管理人管理人

iOS 13.1からショートカットアプリの中に搭載されたオートメーションという機能。検証すること5ヶ月。私なりの有用な使い方が固定されつつあるので、1つずつ使い方と共に紹介していきたいと思う。[@appleshinja_com]

Apple製品を購入検討中のあなたへ

Amazon公式のApple製品ポイント還元率がヤバい事になっているのをご存知だろうか?

※現在、品切れの製品も多い上に、還元率は頻繁に変わるので早めにチェックしておこう


M1 MacBook AirM1 MacBook ProM1 Mac mini


11インチiPad ProiPad Air無印iPadiPad mini 612.9インチiPad Pro


Apple Watch Series 7Apple Watch SE


安く買うコツ

はじめに:オートメーションとは?

ショートカットというアプリ内に存在する1つの機能。

ショートカット

無料
(2020.01.28時点)

 iTunes で見る

posted with ポチレバ

※ショートカットって何?という方はこちらを参照→【完全版】Apple信者が教えるSiriショートカット機能の設定・使い方まとめ

ショートカットアプリを起動させると画面下部の中央にオートメーションという機能がある。

オートメーションとは?という問いに一言で答えるとすれば、

iPhoneを触ることなく、自動的に設定しておいたプログラムを、ある動作(トリガー)をきっかけに作動させる”自動化”機能。

と言える。(ただし、設定次第で完全自動化にはならない場合もあるのでその点は後述)

詳しい仕様についてはこれから1つずつお話しさせていただくが、まずは「自動化機能」というキーワードだけは覚えていただければ幸いだ。それだけでこの先の理解がより深く早くあなたの中に浸透することになる。

それでは、設定方法について1つずつ解説していこう。

設定編

まずはオートメーションを設定する方法から。

とは言っても、「トリガー(発動条件)」と「アクション(自動的に行わせる動作)」を設定するだけなので特に難しい設定ではないため安心してほしい。

1、トリガー(発動条件)

まず、ショートカットを起動して画面下部中央のオートメーションタブをタップしよう。

次に画面右上のプラスアイコンをタップ。

2つ表示されるが上部の「個人用オートメーション作成」を選択。(下部の方は家族や恋人などと共有するためのもの)

するとトリガー一覧が表示される。この中から選択したものが起動条件となる。

色々とあって面白いのだが、今回は解説のためわかりやすい時刻を選択してみよう。時刻を選択すると「設定した時間」、もしくは、「日の出か日の入り」をプログラムのトリガーにすることができる。

ここでは試しに午前8時半に設定してみた。

画面は継続して設定画面のままだと思うのだが、ここまででトリガーの設定は終了だ。

次に、「トリガーの条件になった時にどのようなプログラムを作動させるのか?」ということを設定していこう。

2、アクション(自動的に行わせる作業)

アクションは最初の状態では何も登録されていない。以下の「アクションを追加」を選択しよう。

すると、指定したい操作の一覧が表示される。

ただ、上記の画面は前述したショートカットアプリに馴染みのない人にはちょっと取っ付きづらいかもしれない。

触りながら覚えるのが一番ではあるのだが、基本的にはショートカットアプリを知っておいた方が操作がスムーズだと思うので、以下の記事を読んでショートカットについて学んでおくことをおすすめする。

【完全版】Apple信者が教えるSiriショートカット機能の設定・使い方まとめ

その上で、私が例で作成したのは以下のようなアクション。

上記のように設定すれば、

8時半になると通知が鳴り、オートメーション実行を選択すると、HomePodから指定した音楽が指定した音量で再生され、かつ、指定した色でライトが付く。

という動作が実行される。(使用しているライトはこちら)

実際に確認してみると以下のように設定されていることが確認できる。

以上で設定は完了だ。

と、言いたいところなのだが、次項で1点だけ必ず抑えておくべきオートメーションの仕様について解説させていただきたい。

注意:自動化設定と”半”自動化設定

非常に便利なオートメーションではあるのだが、実は公式にはあまり大きく書かれていない知っておくべき仕様がある。

それが、自動化設定と”半”自動化設定。

解説するよりも見ていただいた方が分かりやすいと思うで以下の画面を見て欲しい。

こちらが自動化設定と”半”自動化設定を分ける項目。

この設定をオンにしていると、自動的にオートメーションが動作せず、「動作させるかどうかの確認」が通知される。

iPhoneならこんな感じ。

Apple Watchにも通知される。

通知を実行するを選択すれば、そのままオートメーションが実行されるし、自動的に実行されるように「実行の前に尋ねる」の項目をオフにしておけば全て解決ではあるのだが・・・実はこの「実行の前に尋ねる」の設定は可能なトリガーと、設定不可のトリガーがある。

設定不可のトリガーの場合はそもそも設定項目自体が表示されない。

なぜ、Appleがそのような仕様にしているのかはわからないが、以下がそれぞれの設定可否一覧。

【実行の前に尋ねる設定のON,OFF不可】
時刻
到着
出発
通勤 通学する前
Wi-Fi
Bluetooth

【実行の前に尋ねる設定のON,OFF可能】
アラーム
Apple Watchワークアウト
CarPlay
機内モード
おやすみモード
低電力モード
アプリを開く

これらを把握しておくとどのトリガーでオートメーションを設定しようか事前に考えながらアクションを追加していくことができる。設定の可否は仕様なのでこの点は諦めて、自分なりにオートメーションを作成していこう。

使い方編

ここからは使い方を解説。

とお伝えしたいところなのだが、実はオートメーションに細かい使い方は存在しない。前述したトリガーとアクションの設定が全てだ。それだけでOK。

あとは、自分の生活に馴染むものをどんどん取り入れていけば良い。それだけで生活がより便利なものになる。

音楽再生以外にもHomekit対応の製品であれば、「朝、自動的にカーテンを開ける」「夜は自動的にライトの色が変わり、眠りにつきやすい音楽がかかる」「自宅に着いた瞬間に好きな音楽がかかるようにする」などのことも可能だ。

私も色々といまだに検証中。

ただ、現時点での私の答えのようなものが出つつあるので、それを別記事にして後日共有させていただきたいと思う。

より便利で、かつ驚くべき作業効率を実現する「オートメーション超実戦編」を紹介する予定。

最後に「1つずつ生活に取り入れることが大切」

当記事で紹介したのはオートメーション機能の基本的な設定と使い方にすぎない。あとはあなたの生活に馴染むように色々と試していくことが重要だ。

ぜひ、あなただけのオートメーションを作成してみて、そしてコメント欄やTwitterのリプライで共有していただければ幸いだ。

次回はオートメーションの超実戦編についてお伝えしていきたいと思う。