プロフェッショナルのApple製品「在米ジャーナリスト」編

うぉず

今回はとんでもない方にインタビューさせて頂いた。「米国在住」「日本語・英語の両方で記事を書くジャーナリスト」「米国で多数の賞を獲得」「テレビ出演歴あり」と、インタビューをさせていただくのもおこがましいと感じてしまう凄い方に、ただのApple信者の私が色々と聞いてみた。いやぁ、、、凄い。圧巻。最後の1文字まで必読![@appleshinja_com]

はじめに:当シリーズについて

当シリーズは、様々な職業の方に「どうやってApple製品を使いこなしているのか?」という事に焦点を当てて書いていくシリーズ。

とある読者さんからの提案があり、「それは絶対やったほうがいい!!!」と強く共感した事が当シリーズのきっかけだ。

もし、あなたが何かしらのプロフェッショナルなお仕事をされているのであれば、お礼として500円分のアマゾンギフト券をお渡しするので、ぜひご協力頂ければ幸いだ。

募集要項はこちら→ープロフェッショナルの「◯◯」シリーズお手伝い募集要項ー

では、早速いってみよう!!

現在のメインマシン、サブマシン

メインマシン:iPhone 8 Plus

サブマシン:無印iPad(2018年版)
Apple Watch Series 3
AirPods(第2世代)
Surface Pro

なぜ、このApple製品を使っているの?

うぉず

さて、色々と聞きたいことが山ほどあるのですが・・・v( ̄∇ ̄)ニヤッ

まずはメイン機のiPhoneの具体的な使い方についてお聞かせください!

1、iPhoneをメイン機とされているとのことですが、よく使われているアプリはなんでしょうか?

2、ジャーナリストの方ですと大量に文章を残されたりしているイメージがあるのですが、iPhone側で何か本業に関わる文字入力などはされているのでしょうか?

51

1、iPhoneをメイン機とされているとのことですが、よく使われているアプリはなんでしょうか?

一番はSafariですね。仕事柄もあって、知らないことや気になったことは、すぐに調べるので。

例えば、さっき運転中にYouTubeで「恋におちて」という曲が流れてきて、妻が歌詞を聞いて不倫の曲だと言い出したので、その場でグーグルで検索してもらったら、「金曜日の妻たちへ」という僕らが生まれた頃に(年齢が分かってしまいますね苦笑)社会現象になったドラマの主題歌だということが分かりました。こういうたわいないことが、後に会話や記事のネタになったりします。

iPhoneはインターネットと組み合わさって「知」の在り方を変えました。調べ方と英語を身につけていれば、世界のあらゆる情報が一瞬で手に入るんですから。これは人類史上まれにみる革命的な変化だと思います。

一か月ほど前までChromeを使っていたのですが、何もかもグーグルに頼るのは嫌なので、iPadOSのSafariがデスクトップ表示に対応したのを機にSafariに変えました。Surfaceではブックマークを同期させてChromeを使っています。できればWindows版Safariを復活させてほしいですね。

Eメールやカレンダーはグーグル依存なので、グーグルの純正アプリを使っています。プライバシーを考えるとアップルのサービスを使いたいところですが、やはりクラウドサービスの使い勝手では圧倒的にグーグルが上です。

アップルには、潤沢な資金やリソースを動画配信サービスなんかよりもクラウドサービスの充実に回してほしいのが勝手な願いです。ただし、iOS13で純正MailがRemindersとの連携に対応したため、Gmailアプリと並行して使うようになりました。

あとよく使うのが、純正のメモアプリです。EvernoteやOneNoteなど色々なメモアプリを試してきましたが、結局、使い勝手がシンプルで、起動が早い純正に戻りました。

記事やビジネスのアイデアなど思い付いたことは、即座に書き留めるようにしています。紙のメモ帳の書き心地や閲覧性は魅力的なのですが、常に持ち歩いているiPhoneのメリットにはかなわず、普段は持ち歩かなくなりました。

ペーパーレスに関連するところでは、もらった紙の資料や郵便物は、Scanner Proというスキャンアプリで、即座にデジタル化して捨てています。こちらはGoogle Driveと連携させています。

情報収集では、Safariに加えてアップルの純正Newsやツイッター、ニューヨークタイムズなどのアプリを使っています。長い文章を後でゆっくり読みたいときは、とりあえずPocketに送っておきます。

日本ではそこまで流行ってはいないようですが、アメリカではポッドキャストが人気を博しています。移動手段が車なのが大きな理由だと思います。僕も運転中は1.5倍速でいつも聞いています。

プロのジャーナリストでもびっくりするくらい上質な番組が無料で配信されているので、英語をある程度使える方はぜひ活用をおすすめします。純正Podcastアプリだと、Apple Watchに自動で最新エピソードをダウンロードしてくれるので、ジョギングにiPhoneを持っていかなくてすむのは助かっています。

ちょっと長くなってきたので、ここからは早送りで。SNSではFacebook、ツイッターをよく使います。読書はKindle。インタビュー取材で、Apple Watch対応になった純正の録音アプリ。電話は日本にあるか分かりませんが、Google Voice。他にホーム画面の一ページ目にあるのが、Google Photos、Google Maps、1Password、YouTubeなどです。

あと当たり前すぎて忘れかけていましたが、純正カメラアプリ。以前はプライベートでも仕事でも一眼レフを持ち歩いていましたが、重い上に取り込みが面倒くさいので一年ほど前にお蔵入りしました。iPhoneは思いがけない一瞬を残すには最高のカメラだと思います。iPhoneで撮った写真が、新聞の一面に載ったことも何度かあります。

これだけ話しておいてなんですが、最近はなるべくアプリ数を減らすように心がけています。新しい機能を求めすぎるよりも、使い慣れたアプリをとことん使いこなすことが何よりの効率化だと気づいたからです。

2、ジャーナリストの方ですと大量に文章を残されたりしているイメージがあるのですが、iPhone側で何か本業に関わる文字入力などはされているのでしょうか?

執筆作業に限っても大半はiPhoneでやってるかもしれません。iPhoneを初めて買った時から、英語と日本語の高速文字入力は意識して練習してきました。

先ほども述べましたが、思い付いたアイデアは全て純正メモアプリに書き留めます。犯罪や自然災害など速報性の高い現場では、立ったままiPhoneでツイッターで情報を流し、Gmailで記事を書きあげてオフィスに送っていました。立ちながら短いインタビューをするときには、紙とペンでなくiPhoneでメモを取りながら聞くこともあります。

日本だともしかしたら嫌がられるかもしれませんが、個人的には高速でタイプするのに感心してくれることの方が多いです。運転中に音声入力で記事の概要を書き上げることもあります。

ほとんどの原稿執筆はGoogle Docsで行っています。資料を見ながら長い文章を書くときは、キーボード付iPadや自宅のデスクでなるべく作業をするようにしていますが、出先での加筆はやはりiPhoneです。

とにかく場所を選ばずに、隙間時間でも作業ができるのがiPhoneの魅力ですね。

それと、最近導入して感動しているのがTrintというアプリです。記者が時間を取られる嫌な作業がインタビューの書き起こしなのですが、Trintを通じて音声ファイルを送るとAIがかなり正確に短時間で書き起こしを行ってくれます。

ジャーナリストにとっては画期的な変化です。発売されたばかりのGoogle Pixel 4が同じような機能を本体に搭載して無料で使えるようなので、iPhoneにも来てくれないかと切に願うばかりです。

うぉず

うわぁ。。。
圧倒されてます。笑

すごい…ですね。やはりプロは違います。iPhoneだけで仕事をするCEOが増えているというのがニュースになったりもしますが、そういう人に始めてお会いしたのでワクワクします。

あとよく使うのが、純正のメモアプリです。EvernoteやOneNoteなど色々なメモアプリを試してきましたが、結局、使い勝手がシンプルで、起動が早い純正に戻りました。記事やビジネスのアイデアなど思い付いたことは、即座に書き留めるようにしています。紙のメモ帳の書き心地や閲覧性は魅力的なのですが、常に持ち歩いているiPhoneのメリットにはかなわず、普段は持ち歩かなくなりました。

とのことですが、さらに掘り下げて聞きたいことがあります。

iPhoneのメモアプリですと私の場合は、

・カテゴリー分け
・ピン留め

の2つくらいしか私は使いこなせていません。もちろん自分なりに分かりやすくカテゴリーを分けたりはしていますが・・・

さっと立ち上げてメモを高速で取る場合にはどうしているのでしょうか?新しく新規メモを立ち上げるのでしょうか?

何かこう、、、普段意識されているようなことがあればぜひ教えてください。

日本ではそこまで流行ってはいないようですが、アメリカではポッドキャストが人気を博しています。移動手段が車なのが大きな理由だと思います。僕も運転中は1.5倍速でいつも聞いています。プロのジャーナリストでもびっくりするくらい上質な番組が無料で配信されているので、英語をある程度使える方はぜひ活用をおすすめします。

ぜひ、オススメの番組があれば数件教えてください!私もたまに聞こうとするのですが、多すぎてどれにするかいつも迷っています。笑

読者さんにたまに聞かれても「たくさんありすぎて分かりません。」という回答しかできないんです(。´・ω・`。)ショボン

iPhoneは思いがけない一瞬を残すには最高のカメラだと思います。iPhoneで撮った写真が、新聞の一面に載ったことも何度かあります。

すごい。。。。
圧倒的ですね。。いや、、、尊敬します。かっこいいなぁ…

先ほども述べましたが、思い付いたアイデアは全て純正メモアプリに書き留めます。犯罪や自然災害など速報性の高い現場では、立ったままiPhoneでツイッターで情報を流し、Gmailで記事を書きあげてオフィスに送っていました。立ちながら短いインタビューをするときには、紙とペンでなくiPhoneでメモを取りながら聞くこともあります。日本だともしかしたら嫌がられるかもしれませんが、個人的には高速でタイプするのに感心してくれることの方が多いです。運転中に音声入力で記事の概要を書き上げることもあります。

入力がかなり速そうなのですが、普段の入力は「英語」「日本語」のどちらが多いのでしょうか?

また、日本語の入力の際はフリック入力でしょうか?音声入力は使われているのでしょうか?

(質問ラッシュすいません m(_ _)m)

それと、最近導入して感動しているのがTrintというアプリです。記者が時間を取られる嫌な作業がインタビューの書き起こしなのですが、Trintを通じて音声ファイルを送るとAIがかなり正確に短時間で書き起こしを行ってくれます。ジャーナリストにとっては画期的な変化です。

そんなアプリがあるのですか!?すごい。。私の知らないところでまた革命が起きていますね。

こういう新しい世界を知れるので私はこのプロフェッショナルのApple製品シリーズが大好きです!

51

iPhoneに集約すると、何を持っていくか、取り出すかをいちいち考える必要がなくなります。

ジャック・ドーシーのような経営者は、自分で長い文書を作成するとかエクセルで細かい作業をするという機会が少ないので、いっそうスマホだけで事足りるんだと思います。僕は資料を見ながら記事を書くので、画面の狭いiPhoneだけでは厳しい状況がどうしても出てきてしまいます。

純正メモアプリですが、僕もピン止めとフォルダーくらいしか使っていません。むしろ、自分に必要ない機能が目につく場所にないから純正に戻ってきたのだと思います。確か、うぉずさんが記事で紹介されていた使い方も取り入れたと思います。

エバーノートでは、ノートやタグ機能などでカテゴリー分けをしていましたが、そうした作業が面倒な上、機能が多くてUIがごちゃごちゃしているので、ほとんど使わなくなりました。今では取材資料の保管場所としてしか使っていません。

純正にせよエバーノートにせよ、必要なファイルは検索ですぐに見つかるような気がします。メモは見返しやすいことも大事なので、なるべくフォルダー数やファイル数を少なくするよう心がけています。

思い付いたアイデアを素早く書き留めるときは、メモ帳アイコンを3Dタッチするか、コントロールセンターから新規メモを開いています。Safariで書き留めておきたい箇所を選択してメモ帳に送る機能もよく使っています。ピン止めしているのは、健康・運動記録など、よく加筆したり見返すメモです。

ポッドキャストについてですが、僕の好みは社会科学系に偏っているので、参考になるかどうか。。。

毎日聞いているのは、アメリカや世界のトップニュースを番記者が解説してくれるニューヨークタイムズ紙の「The Daily」です。あとは経済学が好きなので、「Planet Money」と「Freakonomics(邦題『ヤバい経済学』の著者による番組)」をよく聞いています。

関税や利率といった固いトピックから、最も「平凡」なアメリカ人を探すなどの面白ネタまで幅広く取り上げてくれます。「Planet Money」を作っているNPRという公共ラジオ局は、英語でニュースを聞きたい方におすすめです。

ポッドキャストで最も熱いジャンルが「犯罪もの」です。その火付け役となったのが、「Serial」という番組です。実際にあった事件の真相に迫るという内容で、僕もどんどん先が知りたくなりハマってしまいました。ポッドキャストが動画配信サービスのようなエンタメメディアになりうることを示してくれたと思います。

あらゆるトピックで専門家やマニアがニッチな情報を配信しているので、きっと興味がある番組が見つかるはずです。まずは純正アプリで、自分の興味ある分野で上位にランクインしている番組を聞いてみるといいかもしれません。うぉずさんにもアップルトーク番組をぜひ配信していただきたいです。

iPhoneでの文字入力は、最近は日本語でも記事を書くようになったので、英語7、日本語3といったところでしょうか。

日本語はずっとフリック入力です。iPhone 6からiPhone 8 Plusに変えて、キーボードが大きくなったせいか、英語は打ちやすくなりましたが、逆にフリック入力はやりづらくなったように感じます。買い替え時のサイズ選びに影響しそうです。iOS13でようやく純正キーボードにスワイプ入力(キーボードをなぞってタイプする機能)が搭載されて、片手での英語入力が楽になったのは嬉しいです。

音声入力は運転中に限って使っています。普段だと滑らかにと意識しすぎてしまい、うまく話せないので。。。笑

うぉず

>> 思い付いたアイデアを素早く書き留めるときは、メモ帳アイコンを3Dタッチするか、コントロールセンターから新規メモを開いています。Safariで書き留めておきたい箇所を選択してメモ帳に送る機能もよく使っています。ピン止めしているのは、健康・運動記録など、よく加筆したり見返すメモです。

おぉぉ!!!やはりこういった細かいテクニックは使われているのですね。些細なことではありますが、参考になる方は多いと思います。日々のメモの取り方って本当に重要ですからね。

ポッドキャストで最も熱いジャンルが「犯罪もの」です。その火付け役となったのが、「Serial」という番組です。実際にあった事件の真相に迫るという内容で、僕もどんどん先が知りたくなりハマってしまいました。ポッドキャストが動画配信サービスのようなエンタメメディアになりうることを示してくれたと思います。

えー!
そんな背景があったのですね。私は知りませんでした。。絶対聞いてみます!!!聞いてよかったです・・・v( ̄∇ ̄)ニヤッ

というか、iPhoneの使い方が凄まじいですね。。私も色々とやっている方なのですが、まだまだだと痛感いたしました。

次にサブ機の、

・無印iPad(2018年版)
・Apple Watch Series 3

の詳しい使い方を教えていただけますでしょうか?

個人的には、キャッシュレスが進んでいる米国であればApple Watchを使ったApple Payライフを過ごされているのかなぁと推測しているのですが、キャッシュレス社会についても教えていただければ幸いです。

最近は読者さんから「PayPayとApple Watchの組み合わせが最高です。」というメッセージをいただくことが多いので日本も少しずつキャッシュレス化が浸透し始めていると感じています。

51

いつも持ち歩いているiPhoneとクラウド同期のおかげで、メモの管理はかなり楽になりました。新製品のレビューばかりがありふれる中、うぉずさんのブログにはメモアプリなどの使いこなし例がふんだんに紹介されているので、とても参考になります。

スマホなどない2003年からMacにハマって本格的に使いだしたのですが、当時は12インチのPowerBookを常に持ち歩いていました。まだMacを使っている人はアメリカでも珍しく、そこらじゅうで「クールなPC!」と声をかけられました。出先でWifiにつないでEメールのチェックやiChat AV(ビデオチャット)なんかを誇らしげにやっていました。

それが、iPhoneを使い始めて自然とMacの使用頻度が減っていきました。iPhoneですべてをこなそうと意気込んだというよりは、手軽な方に流れて行きついた結果です。

サブ機の無印iPadですが、主に外出時の執筆作業に使っています。

Surface Proを持ち歩いていたのですが、バッテリー持ちの悪さやかさばる電源ケーブルに加えて、テザリングや純正メモ帳アプリなどでiPhoneとの細かい連携に不満がたまりました。

試しにiPadがラップトップのように使えるキーボードケースを買ってみたところ、自分の用途にはぴったりでした。重くはなるものの、サイズは普通のラップトップよりも小さい。画面部分が回転するので、読書や動画視聴にも使える。

車や飛行機で前座席のポケットにキーボード部分を差し込んでハンズフリーで動画を見せられるのも、小さな子供がいる身としては思わぬ効用でした。iPadやiPhoneが無い時代の親は、いったいどうやって子連れで外出していたんだと思うくらい助かっています。

商品URL


追記(インタビュー中に変化を報告していただいたので、こちらへ挿入しましたbyうぉず)


うぉずさん、お忙しいところ失礼いたします。実は最近iPadの使い方でちょっとした変化がありました。

お伝えしたように、iPadをキーボードケースに入れていたですが、特に読書や情報収集で手に持って使うには重さが気になっていました。

そこで数日ほど前、思い切ってケースを外してみたら、iPadの魅力とも言える「軽さの正義」を再認識させられました。

キーボードを持ち歩くのは嫌なので、ソフトウェアキーボードを試してみたところ、意外にもタッチタイピングができることがわかりました。特に英語入力はスペルを勝手に直してくれるAuto Correct機能のおかげか、実際のキーボードとさほど変わらない速度で打てているような気がします。長時間のタイピングも何とかいけそうです。理由は分かりませんが、初代iPadで試してみた時の感じと違うので、ちょっとびっくりしています。

というわけで外出時の執筆は裸のiPadで行うことにしました。ちなみにこの文章もiPadのソフトウェアキーボードで打っています。


追記終わり


iPadでよく使うアプリは、Safari、純正メモアプリ、Gmail、Google Photosと、iPhone環境とあまり変わりません。SafariがPC版ウェブサイトに対応したのは、かなり嬉しいです。原稿書きで使うGoogle Docsのアプリは使い勝手が悪かったので、削除してウェブ版を使い始めました。

ゆっくり調べ物や読書をするときもiPadを使います。今は紙の本は買わず、ほとんどKindleです。ハイライトした箇所を、アマゾンのサイトでコピペできる機能は本当に便利です。日本語の本が必要な時は、楽天koboで買っています。元新聞記者ですが、ニュースもすべてデジタルで読んでいます。iPadのスプリットビューのおかげで、メモを取りながらの情報収集が快適になりました。

Apple Pencilも買ったのですが、ほとんど使っていません。手書きでメモを取るのは立っての取材くらいなのですが、それにはiPadは重すぎます。記事のアイディアやアウトラインを手で書くこともありますが、iPadでは感覚が少し違うのでリーガルパッドを使っています。

ただし、外出時に子供が絵をかいたり、塗り絵をしたりするのには重宝しています。これから息子の情操教育で使う機会が増えるかもしれません。

ちなみに、自身はこれだけデジタル漬けになっていますが、息子には外出時以外は、iPhoneやiPadを使わせていません。本も子供用だけは紙のものを買っています。幼い頃は、手足を動かして実世界を探索してほしいという親心です。

それに関連して、Apple Watchは、子どもの前でiPhoneを見る回数を少しでも減らすことを目的に買いました。

おかげで、時間や通知を確認するたびにiPhoneを手に取る必要がなくなりました。取材先からの大事な電話がいつかかってくるか分からないので、それを取りそびれる心配もなくなりました。ただ、通知に追われるのは嫌なので、iPhoneもApple Watchも通知されるアプリは最小限にとどめています。

デスク作業が多いので、運動したり、立ったりしている時間を表示してくれるアクティビティ機能は有難いです。寝ている間もApple Watchをつけて、AutoSleepで睡眠を計測しています。目の前に数字を突きつけられると、健康的な生活を送ろうというモチベーションになります。

それと、子育てをしていると両手がふさがっている状況が多くなるので、思い付いたことはApple WatchのSiriでRemindersに追加しています。Apple Watchは育児をする親御さんにおすすめです。(全くガジェットに興味のない妻を説得できていない自分が言うのもなんですが。)

その他にも、細かい機能に何かと助けられています。

先ほども述べましたが、Apple Watchにポッドキャストの最新エピソードが自動でダウンロードされるので、ジョギングにiPhoneを持って行かずにすむようになりました。

僕が住む南カリフォルニアは、ほぼ毎日晴天なのですが、それでも気温や紫外線の強さ、日没時間をすぐに確認できるのは便利です。iPhoneが見当たらない時は、コントロールセンターから音を鳴らして見つけています。自分も入った集合写真を撮る時に、Apple Watchで構図を見ながらシャッターを切れるのには、周りの人も驚きます。

米国のキャッシュレス事情ですが、確かに現金を使わないですむという点では、日本よりも普及しているかもしれません。ただし、それはクレジットカードをほぼどこでも使えるからであって、モバイル決済においてはSuica、Edyなどが浸透している日本の方が進んでいるかもしれません。

サンフランシスコやニューヨークなど、よく日本で紹介される最先端の都会では、もう少し普及しているでしょうが、僕が住む郊外の街では、いまだにクレジットカードを取り出して支払う人がほとんどです。公共交通機関も、iPhoneだけでは完結できないことが多い。

僕自身は、もっと普及してほしいとの願いも込めて、可能な限りApple Payで払うようにしています。ただし、クレジットカードと手間はそこまで変わらないのは事実で、ガジェットオタク以外に普及しないのも理解はできます。

僕は普段は、財布型ケースに入れたiPhoneとカギだけを持ち歩いて生活しています。(実はうぉずさんと同じくバッグフェチなので、葛藤はありますが笑)ケースにはクレジットカード一枚と運転免許証、緊急時のための20ドル札が入っています。いつかiPhoneだけでよくなる日がくることを夢見ています。

うぉず

>> いつも持ち歩いているiPhoneとクラウド同期のおかげで、メモの管理はかなり楽になりました。新製品のレビューばかりがありふれる中、うぉずさんのブログにはメモアプリなどの使いこなし例がふんだんに紹介されているので、とても参考になります。

いえいえいえ!!恐縮ですm(_ _)m
でも、嬉しいです。ありがとうございます!!!

それが、iPhoneを使い始めて自然とMacの使用頻度が減っていきました。iPhoneですべてをこなそうと意気込んだというよりは、手軽な方に流れて行きついた結果です。

興味深いですね!どちらかというと古くからのMacユーザーさんとかだと「やっぱりMacじゃないと。。」という感じの方が多い印象があります。

私なんかはいまだに「バタフライキーボードは慣れない。」と言い続けてますし、変化を受け入れるのってなかなか時間がかかるんですよね。。。もうちょっと変化に素早く適応できるようになりたいなぁと思います。

また、お子さんがいる方がApple Watchを使いこなしているという例が当ブログにはたくさん届いていますので、ママさんパパさんにはApple Watchって非常に便利なのだなぁ、と改めて思いました。

ただ、私の女性の友人たちはガジェットアレルギーなので聞く耳を持ってくれませんが。。笑

米国のキャッシュレス事情ですが、確かに現金を使わないですむという点では、日本よりも普及しているかもしれません。ただし、それはクレジットカードをほぼどこでも使えるからであって、モバイル決済においてはSuica、Edyなどが浸透している日本の方が進んでいるかもしれません。

えぇぇ!!!
そうなのですね。。めちゃくちゃ勉強になります。言い方は悪いですが、大都市以外の地域の情報ってニュースでは報じられないですからね。。

すごく勉強になりました!キャッシュレスという点においては中国の方が進んでいるのかもしれませんね。

私もこの辺りリサーチしたくて中国の方に聞いたりはするのですが。。。「アメリカが焦ってるぜ!」「日本の時代は終わったぜ!」的な話をされるばかりで有意義な話ができずに残念に思っております。最近は特に米国へのあたりが強いですね。まぁ色々ありますので。。笑

さて、ここまでメイン機とサブ機の使い方についてかなる詳しく聞かせていただいたのですがここで多くの読者さんが気になっているであろう質問をさせていただきたいと思います。

「英語学習において何かオススメされる方法はありますか?」

アプリを使う、オンライン英会話を駆使する、紙の単語帳が至高!などなんでも良いのですが、英語学習に意欲がある方が当ブログには多いのでぜひお聞かせいただければ幸いです。

もちろん、Apple製品を使って効率的に学習する方法があればぜひ!!

また、お子さんもいらっしゃるということですので、バイリンガル教育について少しでいいので触れていただければ幸いです。

これは私の個人的な体験になるのですが、バイリンガル環境で育った方と話すと両方の言語を話せるというよりも両方の言語を”浅く”話せる、という方が多いと感じてしまい困惑することがあります。(もちろん、両方の言語を高度に扱える方もいます)

それこそ高校生までは母国で暮らしてたけど、そっからは海外へ。みたいな方は母国語も英語もなんだか、、、こう、、、違和感があるんです。

そのため、よく知り合いなどに「バイリンガル教育の弊害について、効果的な教育方法についての論文とかないですかね?」と聞くのですがいまだに明確なデータや研究結果を発見できていないのが現状です。

最近は多くの国がむやみやたらと二言語教育に力を入れていますが、本当にそれって正しいのかな?と思ったりすることもあります。

決してバイリンガル教育を否定していませんし、むしろ英語力はマストだと思うのですが、自分の中で5年くらいずっとモヤモヤしています。笑

ジャーナリストさんの知識の広さと深さは他の業種の方と比べて圧倒的だと思いますので、そのあたりご存知であればぜひ。。この質問は完全に私の興味ですが。。笑笑 ただ、今までの経験上、こういう関係のなさそうな話がAppleに繋がったりもします。

51

>>興味深いですね!どちらかというと古くからのMacユーザーさんとかだと「やっぱりMacじゃないと。。」という感じの方が多い印象があります。
僕もパソコンに関しては、Windowsだとどうしてもしっくりきません。「やっぱりMacじゃないと。。」ダメですね。浮気して愛に気付きました苦笑

「キャッシュレス大国」アメリカでは、クレジットカードさえあれば、ど田舎への旅行でも現金が必要になることはほとんどありません。この国のモバイル決済が遅れているのは、クレジットカードが普及しすぎているからだとさえ言われています。多様なアメリカでは、中国のように次世代の技術が一気に広まることは起きづらく、都会や若者を中心に徐々に変わっていくと思います。

「英語学習において何かオススメされる方法はありますか?」
よく受ける質問なのですが、いつも回答に悩んでいます苦笑 大事なのは「方法」ではなく「モチベーション」だと考えているので。

それを前提におすすめするのが、英語を使わざるを得ない環境に身を置くことです。かといって、すぐに留学しろとか、海外で暮らせという訳ではありません。今の環境で可能な小さなステップでいい。例えば、在日留学生をサポートするボランティアや英語を使った観光案内のお手伝いをするとか。会社勤めだったら、外国人接待の話があったら迷わず手をあげるとか。チャンスはそこら中に転がっています。とにかく実際にやってみることが、ものごとの上達のコツだと思います。試合こそ最高の練習ですから。

また、好きなことを通じて英語を学ぶと意欲が増します。映画が好きならセリフを復唱・暗記したり、英語で映画情報を読んだり、オンラインコミュニティに参加してみたりするといいかもしれません。「フォーレスト・ガンプ」が好きで英語を勉強し始めて、日本にいながら帰国子女並みの発音と英語力を身につけた友人もいます。

アップルファンなら、英語のジョブズ本や海外のマニアサイトのほうが、興味のない「名作」や論文を読むよりずっと楽しいはずです。僕も大学時代はジョブズの真似をして英語のプレゼン練習をしていました。

アップルストアに行って、外国人の店員さんやファンぽい人に話しかけるのもいい。アップル愛はボーダーレスです。英語圏のアップルストアに行ったら、Today at Appleのクラスに参加するのをオススメします。最高の無料英語レッスンですから。

また、気に入った文章があったら、手書きでもタイプでもいいので書き写してみてください。英作文のリズムや表現が身につきます。アメリカの大学新聞で働き始めた時、恥ずかしながら日本語ですらほとんど新聞を読んだことがなかったので、プロの書いた記事を真似て、構成やよく使う表現を必死に覚えました。

最後に、僕も使っているテクニックですが、単語の意味を調べる時は、Googleのイメージ検索を使ってみてください。言葉で説明されてしっくりこない単語も、イメージで示されると一発で覚えられることがあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バイリンガル教育についてですが、公立学校で日本語と英語の両方で教育を行うというコンセプトには賛成です。

これからの時代、というより今でも英語を使えることはマストです。国内での受験や就職という目先の利益に限っても、英語ほど有利になるスキルはないと思います。でもそれ以上に、世界共通語ともいえる英語は、人間関係やビジネスなどあらゆる面で人生の可能性を広げてくれる。国という枠に縛られないで生きられる自由を与えてくれると実感しています。

しかし、残念ながら日本での効果的なバイリンガル教育の実現は困難です。

多くの日本人が英語を話せない理由は、普段の生活で英語に触れたり、必要にせまられたりする機会がないからです。特に子どもは、「英語で話したい」、「話せないとまずい」と感じるような体験をしたことがない。だから、どんなに早くから英語を必修教科にしようと、肝心の学ぶ側のモチベーションが低いので、大した効果は期待できません。バイリンガル教育を行う先生の質や数も十分ではない。

なので、日本でバイリンガルに子育てをするのは、かなり大変だと思います。それも僕ら夫婦がアメリカに住んでいる大きな理由の一つです。

バイリンガルにしようと、ただ英語のビデオを見せたり、教材を与えたりするだけでは効果はないと思います。僕自身、父親が幼い頃にやってくれたものの、まったく上達しなかったので笑 親が実践していないことは子供もやらない、というのが僕の信条です。

実際、息子には、工作や科学に興味をもってほしいと思っているのですが、夫婦そろって見本を示せていないので、やっぱりダメです。逆に、スポーツをやったり取材したりしている僕の姿を見てか、息子はスポーツばかりに興味があります。

だから、子供に英語を使えるようになってほしいのであれば、うまいとか下手に関係なく、親が英語を使っている姿を見せる必要があるのではないかと思います。

これは私の個人的な体験になるのですが、バイリンガル環境で育った方と話すと両方の言語を話せるというよりも両方の言語を”浅く”話せる、という方が多いと感じてしまい困惑することがあります。
確かに、バイリンガル教育や子育てをすると、どっちも中途半端になってしまう、という意見を聞いたこともあります。バイリンガル環境で育った子供が、どこまで各言語をマスターできるかは、能力や努力、性格など様々な要因によって決まると思います。

ただし、少なくとも二つの言語を学ぶことで、子どもが言語障害になったり混乱することはないというのが、米国小児科学会の見解です。バイリンガルの子どもが使える総単語数は、そうでない子供と変わらないそうです。

たとえ二つの言語をミックスした話し方でも、自分の言いたいことを表現できるのであれば、個性として素晴らしいことだと思います。

バイリンガルに育つメリットは、英語の価値だけに留まりません。バイリンガルは問題解決能力やマルチタスク力、認識の柔軟性が高いという研究もあります。僕の場合、日本語と英語で話している時で、少し人格が変わることに気付きました。

それで新しい自分を発見することができた。更に、移民の子どもにとっては、家族や自らのルーツである文化と深い関わりを保てる。僕がアメリカで育つ息子に日本語も使えるようになってほしいと願う一番の理由です。

バイリンガル環境で子育てをしている親として、思い入れのあるトピックなので、長くなってしまいました。申し訳ありません。少しでも参考なればと思います。

うぉず

>> アップルファンなら、英語のジョブズ本や海外のマニアサイトのほうが、興味のない「名作」や論文を読むよりずっと楽しいはずです。僕も大学時代はジョブズの真似をして英語のプレゼン練習をしていました。アップルストアに行って、外国人の店員さんやファンぽい人に話しかけるのもいい。アップル愛はボーダーレスです。英語圏のアップルストアに行ったら、Today at Appleのクラスに参加するのをオススメします。最高の無料英語レッスンですから。

私もずーっとApple関連のプレゼンばっかり聞いてました。笑 ただ、プレゼンの英語は綺麗なのでアメリカ人が普段使っている英語に遭遇した時に全く聞こえなくて驚いた記憶があります。(今も完璧に聞こえているわけではありませんが。笑)

そのため、志村さんがおっしゃるように生の英語に触れるために移住して”毎日英語を使わないと生きていけない”という環境に身を置くというのは非常に重要かなぁと思います。

iPadをソフトウェアキーボードで最近は打ち込んでいるとのことなのですが、その場合は、どこかに置いてひたすらタップしまくっているのでしょうか?その場合は何か傾斜をつけるようなものを置いていますか?

私は12.9インチiPad Proでソフトウェアキーボードをタップするときはスマートカバーをつけてやっています。

余談ですが、店舗などでiPadを使って何かを入力する時に高速でやりすぎるとドン引きされるので注意してください。自由の国では引かれないかもしれませんが…笑

51

>>私もずーっとApple関連のプレゼンばっかり聞いてました。笑 ただ、プレゼンの英語は綺麗なのでアメリカ人が普段使っている英語に遭遇した時に全く聞こえなくて驚いた記憶があります。(今も完璧に聞こえているわけではありませんが。笑)

慣れた状況やトピックだと問題なく頭にすーっと入ってくるのに、慣れていないと途端に分からなくなるってありますよね。映画やドラマなんかは日本人が慣れていない設定でカジュアルな口語表現が使われまくるので、実はかなり難しいと思います。

>>iPadをソフトウェアキーボードで最近は打ち込んでいるとのことなのですが、その場合は、どこかに置いてひたすらタップしまくっているのでしょうか?その場合は何か傾斜をつけるようなものを置いていますか?

裸だと言ってしまいましたが、入力や動画視聴時に傾斜をつけるため、iPad Air 2用に昔買ったスマートケース型のケースに入れて持ち歩いています。日本をアピールするために「富嶽三十六景」柄です。裸の感触が良すぎて、手に持って使う時はいちいち取り出していますが。

余談ですが、店舗などでiPadを使って何かを入力する時に高速でやりすぎるとドン引きされるので注意してください。自由の国では引かれないかもしれませんが…笑

>>そうなんですね!日本に滞在する時は注意します笑 こっちだともっと変な人もたくさんいるので、あまり注目を集めないのかもしれません。(自分が気づいていないだけかもしれませんが。。。)

うぉず

iPadケースに富嶽三十六景ですか!!

いいですね!私も次年度は桜の花びらをひらってそれでケースにしたいと思っています。今夏に外国人の友人から「お土産に桜の花びらが欲しい。」と心ときめくことを言われましたので。。笑

51

桜の花びらとは、かなり洒落ていますね!うぉずさんのブログに来られる方々のケースもぜひ見てみたいです。

これから「在米ジャーナリスト」を目指す人へオススメしたい製品は?

うぉず

さて、では次の質問です。

これから在米ジャーナリストになりたい、ジャーナリストになりたい、もしくは、もっと大きなくくりでアメリカで働いてみたい、というような方におすすめのApple製品はなんでしょうか?

スペックなども含めてぜひ教えてください!

51

>>これから在米ジャーナリストになりたい、ジャーナリストになりたい、もしくは、もっと大きなくくりでアメリカで働いてみたい、というような方におすすめのApple製品はなんでしょうか?スペックなども含めてぜひ教えてください!

スマホはリモートで働くことを余儀なくされるジャーナリストの必需品です。電話でのインタビューやブラウザーやSNSを使った情報収集から、写真撮影や現場からのライブ動画配信などまで、ほぼすべての作業を一台の小さな端末でこなせる時代になりました。そのため、大きなメディアに属さずに誰でも情報発信ができるようになった。iPhoneの登場がジャーナリズムを大きく変えたといえます。

だからこそ、常に持ち歩いているiPhoneを、自分の体の一部のように使いこなせるようになることが重要です。ストレスなく使い続けるためにも、できれば一番新しいiPhoneを購入することをお勧めします。

今であれば、iPhone 11が最強のコスパです。ただし、僕のようにiPhoneで大量に写真や動画を撮るのであれば、場の雰囲気を凝縮して表現できる望遠レンズまでついたiPhone 11 Proをお勧めします。

僕もiPhoneに金をかけるくらいならAirPods、Apple Watch、iPadなどに使えといううぉずさんのご意見に賛成です。ただし、ジャーナリストに限って言えば、iPhoneとMacにお金をかけた方がいい。

これからのジャーナリストは、文字だけでなくマルチメディアを駆使しての情報発信が求められるようになります。実際、僕も最近YouTubeチャンネルを始めました。動画編集をこなせるくらいの性能を持ったパソコンを買っておく方が後悔がないかもしれません。Surface Proに浮気してしまった実体験からのアドバイスです。

アップル製品は世界中で使われているので、保証や修理という点からも、海外に住みたい、働きたい人にとっては最適です。残念ながら、日本メーカーのパソコンやスマホは、アメリカではほとんど目にしなくなりました。

アメリカで働いてみたいというのであれば、気持ちを高める意味でも、MacOSやiOSの言語設定を英語にしておくといいかもしれません。あとMacのキーボードは英語配列を買っておきましょう。

これからYouTubeでアメリカでのキャリア形成などについて情報発信していくつもりなので、興味のある方はぜひチャンネル登録してください。もちろんiPhoneで撮影しています。

うぉず

>> ただし、ジャーナリストに限って言えば、iPhoneとMacにお金をかけた方がいい。これからのジャーナリストは、文字だけでなくマルチメディアを駆使しての情報発信が求められるようになります。実際、僕も最近YouTubeチャンネルを始めました。

おっしゃる通りです。

確かに何かしらの情報を世に発信していきたい人であればあるほど、他メディアでの展開が必須になってきますのである程度のスペックは必要になってきますよね。

ちなみにですが、ジャーナリストになる際におすすめの「ガジェット以外のモノ」というものはありますか?

当ブログ読者さんに限らずApple信者さんはモノにこだわる方が多いので参考までに聞かせていただければ幸いです。

よく問い合わせがあるのは「バックパック」「文房具」ですかね。この前はモンクレーの記事が爆発的なアクセスを集めました。笑

51

これだけデジタル化をしても、取材にノートとペンは必ず持っていきます。バッテリー切れがないのと、手書きが恋しくなる時があるからです。

モレスキンやロディアのメモ帳や、LAMYのペンを使っていたこともありますが、取材で大量の書き殴りメモをとるにはやはり値段が高すぎます。

ここ数年は、メモをとるのにはステノパッドとリーガルパッドを使っています。アメリカでは定番のオフィス商品で、見た目や質は大したことないですが、その分何も考えずに描き殴れるためか、使い勝手がいいです。

こっちの記者たちに愛用されているだけあります。ペンは先が1.0mm以上で、とにかく滑らかに書けて安いものを大量に買い込んでいます。実用性重視ですね。ノートとペンは脳の延長なので、とにかく思考を邪魔しないことを追い求めた結果です。

僕もバッグフェチなので、うぉずさんの使用レビューをいつも楽しみにしています。普段はiPhoneで事足りるので、バッグは持ち歩いていませんが、仕事や遠出の際は取材用バッグを車に積んでおくようにしています。妻に文句言われながらも色々と試した結果、今のところTimbuk2のリュックに落ち着いています。

余談ですが、アメリカは日本ほどモノにこだわる人の割合が多くないように感じます(逆にコスパにはシビアです)。こだわる人の間には、無印良品といった日本ブランドの愛用者も結構います。

YouTubeチャンネルは、先週始めたばかりですが、アメリカの最新ニュース、政治、経済、文化などについて、マニアックに解説していくつもりです。ジャーナリストの情報収集術やアメリカ人のキャリア観など、若い方やビジネスマンに役立つ情報も配信していこうと考えているので、ぜひチャンネル登録よろしくお願いします。

Youtubeチャンネル

うぉず

やはり紙のノートも大切なのですね。私もハンドライティング、特に紙に書くことは重要だと思っていますので、家ではガリガリと書いていたりします。

大きな用紙に書いたりできるのも紙のメリットですからね。ハンドライティングの方が脳が活性化されるというデータもありますし。

最後に。

うぉず

さて・・・

名残惜しいですが、次が最後の質問となります。

これから、ジャーナリストになってみたいという方々へ最後に一言いただけませんでしょうか?また、アメリカに漠然と興味がある方へ向けて何か一言いただけると幸いですm(_ _)m

とりあえず来てみなよ!的なものでもOKです。笑

51

IT革命によって、新聞や雑誌、テレビといった伝統的マスメディアのビジネスモデルが成り立たなくなっています。

僕も新聞社時代には数年間で5、6回という大量リストラを目の当たりにしてきました。未だにどのようなビジネスモデルで時間もお金もかかる良質なジャーナリズムを支えていくか答えは出ていません。

でも、独立した立場で情報を発信するジャーナリズムは、民主主義には不可欠です。好奇心があり真実や社会正義をとことん追求したい人には、たまらない仕事だと思います。

昔と違って、テレビ局や新聞社、出版社など大手メディアに情報発信の機会を与えてもらう必要はなくなりました。YouTubeやSNSなど、世界中の人に届くプラットフォームはいくらでもあるので、強い思いのあるトピックがあれば今すぐにでも情報発信を始めてみてください。

>>また、アメリカに漠然と興味がある方へ向けて何か一言いただけると幸いですm(_ _)m

アメリカを観察していると、日本の未来が見えてきます。この国で起きている変化の多くは、数ヶ月後、数年後、もしくは数十年後と時を経て日本にもやってくるからです。

なので、できれば英語を使って生の情報を仕入れたり、実際に訪れたりしてみてください。僕もアメリカへの留学などで、スケールの大きさや日本との様々な違いを目の当たりにし、日本の常識が絶対ではないことに気づき、自由に生きる自信を得ました。

とりあえず来てみるだけだと単なる観光で終わる可能性があるので、エンタメやITなど興味のある分野の実情を観察したり、体験できたりするような下準備をしておくといいと思います。何かお手伝いできることがあれば、気軽にツイッターやYouTubeなどで声をかけてください。

うぉず

最後の最後まで熱い言葉をいただきありがとうございました!!

ビジネス的なお話も、アメリカの文化に関しても濃い内容をたくさん聞かせていただいたので私が誰よりも楽しんでいました。笑

それでは、本当にありがとうございました!!

在米ジャーナリストさんのYoutubeチャンネル

アメリカについて非常に分かりやすく解説されているチャンネル。

トムのアメリカTV

個人的にこの動画が好き。というよりもっとこういう動画を早く観たかった。

私はアメリカ人にブチギレられたりしながらこういう根本にある思想を学んでいったけど、最初からこういう動画を観て体系的に知っておけばよかった。

いや、、、本当に…

あんまり私の感想を述べてもバイアスが入るだけになってしまう可能性があるので、ぜひ米国に興味がある方には観てみてほしい。

個人的にはアメリカ留学行く前に配る公式ビデオにしてもいいくらいだと思う。

Twitter:志村朋哉@アメリカ解説(@TomoyaShimura)さん / Twitter
プロフィール:プロフィールページ

後日談

いや、、、もう恐縮しっぱなし。

「アメリカ住み」「言葉・文字のプロ」「経験豊富」となんだか三冠王的な響きがあるのでちょっとびびりながらインタビュー開始。ただ、話し方も柔らかい方で最初から最後までいろんなことをたくさん学ばせていただいた。

途中、落ち着いている感じでインタビューをしていたが、内心は・・・

iPhoneをメイン機にしてアメリカでジャーナリストとか!!!
未来やん!!!!!
めっちゃかっこいいやん!!!!!!!

と少年心の赴くままに興奮してた。

うーん、、、やっぱりこのシリーズは私自身の勉強にもなる。どんな書籍を読むよりも貴重な体験ができる。これからもいろんな経歴の方にグイグイとインタビューしていきたいと思う。

最後まで優しく対応していただきありがとうございました!

2 COMMENTS

ジャイアン

もはやApple製品に関係なくプロフェッショナルシリーズは良記事ですね、Apple製品使っている人は一度で二度おいしいですが。笑

この方の記事を読んで改めて感じたのですが、
iPhone(スマートフォン)は
・欲しい情報にすぐにアクセスできる
・ボイスメモや思いついたアイデアをメモアプリに簡単に残せる
・音楽を聴ける
・アプリケーションをダウンロードすれば追加機能が出てくる
…といったことを1台で(ガラケーよりも)より高い次元で実現可能にして人々の生活を大きく変えたツールなんだなと。
iPhone出た当初は日本ではスマホは流行らないなんて言われてましたが、今やスマホを持っていないと不便な時代になりましたからね。すっかりそんな恩恵を受けていることを意識しなくなりました。それが当たり前のように思えてしまって。
改めてジョブズに感謝です。

P.S
ずっとガラケーを貫いていた母もついにiPhoneを手にしました。
私もiPhoneユーザーなのでいろいろと助かっています。笑

返信する
管理人@うぉず

そうなんです。
もはや、相手の方の経歴と知識がすごいすぎてただただ私が圧倒されるシリーズになりました。笑

iPhoneの恩恵って本当に凄まじいですよね。
ジョブズ氏に本当に感謝です。
当たり前だと思っちゃダメですよね。

ふふふ。
お互い、母にはiPhoneの使い方を色々と教えていってあげましょうねv( ̄∇ ̄)ニヤッ

返信する

ジャイアン へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です