管理人管理人

この記事は超・超・超貴重なインタビュー記事。俳人さんにApple製品の使い方について色々と聞くという世界で唯一無二のものとなった。Apple製品の「美」と日本が誇る俳句の「美」の関連性に思わず感動してしまった。いやぁ、、、もう最高です。[@appleshinja_com]

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はじめに:当シリーズについて

当シリーズは、様々な職業の方に「どうやってApple製品を使いこなしているのか?」という事に焦点を当てて書いていくシリーズ。

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では、早速いってみよう!!

現在のメインマシン、サブマシン

メイン機:iPad 第6世代
サブ機:iPhone XS

それに加えてアナログノート(句帳・メモ帳)と言った感じで使用しています。

なぜ、このApple製品を使っているの?

うぉずうぉず

俳人さんへのインタビューということでめちゃくちゃテンションが上がっております!!!普段出会うことがない職業の方なので・・・色々と聞かせていただければ嬉しいです。

それでは、まず、メイン機のiPad(2018年)の使い方から教えていただけますでしょうか?

よく使っているアプリなどあれば、それもぜひ!!!

あーワクワクしますv( ̄∇ ̄)ニヤッ

俳人俳人

こんにちは、この度はよろしくお願い致します。私もガジェット関連の話で盛り上がれる友人があまりいないので、気持ちテンション高めです(笑)

メイン機についてですが、私の場合iPad第6世代を

・エッセイや評論の執筆
・原稿作成、送信
・論文等、資料のストック
・ブラウジング
・画像作成
・大まかなタスク管理
・読書
・動画再生、鑑賞
・音楽鑑賞

などに使っています。……改めて書き出すと、デジタルで出来ることはほとんどiPadに頼っていますね……。それから、

・Twitter

これは外せません。ツイ廃なので。

よく使うアプリは

・Bear – プライベートメモ
・TatePad
・Smooz
・Gmail
・Outlook メールアプリ
・Word
・Dropbox
・Pocket
・Canva
・eWeather
・SmartNews
・Amazon Prime Video
・Kindle
・ソラリ
・Apple Music
・Discord

あたりでしょうか。それから、

・Tweetbot 5

ですね。ツイ廃なので。

ただ、最近Twitterの公式アプリがスワイプでリスト閲覧出来るようになったじゃないですか。その影響で、公式アプリを利用することも増えています。通知にもすぐに気付けるし、DM受信のタイムラグもないし……。このあたりはしばらく様子見したいと思っています。

……大丈夫ですか?私、喋り過ぎていませんか?

うぉずうぉず

おぉぉぉ!!

iPadをかなりヘビーに使いこなされているようですね。めちゃくちゃ興味深いです。

その上で何点か聞かせていただきたいのですが、

1、お仕事の俳人さんとしてヘビーに使っているアプリはどれでしょうか?また、どのように使われているのでしょうか?

2、プライベートメモにBearを使われているということですが具体的にはどのように使われているのでしょうか?

3、入力には外部キーボードを使われているのでしょうか?その場合はどのようなキーボードを使われているのでしょうか?

なんだか質問ラッシュとなってしいましたが、どうか教えてください!興味津々です!!

ちなみに私もTwitterならTweetbotが最強のアプリだと思っておりますv( ̄∇ ̄)ニヤッ

俳人俳人

iPadに慣れると、PCを立ち上げる手間や起動までの待機時間がなんだか面倒臭くなっちゃいまして……。結局自然とiPadを使う機会が多くなりました。

仕事でヘビーに使うアプリは

・Bear
・Gmail
・Outlook
・Word
・Dropbox

あたりです。

普段から作っている俳句はアナログノート(句帳)に書き溜めているのですが、エッセイや評論はBearでざっくりとした文章を一気に書いてしまって、大体仕上がってきたらWordで縦書き変換して全体のバランスを見つつ推敲して行きます。句群を纏めるときはアナログ作業のあと、Wordに直接打ち込んでしまうことが多いかな。

Gmailはアドレスを名刺やSNSのbioに表記しているので、アナログの連絡(封書での原稿依頼等)以外はここから受けることがほとんどです。

それと、文芸界隈って「原稿はWordファイルで」という暗黙の了解があるんですね。たま〜〜〜に一太郎勢が紛れ込んでいますが……。なので、Outlookメールアプリも併用してiPadから簡単にWord原稿を送信出来るようにしています。

それぞれの原稿はDropboxに突っ込んで管理しています。そして最近使うようになったアプリが

・Canva

です。私、ずっと文芸・文学関連の勉強しかして来なかったので、デザインに関するスキルがからっきしなんですよ。でもCanvaはテンプレを選択して文字入れするだけでも割といい感じに画像を仕上げられるので、主催している句会の告知画像などを作成するときに重宝しています。

先程「エッセイや評論を書くときにBearを……」とお話しましたが、それ以外でも何か作品になりそうなネタを思いついたり、記録しておきたいことがあれば全てBearで書き綴っています。

私はアナログのノートや万年筆なども好きなので短い文章や簡単な日記程度ならそちらに手書きで残しておくのですが、筆が乗ってやたらと長くなってしまうことも少なくないんです。そういうときにアナログノートからiPad、Bearに移動、というパターンが多い気がします。

入力にはLogicoolのBluetoothキーボードを使用しています。お手頃価格で、見た目が可愛くて、タイピングの感触も良いんですよね。結構前に買った物なので型番は古いと思いますが、気に入っています。

最近のキーボードって何と言うか……押し込む感覚があまりない、スッと触れる感じの物が多くないですか? 私、あれ苦手なんです。しっかりカタカタ打ち込みたい。その辺は時代について行けていないんです(笑)

うぉずうぉず

一太郎!?!?
な、、、懐かしい!!!!!笑

キーボードに深みが欲しい派という点といい、何かこう、、共感を覚えます。私も浅いキーボードより深いキーボード好きの古いタイプの人間です。

さて、色々とアプリについて教えていただいたところで2つほど質問があります。

1、Bearをそこまで愛されている理由はなんでしょうか?
私の場合はBearも試したうえでUlyssesを愛用しているのですが、Bearを気に入った理由、機能的に気に入っているところなどあればぜひ教えていただければ幸いです。

2、アナログノートについて
お気に入りのブランドや、特定の文房具でおすすめのものがあれば、参考程度で結構ですので少し教えていただけませんでしょうか?
Appleとは関係ない話で申し訳ないのですが、Apple好きはモノにこだる方が多く、当ブログにも文房具好きの方が結構いらっしゃるのですごく需要があると思い、聞かせていただきましたm(_ _)m

俳人俳人

ね、懐かしいですよね、一太郎(笑)

キーボードは、ネイティブデジタル世代には浅いタッチの物が人気なのかもしれませんけれど、やっぱり古い時代の感覚に慣れている人間からすれば「タタンッッ」ていう……あの「まさに打ち込んでる!」って感じが心地好いですよね。

Bearを愛用している理由は、例えばマークダウンが楽だったり文字数が確認出来たりタグが便利だったり……と色々ありますが、一番惹かれる点は「美しく、且つシンプルな点」です。

以前はEvernoteを使用していたんですよ。でも改行問題が気になったり、原稿が増えるにつれて段々ゴチャゴチャしてしまったりで……。アプリを開くこと自体がちょっと億劫になっちゃったんですね。

それで、いくつか他のテキストエディタも試してみて、一番視覚的にしっくり来たものがBearだったんです。今改めてお話させていただいていて、「視覚的に」という点が私にとっては重要だったんだろうな、と感じます。

見た目が美しければ、自然とその画面を見ていたくなる。画面を見ていると、何か言葉を打ち込んでみたくなる。それがきっかけで筆が乗ることもあります。

すごく抽象的な回答になっちゃいましたが、「自分の感性に合うUI」って大切だと思うんですよ。基本的にアプリは感性に素直に従って選んでいますね。

Ulyssesは、きっと使いこなせれば便利なんでしょうけれど、私にとっては情報量が多過ぎたのかもしれないです。Ulysses使いこなしている方かっこいいなー……とは思うんですけどね(笑)

お気に入り・おすすめの文房具は

・ツバメノート
・カ.クリエ プレミアムクロス
・万年筆
・SARASA
・ぺんてる エナージェルインフリー

です。

ツバメノートは「立罫A6」を使っているのですが、これは句帳です。毎日俳句をひたすら書き溜めています。サイズや罫線の種類などは色々ありますが、日本の紙製業技術が詰まっていて「世界に誇れるノート」と言われていますね。

カ.クリエ プレミアムクロスはバレットジャーナルとして使用しています。これは紙の質がすごい。万年筆でも全く裏抜けしないんですよ。また、A3を縦に三つ折りしたサイズなんですけど、これがとてもいい。大きすぎず小さすぎず、少し狭い机で作業しなくちゃいけない時でもiPadとキーボードの隣に見開きで置いて資料として使うことが出来ます。デジタルとアナログを合わせて使う方、クリエイティブな作業をする方には是非試していただきたいイチオシノートです。

万年筆は、誕生日に母から贈り物としてもらったPARKERの物をメインに、カクノの透明軸を何種類か用意してそちらには色んなインクを入れて楽しんでいます。カクノの万年筆は1000円前後で買えるので、ペン先が潰れることを気にせずガンガン使えて良いんですよ。

SARASAは手書き文字が好きな方には大人気なので説明不要かもしれませんが、特にビンテージシリーズの色合いが好きですね。ぺんてるのエナージェルインフリーは書き心地が良い上にインクの乾きが速いので、手でこすって汚れてしまう……ということがなくなるのでおすすめです。

個人的には、デジタルとアナログ両方で資料を整理したり思考を纏めたりすると頭の中がすっきりして、更にインプットもアウトプットも捗る感覚があります。どんなジャンルであれ、ご自身の作品を制作するようなお仕事・活動をされている方には一度試していただきたいな、と思いますね。

うぉずうぉず

>> 今改めてお話させていただいていて、「視覚的に」という点が私にとっては重要だったんだろうな、と感じます。見た目が美しければ、自然とその画面を見ていたくなる。画面を見ていると、何か言葉を打ち込んでみたくなる。それがきっかけで筆が乗ることもあります。

視覚的に。
本当に大切だと思います。

デバイスも、文房具も、家具も、文房具も、服も、車も、家電も、全てのモノにとって重要視されるのは”見た目の美しさ”ですからね。アプリでもそのような感覚があって当然だと思いますv( ̄∇ ̄)ニヤッ

Bearはアプリのアイコンが際立ってかわいいですし。

ツバメノート。。
恥ずかしながら知りませんでした。日本製で高品質。。これは、、、買うしかないですね。笑

実は、私は文房具屋によく行っては人にプレゼントしまくるくせに、自分はApple Pencil1本でやっています。でも、元々、文房具大好きなんですよね。。ノートに書き殴る癖は中学生の頃からずっと続いてます。引きこもりには書き殴りたいことが大量にあるのかもしれません。笑

さて、iPadとアプリの使い方についてお伺いさせていただいたところで、2点ほど質問があります。

1、iPadで作業する際にこだわりのフォントなどはありますか?普段から文字と接している文字のプロだからこそ、こだわりのものがあればぜひ教えてください。

2、俳人さんとして、アイディアを出す方法、残す方法について普段から意識されることがあれば教えてください。

俳人俳人

フォントについてですが、雑誌などに掲載される原稿(Word)は編集部に送信した際に文面が崩れてしまったり「読みにくい」と思われたりしちゃ駄目なので、全て「MS明朝」に統一しています。章題ですとか、強調したいところはゴシック体にしますが。

Word 2016から、かな? デフォルトが「游明朝」に設定されたんですけど、縦書きの原稿で「游明朝」を用いると文面が崩れて反映されてしまうというトラブルがよく起きているようです。なのでこれは避けています。
それと、自分で画像を作成したり、小冊子を作ったり……こちらで管理出来る範囲の作品に用いるフォント・個人的に好きなフォントは

・はんなり明朝
・はれのそら明朝
・むつき現代明朝体

です。
この三つは本当に美しくて、大好きで……見ているだけでも癒されます。「はんなり明朝」と「はれのそら明朝」は柔らかい雰囲気、穏やかな雰囲気、「むつき現代明朝体」は静かな中にもどこか寂しさや冷たさが潜んでいるような雰囲気の作品に合う気がします。
冊子の表紙や告知画像作成などで、少しポップな印象の見出し等を作成したいときには

・しねきゃぷしょん

を好んで使っています。映画の字幕のような、レトロな雰囲気を演出出来て可愛いんですよ。

アイディア出しはあまり意識的に行っていないのですが、「よく見る」こと、そして「こまめに書き留める」ということは毎日続けています。

「よく見る」ということは俳人が一番最初に学ぶことで、且つ句作に慣れてからも常に身に付けておかなければならない姿勢のような物なんです。

例えば空の様子ひとつ取っても、春夏秋冬で空の色合いや雰囲気は全く異なります。今のこの時期、晴れた日に空を見上げたら、綺麗に澄んだ色合いや空の高さを感じると思います。これは大気が澄んだ、秋の空の特徴なんですね。

ですが冬に入ると、空の様子が変わって来る。「凍空(いてぞら)」という季語があるんですけれど、冬の空は晴れていても冷たい重さを感じると言いますか、雲が凍りついたような感じになります。こういうことも、普段から「よく見る」姿勢が身についていないと知識として得るばかりで、リアリティのある句は詠めません。なので、句作するには「よく見る」ことが大前提となってきます。

そして、「よく見て」何か感じたことがあれば箇条書きでも良いのでこまめに書き留める。感じたことをすぐに一句として纏められたなら、それはそのまま句帳に残していけば良いのですが、全て取りこぼさずに句の形で残せるわけではないですからね。ですが箇条書きででも言葉の断片を残しておけば、数日後に上手く十七音に纏まることがあります。

「感じたこと全てを絶対に句の形で残しておかなければならない」というような強迫観念に囚われると、きっと続かないと思うんですよ。しんどくなりますから。なので、あくまで自然体で、自分の出来る範囲で書き残す。それが重要かな、と感じています。

良い意味でラフに、気楽に、あまり構えずに。でも感じたことを忘れてしまわないように。そんなバランスが大切なんでしょうね。具体的には、なんとなく感じるものがあるけれど今この段階では句に出来ないな、と思ったら日記アプリに箇条書きで言葉をどんどん詰め込んでいます。そういうラフさが、時間を経たのちきちんとした作品に結びつく……ということはよくあります。

ただし俳句を作る力と言いますか、俳句の感覚を維持するのは筋トレにも似ているので、「毎日三句以上は作る」という自分ルールは設けています。三句以上は作った上で、あとは無理せずゆったりと……という感じです。

アイディア出しからは少しズレてしまうのですが、「アンテナを色んな方向に向ける」ということも大事だと思っています。

俳人だから俳句のことだけ考えていれば良い、というわけじゃない。どんなジャンルでもそうだと思うんですが、やっぱり多趣味な作家が生み出す作品の方が面白いんですよ。いろんな考え方、在り方、価値観、そういったものに触れて、自分自身で考えて肯定したり否定したりして、その結果作品に昇華しているわけですから。魅力的な物が生まれやすいんですよね。

「俳句しか知らない」「他のジャンルは自分には関係ない」みたいな人が作った作品ははっきり言って面白くない(笑)伝統的な形式で綺麗に整っているな〜……とは思いますけどね。

そういう意味でも、iPadやiPhoneを用いて様々な娯楽に気軽に触れることが出来たり、ちょっと気になったことをすぐに調べられたり、やろうと思えば色んなアプリを用いてとことん掘り下げてみたり出来る環境というのは本当に有難いなあ……と感じます。

うぉずうぉず

あかーん!!!
めっちゃ好きな話ばっかりでどれに反応していいか困ります。笑笑 詳しく回答していただきありがとうございますm(_ _)m

>> ・はんなり明朝
・はれのそら明朝

私はこの2つを大好きで当ブログの画像に挿入する際にもよく使っているのですが、他のフォントは知りませんでしたので、早速取り入れたいと思いますv( ̄∇ ̄)ニヤッ

>> ですが冬に入ると、空の様子が変わって来る。「凍空(いてぞら)」という季語があるんですけれど、冬の空は晴れていても冷たい重さを感じると言いますか、雲が凍りついたような感じになります。

いやぁ、、、なんて美しい。。。いや、、、本当に。。俳人さんと語り合えるなんて夢みたいです。

私は自然が好きで、公園に行ったり、無駄に高い場所に登って空を見ていたりするのですが、もっと深く自然を見ようと思いました。

>> ただし俳句を作る力と言いますか、俳句の感覚を維持するのは筋トレにも似ているので、「毎日三句以上は作る」という自分ルールは設けています。三句以上は作った上で、あとは無理せずゆったりと……という感じです。

これも同意です。
初動の負荷がかからないようにするのは大切ですよね。私も心がけています。

>> アイディア出しからは少しズレてしまうのですが、「アンテナを色んな方向に向ける」ということも大事だと思っています。

アイディアとは経験からくる記憶の結合である、的なことをどこかの本で読んだ記憶があります。頭でっかちでデータとか人間味のないことを言う人もいますが、それを超えた経験からくる何かって大切ですよね。

俳人俳人

うぉずさんのお話をお聞きして、「自然が好き」っていう根本がある人こそデジタルと上手く付き合えるのかな、とふと思いました。公園に行ってみよう、高い所に登って空を見てみよう、みたいな感覚がなければ、デジタルに生活全てを飲み込まれてしまいそうですし。

色んな方向に好奇心を向けて、バランス良く、様々な経験をして生きていきたいですね。

うぉずうぉず

確かに。
デジタル好きの人は周りにも多いですが、山、川、遺跡巡りとか好きな方が多いです。何かを感じ取っているのか、、、それとも引きこもりすぎて病んでいるのか。。笑

iPadの使い方について詳しく聞かせていただいたところで次の質問です!

サブ機のiPhone XSはどのように使われているのでしょうか?

俳人俳人

サブ機のiPhone XSについてですが、ううん……家に居るときは基本的に通知確認端末になってしまっているかなあ……。

あと、私結構ソシャゲもするので、ゲーム機も兼ねている感じがあります。昔は据え置き型やDS、Vitaなんかも使っていたんですが、最近はiPhoneで出来るゲームにしか手を出していないですね。なのでApple Arcadeが今後どう展開されるのか、期待しています。

それからKindleをiPhoneにも入れていまして、小説やエッセイ、漫画の類は主に眠る前にiPhoneで読んでいます。部屋の灯りを消してからも読書が出来る、なかなか寝付けないときは本を読み続けていつの間にか寝落ち出来る……というのは個人的にとても幸せです。健康的には全く良くないんでしょうけれど(笑)

また、外出しているとき、移動のときは大体音楽を聴いています。iPhoneでの音楽ストリーミングサービスはAWAを使っています。スワイプでサクサク動くので使いやすくてお気に入りです。UIも綺麗ですしね。ただ、AWAはiPadの横向き画面に対応していないので、そこがどうしても不満で「iPhoneではAWA、iPadではApple Music」という使い分けをしています。

うぉずうぉず

>> 「iPhoneではAWA、iPadではApple Music」

おぉ!!!
この使い分けかたは初めて聞きました!!!

…質問が湧き出てきました。

1、AWAの曲ラインナップはどんな感じでしょうか?Apple Musicと同じくらいでしょうか?

2、また、iPhoneで音楽を聴く際にはどのように聞かれていますか?イヤホンかヘッドホンか、、、スピーカー派か気になります。

3、Kindleでよく読まれているのは小説やエッセイ、漫画とのことですが、何かオススメのものはありますか?当ブログには読書好き・漫画好きの方がかなりいらっしゃるのでぜひ教えていただければ幸いです。

Apple製品好きの方は活字が好きな方が多いのかもしれません。

俳人俳人

AWAで済ませられればいいんですけどね……でもやっぱり「iPadの横向き画面に対応していない」というのは致命的だと思うんですよ。作業しながら、楽曲を選んだりするときだけiPadを持ち上げて縦向きにして……って絶対に効率悪いですからね。

それでもAWAを嫌いになれないのは意地と言いますか、長く利用して来たから単純に愛着が湧いてしまっているというのもあると思うんですが(笑)

楽曲数で言えば、AWAは現在Apple Musicを上回って約5500万曲に至るそうです。それから、あくまで個人的な感覚なんですが、ラインナップとしてV系やアニソンにも強いな……という感覚がありますね。まだマイナーなインディーズバンドが楽曲配信していたりもします。また、音質も320kbpsと高音質です。

スリープタイマー機能があるのも嬉しいですね。疲れているときは特に、好きなアーティストの曲を聴きながらぐっすり眠りたくなるので。

iPhoneで音楽を聴くときは基本的にイヤフォンを使用しています。好みで言えばドンシャリ系のヘッドフォンが一番なんですが、ヘッドフォンはやっぱり服装を選んでしまうので……低音もきっちりと響かせてくれるイヤフォンが無難かな、と。ベース音とドラム音、所謂リズム隊の低音マニアなんです(笑)

自宅ではBluetoothスピーカーに接続することもありますよ。

おすすめの書籍についてですが、正直なところこれが一番悩む質問かもしれません……。

まず、著作権が切れた作家の作品、基本的には近代文学とされる物ですね。これに関しては青空文庫がかなりの作品を網羅していまして、それらを読むにはKindleよりも青空文庫専用アプリの方が使い勝手が良いかもしれません。無料ですし。Kindleも勿論使えるんですけれどね。そこは皆様のお好みで、ということで。

その上で、近代文学から今おすすめの作品を……ということでしたら、江戸川乱歩作品と谷崎潤一郎作品を挙げさせていただきます。乱歩と谷崎は2016年1月に著作権が切れたばかりなんですよ。なので、それから約4年弱、ですか。

その間に多くの作品が新しく青空文庫で公開されました。無料で読める、図書館に行かなくても手元のデバイスで読める、となると良い意味でハードルが下がると思いますので、普段そんなに読まないけれど近代文学に興味はある……という方は是非。

現代の小説で、電子書籍化されている作品でしたら、小川洋子さんの『ブラフマンの埋葬』をおすすめします。描写が美しくて、でもどこか寂しくて、優しい物語なのに柔らかな棘がこころに残るような作品です。

エッセイでしたら、白洲正子の『なんでもないもの』『美しいもの』『かそけきもの』が好きですね。人間が身につける本当の意味での教養や、ひととしての品性、そういったものを学ぶことが出来ます。白洲正子ってとても凛々しい方なんですよね。でもそれは気取って取り繕ったような凛々しさではなくて、自然体の凛々しさなんです。そのような姿勢を、文章を通して学べるのは嬉しいものです。

もう少し軽い気持ちで読書したい、エッセイを楽しみたい、といった方には町田康さんの『猫にかまけて』をおすすめします。町田康さんの作品ってどれも思わず笑っちゃうんですが、最後の最後になんだかせつなくて愛しい気持ちが残るんですよ。『猫にかまけて』も爽快で、笑えて、でも最後はあたたかい気持ちになれる作品です。特に猫と一緒に暮らしていらっしゃる方は、せつない、愛しい、の気持ちを通り越して泣いちゃうんじゃないかな……。

漫画は、田村由美先生の『ミステリと言う勿れ』を全力でおすすめ致します。元々私は『BASARA』という作品の頃から田村由美先生の大ファンなんですが、今連載されている『ミステリと言う勿れ』もやっぱりとても面白い。『BASARA』は壮大な大河ドラマのような作品でしたが、『ミステリと言う勿れ』の舞台は現代、主人公も一見普通の(?)大学生です。

なので軽い気持ちで読み始めやすいんですが、きっと読み進めていく内に田村由美先生ワールドの虜になると思います。登場人物の感情描写は勿論のこと、物語に於ける伏線の回収の仕方なども鮮やかで惚れ惚れしてしまいます。

うぉずうぉず

ご丁寧に回答していただきありがとうございます。

やはり・・・やはり!!!!!

全てにおいて思考が深いですね。さすがです。こういう方大好きです。

書籍についてかなり詳しく書いていただきありがとうございます。。めっちゃ読みたい本が増えました。

漫画も小説も当ブログには好きな方が多いので参考になると思います。

これから「俳人」を目指す人へオススメしたい製品は?

うぉずうぉず

さて!次の質問です!!

これから、俳人さんを目指したり、興味があって始めてみたい方におすすめのApple製品はなんでしょうか?

ご職業が特殊なので、Apple製品に限らず他のことでも結構ですが、より効率的にという点を踏まえてApple製品に連れていただければ嬉しいです!

俳人俳人

こういうときに伝統を大切にした解答をするなら「紙とペンと歳時記です」みたいに答えるべきなんでしょうけれど、それは「本格的に俳句を作ろう!」と決意してからでも良いと思うんです。

なんとなく俳句に興味があるな、ちょっと自分でも作ってみようかな、そんな風に思っていらっしゃる方は是非スマホを活用してみてください。具体的に、Apple製品を用いて、ということでしたら、iPhoneでシンプルな日記アプリを利用してみていただきたいですね。

普段から使っているテキストエディタやメモ帳アプリが皆さん既にあると思うんですけど、それらには俳句以外のこと・創作活動以外のことも書かれているわけじゃないですか。なので、「創作活動専用メモアプリ・俳句専用メモアプリ」をひとつご用意していただきたいんです。そうすることによって、「創作、俳句は自分の中で特別な行為なんだ」って脳が認識しますから。

それにiPhoneだと家でも出先でも移動中でも、いつでもさっと取り出せますよね。だから、何か思い浮かんだらすぐに書き残せる。「思いついたことはなるべく全て書き残す」という癖を身につけることが大切です。

蛇足になるかもしれませんが、個人的におすすめのメモ帳アプリは「PenCake」です。

アプリ詳細

スワイプすることでいくつか項目を設定しておけるので、
①俳句
②思考メモ
③夢日記
といった感じで句作・創作のネタになるような内容をストックしていけば「作品の素材」が集まりやすいと思いますよ。

また、俳句を作る場合は(無季俳句でない限り)季語を知ることが重要ですが、まずはWeb歳時記でいろんな言葉を調べてみてください。俳句や日本語への興味がグッと深まると思います。

こちらはWeb歳時記「きごさい」さんのURLになっております。
kigosai.sub.jp

Web上で閲覧する形になるので、サクサク動くブラウザを用いると良いですね。iPhoneでの操作がしやすく、サクサク動くブラウザ、となればやっぱり「Smooz」でしょうか……。Smoozはうぉずさんのブログで知って使うようになったんですけどね(笑)

うぉずうぉず

>> こういうときに伝統を大切にした解答をするなら「紙とペンと歳時記です」みたいに答えるべきなんでしょうけれど、それは「本格的に俳句を作ろう!」と決意してからでも良いと思うんです。なんとなく俳句に興味があるな、ちょっと自分でも作ってみようかな、そんな風に思っていらっしゃる方は是非スマホを活用してみてください。具体的に、Apple製品を用いて、ということでしたら、iPhoneでシンプルな日記アプリを利用してみていただきたいですね。

こういうところ!!!素敵です!お素敵です!!

まずは、導入のハードルを下げないと興味を持っても続かないですからね。iPhoneでサクサクとこなすことから始めるのはいいと思います。

日本語への興味がグッと深まるというお言葉に私はグッときました。せっかく日本に生まれたのですから日本の文化にもっと触れたいんですよね。。俳句や花道や茶道、和楽器など素晴らしい文化がたくさんありますから…

俳句を試しに作ってみた後は、やっぱりその俳句を誰かに読んでみてもらいたい、感想を言ってほしい、という欲求が出てくると思うのですが、そういった場はアプリやウェブ上にあるのでしょうか?

俳人交流SNSのようなものがあればぜひ教えてください!

俳人俳人

俳句を作っていると他者から興味を持ってもらえることもあるので、他の日本文化を専門にされている方との繋がりも生まれやすかったりするんですよ。私自身、書家の方や雅楽の先生、お坊さんとのご縁が生まれました。なのでザックリと、なんとなく日本の伝統的な文化に興味がある……という方にも句作はオススメです。

俳句を発表する場に関してですが、表現する場所はWeb上にたくさんあります。文芸系のSNS・創作プラットフォームなら「俳句や短歌などの短詩もOK」としているところが多いですから。あと、専用のアプリもいくつか出ているみたいですね。

ただ、個人的な感想、それなりの月日をかけて界隈の発表媒体や流行りの変遷を見て来た上での意見を申し上げるなら、今のところやっぱりTwitterが一番なのでは?と思います。

俳句を五句ほど作ってみたら、試しにTwitterで流してみてください。

手順としては、まず俳号(俳句を作るときの名前)を決めます。そして俳句用(もしくは文芸・創作用)アカウントをひとつ用意してください。そこで、「#jhaiku」というタグを付けてご自身の俳句をツイートしてみてください。

基本的にはこれだけです。今述べたタグはTwitter上で俳句を作っている方がよく利用するものなので、誰かしらの目には止まるはずです。そして「この句、いいな」と思ってもらえたら反応が来ると思います。また、ご自身でタグを検索して他の方の俳句を読んでみても面白いですよ。「俳句」って伝統的な手法だけど、現代の生々しい俳句ってこんな作品があるんだ……と驚くかもしれません(笑)

そして「この方の作る俳句、好きだな」と思ったらどんどんフォローしていって構わないと思います。無言フォローお断り!というような方は俳句界隈ではそんなに見かけないので。ただし「数増やし」に見えてしまうと嫌がられる可能性があります。なので、先程お伝えした通り『俳句用・文芸用アカウント』であることが重要になってきます。

プロフィール欄に「最近俳句を始めてみました。まだ手探り状態ですがよろしくお願いします。無言フォロー失礼します。」というような内容を記しておけば訝しがられることもないでしょうしね。

少し慣れて来たら、Twitterのアンケート機能を利用して行われている『俳句バトル』や、Web上で句を出し合う『Web句会』に参加してみてください。Twitterで「俳句バトル」「Web句会」「ネット句会」と検索すると色んな方が主催されているイベントが出てくると思います。

更に慣れて来た頃に、「俳句って面白いな。まだ分からないことも多いけど、ひとまず続けてみよう」と思ったら、そのときは是非Webの世界から現実の世界に飛び出してみてください。リアルでの『句会』に参加してみてください。Webと現実世界とを比較して優劣をつけるつもりは全くないのですが、やっぱりリアルで人と会い、俳句を出し合い、議論すると、画面越しに感じたものとはまた別の感慨が生まれるんです。

うぉずうぉず

>> 私自身、書家の方や雅楽の先生、お坊さんとのご縁が生まれました。

なぬー!!!
それは面白そうですね・・・!!私は日本文化大好きなので、俳句に興味が湧いてきました。

というか、話を聞いていたらソワソワしてきました。笑

この記事を読んでいる方々の中から俳人さんが出てくるかもしれませんねv( ̄∇ ̄)ニヤッ

Twitterの活用方法についても詳しくお伝えいただきありがとうございます。やはりウェブを使っていろんな交流があるのですね。なんだか美しいです。

俳人俳人

最近は「夏雲システム」というWeb句会プログラムが開発されたので、特にWeb上で気軽に投句したり意見を述べ合ったり出来るようになっていますよ。興味がある方は是非一度参加してみてくださいね。

最後に。

うぉずうぉず

さて、、、私としてはもっと色々と聞かせていただきたいのですが、次が最後の質問となります。

これから俳人を目指したい!俳句をやってみたい!という方に一言お願いできますでしょうか?

俳人俳人

これから俳句を作ってみたい、俳人になりたいという方に向けて一言……ということですが、うーん……めちゃくちゃ悩みますね……(笑)

まず、まだ一度も句を作ったことがない!という方は、私生活の中に存在する身近なモノをよく見て、観察して、思ったことを十七音で述べる練習をしてみてください。そしてそれらは、上手く作れなかったとしても、全部書き留めておいてください。そうすれば、後から読み返したときに自分の上達具合がはっきり分かりますからね。

そして俳人を目指したい!という方は、もう名乗っちゃいましょう。「俳人です!」って名乗っちゃったら、今日からあなたは俳人です(笑)資格なんかは特にない世界なので。だからこそ、とにかくたくさん作って、その中から上手く出来た句と上手くいかなかった句を選り分ける作業も必要になってきます。

結局は、継続することが大切なんですよね。そのためには、まず始めないといけません。

是非、今から始めちゃってください。緊張する必要なんてありません。現在活躍している俳人だって、大抵最初は「こんな感じで良いのかな……?」と手探りの状態で始めているんですから。

「俳句は風流なものを詠まなきゃいけないっぽいから、まずはそういう場所に行ってみて、景色を見て……」なんて絶対考えないでくださいね。俳句は「今」を詠むものです。あなたの生活すべてが俳句の題材になるんです。

うぉずうぉず

えぇぇ!!
そんなプログラムがあるのですか!?本当に興味が湧きました。Apple俳句でも作ろうかな。。。。。笑 いや、真剣に…

日本の文化に携わるプロの方にインタビューさせていただいて本当に楽しかったです。

こちらこそありがとうございましたm(_ _)m

俳人俳人

「ドラゴンクエスト俳句」という連作を発表された方もいらっしゃるほどなので、「Apple俳句」は意外とアリかもしれませんよ?(笑)

この度はとても面白い体験が出来ました、ありがとうございました。

インタビュー途中で出てきたサイトはこちら。

季語と歳時記 – きごさい歳時記

後日談

いや、、、もう、、、ねぇ・・・なんというか・・・めっちゃ興奮した。

リアルでは絶対に知り合えないような職業の方と、大好きなApple製品について語り合える。これほど幸せなことはない。

個人的に、

うぉずさんのお話をお聞きして、「自然が好き」っていう根本がある人こそデジタルと上手く付き合えるのかな、とふと思いました。公園に行ってみよう、高い所に登って空を見てみよう、みたいな感覚がなければ、デジタルに生活全てを飲み込まれてしまいそうですし。

という部分とか大好き。

言葉ではうまく言い表せないけど、こういう感性を持っている人がMacを選ぶのだと思う。もしくは、Macが引き寄せるのか。

そういえば、スティーブ・ジョブズ私が

マッキントッシュが凄い製品になった理由の1つはチームメンバーがコンピュータ学者であったと同時に、音楽や詩、芸術、動物学、歴史学の知識も持っていたからだ。彼らは彼らが見ている最高のものをコンピュータの分野に持ち込みたいという文化的な姿勢を持っていた。

という旨の発言をしていたことがあるが、今回インタビューさせていただいた俳人さんに当てはまると勝手ながら思ってしまった。やっぱり何かこう、、、感性の部分に触れないと人間の何かしらの能力は呼び起こされないのかもしれない。

本当に最高に素晴らしいインタビューをありがとうございました!!!