管理人管理人

Smoozについてなんだか問題が勃発している模様。読者さんに教えていただき、どハマりして多くの方におすすめしてきたアプリなだけにきちんと記事化しておきたい。[@appleshinja_com]

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情報元はこちら

私も好きで度々、拝見させていただいているreliphoneさんが以下の記事をアップしてくれたことがきっかけでこの問題が発覚したようだ。

国産ブラウザアプリSmoozはあなたの閲覧情報をすべて外部送信している | reliphone (for iPhone)

続・国産ブラウザアプリSmoozはあなたの閲覧情報をすべて外部送信している | reliphone (for iPhone)

続・続・国産ブラウザアプリSmoozはあなたの閲覧情報をすべて外部送信している | reliphone (for iPhone)

内容は記事を拝見していただきたいが、要は我々が検索したような情報がほぼ全てSmoozの開発会社であるアスツール社の方へ送られているということ。

ただ、私は1つ目の記事を読んだときには正直そこまで驚かなかった。何かしらのユーザー情報をもとにソフトウェアを運用しているのは割とどこの会社(Googleとか)でも行っているし、それがやりすぎでなければOKという緩いスタンス。

しかし・・・

おすすめ記事機能の有効=ログインした情報ですら送られている

これはヤバい。非常にヤバい。

上記で紹介した記事の中の3つ目の記事、続・続・国産ブラウザアプリSmoozはあなたの閲覧情報をすべて外部送信している | reliphone (for iPhone)を読んで衝撃を受けた。

reliphoneさんの記事曰く、パスワードで保護されたサイトであっても、そのまま外部へデータを送信されているとのこと。

記事の中では大学生の方の学生ページへログインした情報をシェアされているのだが・・・ばっちりと送信されてしまっている。

え、ということは、学校以外のページ、例えばショッピングサイトや銀行の情報も?と不安になるのは当然。

うーむ。。
これは良くないなぁ。

Smooz側の対応

Smooz側がこの状況を見て、以下のような記事を公式に公開した。

Smoozにおけるユーザー情報の取り扱いについて | Smooz Blog

かなり要約すると、「プライバシー侵害の意図はなかった」「プライベートでデータ送信が止まっていないことがあった」「次にアプリ更新じに全てのデータ送信が止まるようにする」

とのことだった。

うーむ。
うーむ。

意図があるかどうかは重要ではないんだよなぁ。

私、個人の考え方

さて、情報の共有はここまでにして少し私の考え方を。

まず、今回の件はSmoozが悪い。間違いなく。ミスがあったことも認めているし、それは明白。ただ、これってSmoozだけじゃなくて割とどんなテック系の企業も直面してきた問題でもある。

例えば、以下の部分。

(1)Smoozは、おすすめ記事をパーソナライズしブラウジング体験を快適なものとするために、行動履歴や検索履歴のデータを収集しております。ご利用者様のプライバシーを侵害するデータの収集を目的とするアプリではございません。

これを読んだ時、私はAppleがSiriの音声データを外部業者に渡して分析していた時のことを思い出した。

去年の話。

アップルはプライバシー上の懸念に応えてSiriの応答評価を停止中 | TechCrunch Japan

使ってたのは1%くらいだから大丈夫!

というわけの分からない言い訳が飛び出していた。Smooz側の発表と似ているのだが、”意図があったかどうか、割合が少ないかどうかはユーザー側にとっては問題ではない。実際に情報が漏れていたかどうかが問題”だと私は思っている。

ただ、Appleの場合は今ではSiriの音声をAppleと共有するかどうかをきちんと初期設定時に選択できるようになった。

そういえば、最近ではFacebookが広告ターゲティングの制限によりAppleと対立している。

Facebookがアプリ追跡と広告ターゲティング制限に対してアップル批判を強化 | TechCrunch Japan

そう、テック系の企業はユーザーの個人情報が欲しくて欲しくてたまらない。なぜならそれが”お金”になるから。結局はそれ。

ただ、そのお金は広告とうまく絡み合ってユーザーに無償 or 低コストで提供することを実現可能にしている。なので、我々はその恩恵を受けている以上”ある程度のプライバシーを管理してくれている会社”を選ぶ意外に方法はない。完全潔白な企業なんてものは存在しない。

Youtubeの広告がうざい、今すぐなくせ。そもそも自分の趣味嗜好がGoogleに送られているのが気持ち悪い。

という声が世界中から集まればGoogle側は対処するかもしれないが、その結果、広告は出なくなり、広告単価は下がり、Youtuberは激減し、コンテンツは減り、ユーザーが満足する情報が見つからなくなるだろう。そう、この辺りはバランスが重要だということ。

と、ちょっと話が逸れたが、話を戻すとSmoozのミスは悪いことだし、心配になる方が多いのは当然だと思う。批判が集まっても仕方ないと思う。個人的には検索して調べたいものがあるときにブラウジングして使う分には問題ないかなぁと思っているので使う予定ではある。

もちろん、おすすめ記事機能はオフにして。

今日のお告げ「すいません。」

多分、「うぉずさんが謝らなくても。」と言われるとは思うのだが、今までたくさんおすすめしてきたからこそちゃんと謝っておきたい。

すいません。

知らなかったとはいえ、ただただ、申し訳ない気持ちになる。誰かに悪いことをしたと思ったら謝るのは当たり前なのでこの記事ではちゃんと明確にその言葉を残しておきたかった。

Smoozがこれからどうなっていくかは分からないが、個人的には頑張って欲しいと思っている。こんなことで潰れて欲しくないなぁ。すごく素敵なサービスなのでここからまた這い上がってほしい。

せっかく、世界に展開していける日本のアプリが出てきたのだから応援したい。透明性を維持しながら頑張ってほしい。多分、年末年始も返上でエンジニアさんたちは頑張るだろうし。。

こういう問題は3歩進んで2歩下がるという感じでいろんな問題にブチ上がりながら時代に合わせてアップデートして行くしかないだろうし、少しずつ少しずつよくなっていってほしいなぁと思う。

最後に。
詳しい情報を時間をかけてアップしてくれたreliphoneさんに感謝です。

※コメント欄に汚い言葉が並びそうですが、そういうコメントは私はいいのですが他の方が不快になる可能性がありますので非承認になる可能性が高いです。どうか、コメントされる際は節度のあるコメントをお願いいたします