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うぉず
はじめに
オートメーションって何?という方は以下の記事を読んでいただければ幸いだ。
【初心者】オートメーションとは?Apple信者が使い方を解説してみた
上記の記事はいわゆる初心者向けの記事。
当記事は実践編の中上級者向けの記事。
というイメージ。
また、当記事を読む前に知っておくべき知識が1つある。
上記記事内でも触れているが、オートメーションには「自動的に実行される完全自動化設定」と「実行するかどうか毎回尋ねられる半自動化設定」の2種類がある、ということだ。
それらの設定を切り替えられるかどうかはトリガーによるのだが、そのトリガーの振り分けがこちら。
【実行の前に尋ねる設定のON,OFF不可】
時刻
到着
出発
通勤 通学する前
Wi-Fi
Bluetooth
【実行の前に尋ねる設定のON,OFF可能】
アラーム
Apple Watchワークアウト
CarPlay
機内モード
おやすみモード
低電力モード
アプリを開く
上記の基礎的な知識を知っているものと仮定して以下の話を進めさせていただきたい。
おすすめオートメーションレシピ5選
私が色々と検証してみて便利だなぁと思ったのは以下の5つのオートメーションレシピだった。
特に5つ目は神。
1、時刻設定
定番ではあるが時刻設定によるオートメーションの活用は非常に便利だ。
例えば、
- 朝食・昼食・夕食の時間
- 仕事を始める時間
- 夜眠る時間
これらの特定の時間に特定の音楽を聴いたり、アプリを使う場合は便利。
あと、強制的に夜21時になったら英単語アプリを開くようにしておけば忘れないし、毎日の学習を続けるきっかけにもなる。
【具体的なレシピ:英単語アプリ強制オートメーション】
こちらが私が設定してみたレシピ。題して「英単語アプリ強制オートメーション」。
動作としては、
指定した時刻に通知がくる
↓
実行を1タップする
↓
指定した音楽が、指定したボリュームで、指定した機器から再生される
↓
指定したライトがつく
↓
指定した英単語アプリが開く
これで毎日の英単語アプリの使い方を強制することができる。ただオートメーションを設定しておくだけで。
習慣作ることは武器になる。こういうオートメーションは1つは作っておくべきだと思う。
2、Bluetooth
主にAirPodsやヘッドホンなどと接続した時にオートメーションを作動させる用意すると便利。
音楽を聴くこともそうなのだが、特定の機器に接続するだけで特定のアプリを作動させるようにすると非常に効率的になる。
【具体的なレシピ:パブロフの犬オートメーション】
こちらが私が設定してみたレシピ。題して「パブロフの犬オートメーション」。
動作としては、
特定のBluetooth機器に接続
↓
オートメーションの実行を選択
↓
設定した音楽が再生される
↓
「Be Focused」が起動する
という流れ。
パブロフの犬と名付けたのは「特定の音楽がかかった時に、仕事モード・作業モードに入るような条件反射を意図的に引き起こすオートーメーション」を作ろうと思ったからだ。
私の場合は、iPhoneとWH-1000XM2を繋いだときにオートメーションが作動するようにしている。
3、NFCタグ
NFCタグとは?
という方に簡単に説明すると、「iPhoneをかざすだけでオートメーションを作動させることができるシール」といったところだろうか。
親指の爪くらいの大きさのシールを机や扉などに貼り付けておけば、そのシールと連動させたオートメーションが作動する。
【具体的なレシピ:瞑想オートメーション】
こちらが私が設定してみたレシピ。題して「瞑想オートメーション」。
瞑想を決まった時間にやってもいいけど、私は自分の集中力が切れたり、疲れを感じたりしたときにやりたい。
そんな時にはNFCへiPhoneをかざす。それだけでオートメーションが作動するので、そのままヨガを開始させることができる。
4、アラーム
アラームをトリガーにする場合は、
- アラームをOFFにした時
- アラームをONにした時
の2種類がある。
前者なら朝活に使えそうだし、後者なら夜寝る時に作動させてリラックス音楽をかけることもできそうだ。
【具体的なレシピ:朝活オートメーション】
こちらが私が設定してみたレシピ。題して「朝活オートメーション」。
朝起きた時、私は自分の大好きな音楽を爆音で聴きたい癖がある。目も覚めるし気分も上がるし良いことづくめ。
さて、ここで1つあなたに少し裏技のようなものをお伝えさせていただきたい。このアラームオートメーションにはApple Watchと連携させる方法が存在する。
具体的には、
iPhone上でアラームをONにしてApple Watchで消す
→作動する
Apple Watch上でアラームをONにしてApple Watchで消す
→作動せず
という仕様になっている。
つまり、寝る前にiPhoneでアラームを設定しておけば、Apple Watchに連動するので、朝にApple Watchでアラームを消すだけでオートメーションが作動するということ。
Apple Watchをつけたまま寝る人にとっては便利だと思うので紹介させていただいた。
※ちなみに私は朝用のオートメーションはアラームではなく、後述のおやすみモードを活用している。
5、おやすみモード
最後に、おやすみモード連携についてお伝えさせていただきたい。実は、私が一番気に入っているトリガー。
Apple Watchをつけたまま寝る人は絶対に使うべきだと思う。
【具体的なレシピ:これがAppleやでぇ!オートメーション】
こちらが私が設定してみたレシピ。題して「これがAppleやでぇ!オートメーション」。
動作としては、
指定したライトが指定した色で点灯する
↓
再生デバイスはHomePodに
↓
指定した音楽が15%の音量で再生される
というもの。
私は毎日このオートメーションを使って眠りについている。いい音楽で眠るのは本当に心地が良い。
そして、このオートメーションには1つ秘密が潜んでいる。それはApple Watchでおやすみモードにするだけで、オートメーションが動作し、「ライト」「HomePod」が自動的に連携するということだ。
オートメーションは基本的にはiPhoneとしか連動しないのだが、このオートメーションは、
Apple Watchをおやすみモードにする
↓
iPhoneもおやすみモードになる
↓
オートメーションが作動する
という流れでオートメーションが起動してくれる。
これぞ、Appleやでぇ!!!
と興奮せざるを得ない。Apple Watchをつけたまま寝る方なら絶対に導入すべきだと思う。再生デバイスはHomePodじゃなく、iPhoneやiPadなど何でも良い。とにかくApple Watchから全てのデバイスが連携する快感を味わって欲しい。
ちなみに、私はこのパターンの逆も設定してある。朝起きた時に、Apple Watchのおやすみモードを解除するだけで・・・
ライトが消灯して、好きな音楽が爆音でかかる。これぞAppleの連携機能。最高すぎる・・・
完成系はこちら
すべてのオートメーションを並べてみるとこんな感じ。
圧巻!!!
とは言っても、オートメーションを設定しすぎるとどれがどこにあるのかわからなくなるので、まずは1つ、2つと少しずつ試していくことをおすすめする。
ただし、使いこなせるようになったときの便利度は想像を絶する。未来感に満ち溢れていて毎日が楽しくなる。
最後に「オートメーションは未完成の機能」
オートーメーションの歴史はまだ浅い。
この記事を書いている時点では半年ほどしか経っていない。それゆえに、まだまだできることはそれほど多くはない。
毎年のiOSアップデートによりできることはどんどん増える可能性はあるので、これからも色々と検証しながら試していきたい。
OSのアップデートだけでここまで楽しませてくれるAppleはやっぱり最高!