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Macのメモリは16GBへカスタマイズすべき!!そんな主張を当ブログでし続けてはや2年。あれから、Macのスペックも向上したが、デフォルトのメモリ容量については8GBのまま。カスタマイズした方がいいのかどうか?当記事では愛すべきフォロワーさんたちの意見も取り入れた結論を提示したいと思う。[@appleshinja_com]

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Twitterでアンケートを取ってみた結果

私の愛すべき5,000人弱のTwitterフォロワーさんたちに以下のような質問をしてみたところ、結果はこのようになった。

※このツイートの返信欄までぜひ目を通してみてほしい。正直な意見がたくさん並んでいるので本当に参考になる。

約70%の方がメモリ16GBを推奨している。8GBでも全く問題ないといえばないのだが、徐々にやりたいことが増えてきた時に、メモリが足りなくなってしまう可能性を考えると「メモリ16GBはマストではないがベター。」と言えそうだ。

それに加えて私は「メモリを気にし続けるストレスからの解放」という意味でもメモリ16GBを推奨している。

そのためには、まずMacのメモリ処理に対する基本的な仕様を理解する必要がある。次の項でその仕様について簡単に解説していこう。

Macのメモリ処理に対する基本仕様を理解する

Macのメモリ処理に対する基本仕様は、

出来るだけアプリや、ブラウザのタブなどにメモリを使いまくる

メモリが足りなくなったらSSD or HDDから容量を借りてきてそのスペースで作業させる

たったこれだけ。ポイントは「メモリが足りなくなったらSSD or HDDからスペースを借りてくる。」ということ。

分かりづらいと思うので簡単に説明すると、

普段、あなたが作業しているスペース(デスク)が誰かに占領されていたので、仕方なくフロア or 畳の上で椅子も机もない状態で作業をする。

ということをイメージしていただければいいかと思う。作業できないこともないが”圧倒的に作業効率は落ちる”。自分の机の上が広ければ作業を継続して効率的に行えたにも関わらず、硬いフロアの上で行う必要があるので全ての作業スピードが遅れてしまうわけだ。

さぁ、基本的なメモリの仕様について理解できたところで、次に詳しい仕様について公式ページを見てみよう。

Macのメモリ動作を確認するためのアクティビティモニタについての解説ページを見ると以下のように解説されている。


Mac でアクティビティモニタを使う方法 – Apple サポート

「メモリ」パネルの下部で、詳しい情報を確認できます。
メモリプレッシャー:「メモリプレッシャー」のグラフは、メモリリソースの利用可能状況をわかりやすく表示します。グラフは右から左に進み、「表示」>「更新の頻度」で設定された間隔で更新されます。メモリリソースの現在の状況は、グラフの右端に色別で表示されます。
緑:メモリリソースは利用可能です。
黄:メモリリソースは利用可能ですが、圧縮などのメモリ管理プロセスによる負荷がかかっています。
赤:メモリリソースが不足し、macOS がメモリの代わりに起動ドライブを使用しています。利用可能な RAM を増やすには、1 つまたは複数のアプリケーションを終了するか、RAM を増設します。この情報は、Mac に RAM の追加が必要かどうかを判断する際の最有力な材料となります。

上記の中で私が重要だと思うのは赤枠で囲んだメモリプレッシャーと、ピンク枠で囲んだメモリ使用量。

メモリ容量が足りなくなるとメモリプレッシャーは赤色になって分かりやすいし、ピンク枠で囲んだ部分を見ればどれくらいメモリ容量に余裕があるのか?

ということを見るだけでも自分の最適なメモリ容量を把握しやすい。

では、次に、私が実際に作業している場面のメモリ使用量を見ながら本当にメモリ16GBは正義なのかどうかを検証してみよう。

私の作業環境で実験してみた on MacBook Pro(2016 RAM16GB)

まず、今私がこの記事を書いている現在のメモリ仕様状況。

アプリは標準アプリをいくつかと、ブログ執筆用にUlyssesを使っている。

次に、Safariで開いていたタブ51個を閉じて計測してみよう。(開きすぎ…)

すると・・・

一気にメモリ使用可能量が増えた。タブを開きまくるといかにメモリを使用するかが分かる。

この検証で分かる重要なポイントは2つ。

  • ブラウザのタブをストレスフリーで開きまくりたいならメモリ16GBがベター
  • 複数のアプリケーションを開いて作業し続けるならメモリ8GBだとやや厳しいかも

ということ。

もちろんメモリ8GBでも動作はするがややストレスのかかる動作になる可能性はある。(実際にTwitterでもそのような報告は多い。)

だからこそ、私は長期的に利用するのであれば、メモリ16GBを使うことをお勧めしている。

読者さんからの検証データ

その1、「写真と動画を編集し始めると・・・」

<使用しているMac>
Macbook Pro 13inch (Early 2015)メモリ8GB

<アクティビティモニタの画像>
通常時

<使用している状況>
デスクトップ1
・アクティビィティモニタ
・Safariでタブ30個(うち2タブはYoutube垂れ流し)
・MacAppStoreでアップデート
デスクトップ2
・メモ、TweetDeck、Finder1ページ、Spark
デスクトップ3
・Photoscapeで画像をHDR処理
デスクトップ4
・FinalCutProXで動画処理

<使用感>
・Safariでタブ30個を開いて、Sparkでメール処理、メモにこのメモを書いていてもダブつかないですが、本体は割と高熱を発します。
写真と動画を編集し始めてからはメモリプレッシャーが黄色になり始めました。
書き出しが始まると7GBまで消費して、終わるとすぐに6GB前後に落ち着きました。

その2、「8GBにして後悔しています。」

使用しているMac

  • MacBook Pro (13inch, 2017, Four Thunderbolt 3 ports)
  • macOS Mojave (Version 10.14.4)
  • Processor 3.1GHz Intel Core i5
  • Memory 8GB

使用している状況

  • Safari タブ15個 (主に論文漁り)
  • エディタ: Emacs, VS code
  • ノート: Evernote, Notes
  • PDF: Skim
  • 連絡: Spark, Slack
  • 音楽: Spotify
  • terminal: iTerm 2
  • クラウド: Google Drive, Drop Box, OneDrive
  • バックグラウンド常駐: Spectacle, Karabiner, Alfred, 1password, Be Focused Pro, Command-Tab Plus, Total Spaces

使用感

  • 作業は主にコーディングや文章作成くらいなので,一つのアプリで作業する分には問題ありません.
  • しかし,Safariでタブを切り替えたり,別のアプリに遷移して作業し始めるともたついたり虹色カーソルが回ります.そのたびにフラストレーションが蓄積し,モチベーションが低下していきます.次は絶対に16GBにします...!!(泣)

作業前

作業後

補足:お願い

メモリ8GBで十分だ!

と主張する方が多くいらっしゃることも私は分かっているので、もし、あなたがメモリ8GBユーザーなら以下の連絡先にアクティビティモニタの画像と使用感を送っていただければ幸いだ。

Twitter→@appleshinja_com

E-Mail→[email protected]

【応募フォーマット】
・使用しているMac (年代など)
・アクティビティモニタの画像1枚(高負荷時と通常時の2枚ならなおよし)
・使用している状況 例:Safariで30個タブを開いている状態です
・使用感 例:Safariでタブを20個開いたあたりからグラフが黄色になりやや動作がもたついていきます。

当記事に掲載させていただきたいと思う。(誰よりも、私自身がメモリ8GB時の動きを見たい)

※気持ちだけではありますが、お礼としてamazonギフト券500円分を送らせていただきますm( )m

結論「2年のブログ運営の末に。」

8GBで足りるよ。バカかてめー。
初心者騙してんじゃねーよ。

的なコメントが本当にたまーに届くので、Twitterでアンケートをとってみたところ、今回のような結果になった。(言い方は悪いかもしれないが、確かに8GBで事足りている方が多いのも事実だと思う)

多くの方がメモリ16GBを推奨しているのと、メモリ8GBユーザーさんが複数の動作を実行し続けるとモタついてくる。と意見してくれていることからも

8GBでも問題なく使用可能だが、その場合はメモリ使用量には気をつける必要がある。

と言えそうだ。

ここで、最初の私の主張に戻りたいが、「メモリを気にし続けるストレスからの解放」ということを考えればメモリには投資するべきだとは思う。

ちなみに余談ではあるが、私のiMacはメモリ40GBを使っているが、20GBも使ったことはない… 積みすぎはテンションは上がるが資金の無駄使いになるのでその点も注意が必要と言えるだろう。

どうか私のようにテンションの赴くままにMAXスペックを求めないように注意はしてほしい。