPhoneやApple Watchがあるだけで支払いができるという素晴らしい仕組みなのにどうしてもビジネス至上主義な感じが抜けきれない。

余談ではあるが、個人的にはOrigami Payを激しくおすすめしたい。キャッシュレスペイアプリの中で、唯一無二の”純粋なアプリ”だと思っている。

  • 銀行口座を登録すればそこから支払われるのでチャージの概念はない。クレカの申し込みも必要ない
  • その場で割引されるため、ポイント還元という概念はない。

という2つの強烈なメリットがある。これぞ本物のキャッシュレスペイアプリ。

歴史も深く、PayPayやその他の雑多なキャッシュレスアプリが存在するよりも前にOrigami Payは各所でキャペーンを実地してきていた。

唯一のデメリットは対応店舗が少ないということだろうか。それも少しずつ増えているので、今後の展開に期待したい。

今日のお告げ「賢く使えばお得だけど・・・」

調べれば調べるほど、

これって携帯料金の仕組みと同じでは?

と、思わずにはいられなかった。分かりづらい仕組み、ただし書きの多さなどなど。本当に悲しくなる。

ただ、還元をきちんと受ければ実質価格なら安いというのも事実。自分で調べてきっちりと使える人なら、お得に使えるのは利用するのはアリだとは思う。

余談ではあるが、私は現在、1年後くらいに引越しを考えているため、家電などを買い替えようかと計画していた。「PayPayモールで先に買っておけばお得では・・・?」と思ったのだが前述した罠の多さと上限金額のただし書きの多さに愕然としてPayPayモールでの購入を断念した。

大人しくビックカメラなどで買おうと思う。PayPayは本当は良いサービスになれるポテンシャルを秘めているのに残念で仕方ない。

安くApple製品を購入できるんなら、当ブログでも大々的に紹介したかったのになぁ。悲しい。