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うぉず
はじめに:当シリーズについて
当シリーズは、様々な職業の方に「どうやってApple製品を使いこなしているのか?」という事に焦点を当てて書いていくシリーズ。
とある読者さんからの提案があり、「それは絶対やったほうがいい!!!」と強く共感した事が当シリーズのきっかけだ。
もし、あなたが何かしらのプロフェッショナルなお仕事をされているのであれば、お礼として500円分のアマゾンギフト券をお渡しするので、ぜひご協力頂ければ幸いだ。
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では、早速いってみよう!!
現在のメインマシン、サブマシン
メイン機:iMac 2015フルスペック+外部会社で内蔵SSD1TB、HDD3TBの特殊ストレージ
サブマシン:MacBook Pro 2015
MacBook Pro 2018
9.7インチiPad Pro 9.7
作業効率アップのマシン:Apple Watch series1
なぜ、このApple製品を使っているの?
うぉず
まずはメイン機の使い方をお聞かせ頂けますでしょうか?
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そうですね。一回の撮影に最低500枚位は撮るので、どうしても容量が必要となります。
仕事は写真のレタッチ、バナー作成、美容院などの広告、人物撮影、などをしております。
ですので、AdobeのPhotoshopとIllustratorとLightroomを主に使っています。
最近はドローンとかの動画編集をする機会もあって、動画編集はエフェクトがFinal Cut Pro X専用が多いので、Final Cut Pro Xを使っております。
写真の枚数が10万枚以上あるので、アプリケーションはSSDだからいいのですが、時が経つに連れて写真が増えているので、現在は内蔵HDD3テラでも足りません(笑)
ですので、外付けHDD6TB逃しております(笑)
うぉず
これは・・・元自作PCユーザーとしてはワクワクする展開です。笑
でも大量の写真を処理するにはそれくらい必要なのかもしれませんね。動画編集を行うこともあるのであれば、CPUについてもある程度のスペックが必要とされると思うのですが、カスタマイズはされたのでしょうか?
すごくクリエイティブなお仕事をされている雰囲気、そして最高スペックのiMacを完璧に使いこなしている圧倒的なプロ感。聞いていてすごくワクワクします。
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ドローンの動画などはもちろん撮っている時間にもよるのですが、最低でも2GB位あるのでどんどんHDDが埋まっていきます(笑)
近いうち外付け10TBを購入予定です(笑)
メモリ自体はFinal Cut ProとPhotoshopの重たいアプリケーションの作業を組み合わせない限りはそこまでメモリが足りなくなることはないですね。
ただ、当たり前ですがAfter Effects、Premiere、Final Cut Pro X、Photoshopのアプリを同時に使うと流石にメモリが足りなくなります(笑)
CPUは4 GHz Intel Core i7なので、Appleのカスタマイズのままですね。
今では新しく買ったMacBook Pro 2018の方が賢くなってしまったので、書き出しなどの速さの作業効率でiMacの存在定義のが揺らぎかねませんが、iMacではデュアルディスプレイで使っているので、大きなディスプレイの方が編集はしやすいので、あくまでメイン機はiMacのままですね。
うぉず
それは私も見たこと無い環境です。まさしく「プロフェッショナル」!!ちょっと、、オフィスに招待してほしくなりますね。。笑
写真編集、動画編集を行う方は画面サイズの大きさを重要視して「iMac」をメイン機に使っている方が多いように思います。やはり画面の大きさがそのまま作業効率に直結するのでしょうね。
アプリの使い分け、メモリ容量についてもありがとうございます。これから多種多様なクリエイター系の仕事を目指す方々の参考になると思います。
個人的には後20通くらい色々と聞きたいこともあるのですが・・・それだと終わらなくなりそうなので次の質問に移りたいと思います。
サブ機の9.7インチiPad Pro9.7とApple Watch Series 1はどのように使われているのでしょうか?
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個人的にiPadは好きですが、iPadで作業することはほぼ無いです。なぜなら仕事で行くとなるとMacBook ProとiPadを同時に携帯していますので、テキストだけを打ち込む作業がほぼ無いので、iPad単機で出来ることがほぼありません(笑)
元々の用途がクライアントに写真を見せる為のタブレットが欲しいという目的でiPadを購入していたので、あまり用途は今でも変わっていません。
一応アプリでPhotoshop MixやFixなどありますが、自分からするとオマケレベルに感じてしまい使いません。iOSで完全版のPhotoshopを作るという噂がありますが、スペック足りるのか?であったり、UIはどうなるのだろう?と思っております。
Photoshopで作業するとなるとMacBook Proに完全に軍配があるので、凄く簡単に言うと写真を見せるためだけのタブレット扱いです。ですが無いと簡単に写真を見せるものが無いので困ります。他のタブレットは私の中で、統一していないのはナンセンスなので買いません。
Apple Watchは通知が便利。ひたすらこれに尽きます。Series1なので動作が重たいのは仕方ありませんが、過密スケジュールの時に着けるのですが、通知が来てiPhoneを取り出す工程が減るので、少しでもいいので作業効率アップの為に付けます。
だだ、TPOにもよるのであまりApple Watchを見る事が相応しくない場合や、普段は普通の時計を付けています。
もちろんスポーツをする時はApple Watchです。これに関しては本当最高です。
後、普段つけない理由は、どうしてもファッションを学んできたので、私の中ではApple Watchはテクノロジーであってファッションでは無いからです。
うぉず
私は未だにやや迷走する時がありますので見習いたいですね。
Apple Watchとファッションの哲学!!感服です。さすが「美」に携わるお仕事の方は違いますねv( ̄∇ ̄)ニヤッ
これから「フォトグラファー」を目指す人へオススメしたい製品は?
うぉず
これからフォトグラファーを目指す方にオススメのApple製品は何でしょうか?スペックなども合わせて教えて頂ければ多くの方の参考になると思います。
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ちなみに、私が撮影するのは以下のようなファッションショーなどがメインです。(著作権の関係もあるので写真はボカしています)
まずは自分が何を撮りたいのかが重要です。そしてその為にはどんなカメラが必要で、どんなレンズが向いているのかが問題になってきます。
私はカメラを始めるときに、通っていたファッションの専門学校の講師のフォトグラファーの方に「どうせ写真が上手くなってきたら、良いのが欲しくなるから最初から35ミリフルサイズを買っておけ」と言われ、35ミリフルサイズの一眼レフを購入しました。
その言葉に間違いはありませんでした。サブ機として、下位モデルは欲しいと思うことはありますが、ここぞという時はかならずフルサイズを使います。
一眼レフと言っても価格はピンキリです。高いのは600万位の化け物カメラもあります。当然用途に対してオーバースペック過ぎる&流石に高すぎて個人では買えないので、買いません。
少しカメラの話になってしまいましたが、Apple製品を使うなら、iPadとMacBook Proは必ず欲しいところです。フォトグラファーとPhotoshopは切れない関係なので、メモリが最低8GBは必要です。編集を続けていくとファィルが重たくなるので、8GBはあくまでPhotoshop動作条件レベルなので、16GBは欲しいです。
また、一眼レフのファイルは重たいので、撮る枚数が膨大になってくるとストレージが少ないと必ず後悔すると思います。512GBは最低でも欲しいところです。
ちなみに友人の12インチMacBookでPhotoshopを触りましたが、もちろん起動するのですが重たい処理をすると落ちたり、フリーズをしました。MacBookはファンレスでそもそも重たい処理に向いてないので、やはりお勧めは携帯性は落ちますが、頑張っていい処理をしたい為にMacBook Proになります。
今出ているMacBook Proは最低構成でもいい動きをすると思います。ただしメモリとストレージは上げるのを必ずお勧めします。
Touch Barモデル、Touch Bar無しモデルはもう好みになります。
Touch Barに存在定義が見つからないのであれば、Touch Bar無しでいいと思います。私は15インチなので、選択肢としてそもそも無かったのですが、もしあれば恐らくTouch Bar無しを選んでいました。
Touch BarのMacBook Proを使って、慣れていないのもありますが、まだ使用して2週間位ですが、Touch Barは殆ど使ったことありません。
クリエイティブな仕事をしたいなら、機材の自己投資は避けて通れません。自己投資をすればするほど、返ってくるというのが私の持論です。
勿論必ず返ってくるわけではありませんし、自分にはオーバースペックだから無駄だと言う意見はあると思いますが、どうせ使うならスペックが良い方がいい。この言葉は絶対だと思います(笑)
うぉず
なんて完璧な買い物術を・・・
もう、、あの私から質問させて頂く隙が一切ありません。笑
iMac Proを購入したという動画クリエーターさんも同じように「自己投資は返ってくる。」という発言をされていたのを思い出さずにはいられません。
やはり、限られた資金の中で自分への自己投資を積極的に行うことは重要ですよね。
あっ、ちょっとだけ質問がズレてしまうのですが、一眼レフ→MacBook Proへ写真を移行する場合はやはりSDカードを通してでしょうか?
その際に、MacBook ProにType-C用のハブを利用されていると思うのですが、それについて何かオススメの製品や気をつける点などはありますでしょうか?
割と、この拡張アクセサリ問題はブログに質問が届きますのでフォトグラファーさんとしてのご意見を聞かせて頂ければ幸いです。
なければ、「どれでもいいっす。」くらいの回答でOKです。笑
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私はまだTouch Bar付きのMacBook Proでスタジオ撮影はしたこと無いのですがなんとも言えませんが、
スタジオ撮影の場合はLightroomでテザー撮影(一眼レフとMacBook Proを繋いで撮ったら、直ぐMacBook Proに撮った画面が反映します)をするので、PC自体にも写真を同時コピーしているので、移行すること自体が無いのですが、
MacBook Proへの写真の移行は全てカードリーダーを通しますね。私のカメラは記録媒体がCF(コンパクトフラッシュ)なので、どうしてもカードリーダーが必要です。3.0のタイプのカードリーダーであれば恐らくどれも問題ありません。
普通のSDカードの場合は、前のMacBook Proのタイプでしたら直刺しで読み込めたのですが、新型はそうはいきませんのでハブが必要です。
私はAmazonでUSB-Cを2つ直刺しで使うタイプを買いました。(https://www.amazon.co.jp/)
SDカードを読み込ませた事はまだないのですが、ちゃんと認識しているので速度は分かりませんが、読み込み自信は恐らく問題ないと思います。Appleの高い純正より汎用性が沢山あって良いかと思いました。
Touch Bar付きのMacBook Proは汎用性がなさ過ぎるのが問題です。
このハブはApple純正のUSB super Driveは認識しませんでした。他のメーカーのBlue-ray Driveは本体を充電さえすれば認識しました。もしかしたら純正のUSB-C -USB-Aの変換器を買えば使えるかもしれませんが、ほぼDriveを使わないので問題はありません。
写真を読み込む事だけ前提で考えれば、カードリーダーさえ読み込めればいいので、純正の一本でもいいかなとは思います。
ハブに関しても色々あるので、直刺しタイプかコードタイプかの好みの問題だと思います。ちなみに私はMagSafe 2が大好きだったので、マグネットで充電できるタイプを購入しました。(https://www.amazon.co.jp/) 磁石は少し甘いですが、問題なく充電出来ているので、気に入りました。
確かに汎用性は無くなりましたが、Touch BarのMacBook Proはモバイルバッテリーで充電出来るようになったのはかなりの利点です。個人的にこれが最高です。充電難民にならなくても良くなったという事です(笑)
とは言え重たい作業をするとモバイルバッテリー程度では、ガンガン減っていくのであくまで応急措置です(笑)
少し話は変わりますが友人に「MacとWindowsどっちがいい?やっぱりMacがいいの?」と聞かれて、「自分に必ずMacでならない理由が見つからないのであれば、一般会社にはWindowsでいいし正直Macは値段が高い」と言っています。
ただし、最終的にMacを使いたいなら自己満でいいと思います。PCは本当に自己満の世界になりますので(笑)
これは勿論職業にもよると思います。高い機材投資をしてリターンが無い方は、正直フルスペックだとオーバースペックですし元が取れないので勿体無いかなと思います。リターンがある方は必ず作業効率まで考えますので。
今のMacBook Proのフルスペックは動画編集ありき並のスペックです。一般用途にはオーバースペック過ぎます。正直OfficeレベルならMacBookで充分だと思います。とは言え周りはやっぱり「MacのほうがオシャレだからMacがいい」や「Macが憧れ」という意見が多いです。
自分は決してオシャレだからMacを使っているわけではないのですが・・(笑)
美容師の友達に聞かれたときは、「美容師なら一応クリエイティブの仕事だし、写真が綺麗に表示されるのがいいからMacかな」と答えたりします。最悪ブートキャンプでWindowsを入れたらいいと言っています。
ちなみに私はParallels DesktopでWindowsを入れています。自宅のiMacの直ぐ真横には一応Windowsもあります。Windowがオフの場合は、普段はデュアルディスプレイとして使用しています。
やはり社会に通用するのは、シェア数を考えると二刀流が一番いいと思います(笑)
話がそれてしまいましたが、Apple製品はWindowsと違って統一したくなる魔法の様な素晴らしさがあるので、やっぱりApple製品は最高です!!(笑)
うぉず
はっきり言って、フォトグラファーを目指す全ての方にこのインタビュー記事を読んで頂きたいです。
ネットで一眼レフに調べると「カメラだけの情報」もしくは、「一眼レフ買ってみました的なブロガーさんの記事」しか出てこないので、本気のプロが使っているApple製品やその使い方なんかは学べませんから・・・
私もたくさん学ばせて頂きました。
今のMacBook Proのフルスペックは動画編集ありき並のスペックです。一般用途にはオーバースペック過ぎます。正直OfficeレベルならMacBookで充分だと思います。
というのは完全に同意です。私は新型MacBook Proの第三世代バタフライキーボードについては素晴らしいと思うのですが、スペックに関しては動画編集者さんなどのガチガチのスペックを要する人向けですよね。
その点、以前まで存在したTouch Barなしモデルはエントリーモデルとしてはオススメしやすかったのですが。。エントリーモデルとして、今後、Appleがどのような製品を出してくるかが気になります。
最後に。
うぉず
これからフォトグラファーを目指す人々へ一言お願いします!
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何故かと言うと基本的にアシスタントから始めないといけないので、単純にギャラがめちゃくちゃ低いです。低いと言うより弟子とかアシスタント扱いなので、ほぼゼロの場合もあります・・・(涙)
自分もフォトグラファーのみでは無理だったので、現在色々な事を併用して仕事しております。(そもそもPhotographer Fileという本に載れる程有名になりたかった訳ではなかったのもあります)
あと、かなりの機材投資が必要です。Apple製品が可愛くなるほどの資金が必要です(涙) 最近撮影したのですが、MacBook Proを含めると100万以上の機材を持ち運んでいました(笑)あと重たいです・・合計20キロ以上ありました(笑)
フォトグラファーとして大活躍している方は、運も実力もコネクションもあります。私はそこまでの実力は無かったので色々なスキルを身に付けることで現在に至ります。
最初は撮影テクニックが無くても撮影テクニックは伸びることを考え、画質は一流のモノを撮れるように頑張って機材投資は惜しまないこと!!
ですかね(笑)
うぉず
ありがとうございます。
そうですよね。厳しい世界ですよね。個人的に、かなり昔にアパレル業界にいたため、スタイリストさんやフォトグラファーさんとお話する機会があった時に、まぁ、、その低賃金についてはよく伺っておりました。汗
でも、機材への投資も必要とのことなので本当に厳しい業界ですね・・・今回のインタビュー記事が多くのフォトグラファーを目指している方の指針になることを願います。
濃いお話をありがとうございました!私が個人的に聞きたいことを聞きまくった点も数多くありましたが、、汗 色々と回答して頂けたので最後まですごく楽しかったです。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
後日談
マジでかっこいい・・・
と、インタビュー後にそう思わずにはいられなかった。超ハイスペックなApple製品を、クリエイティブなアプリと組み合わせて使い、仕事に臨む姿はまさにプロフェッショナル。
業界の厳しさも垣間見えた。
こういう話を聞かせて頂くと街中で色んな写真を見るたびに感謝せずにはいられなくなる。全ての仕事にリスペクトを払って今後も色んな方にインタビューを続けていきたいと思う。
やはりWindowsのparallels desktopか……。
仮想環境構築の勉強もあるし、
本格的に導入してみますかね……。
お金がないので給料日きたらですが!
私も来月までにはBootcamp入れるつもりなので
その点に関しては記事にしますね。
うぉぉぉ・・・プロフェッショナル・・・。
私ももっともっと色々なお話を伺ってみたいです。
今までインタビューされた皆さんもそうなのですが、周辺機器やカバンとかケースとかもどんなのを使われてるのか気になります。
ぜひともうぉずさんには(負担のない程度に)掘り下げていただきたくっ!!
今後も楽しみにしてます。
お任せあれっv( ̄∇ ̄)ニヤッ
こんな動画が公開されてます。
https://www.youtube.com/watch?v=qt-0VByza8k
ご丁寧にありがとうございますm(_ _)m