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うぉず
あなたは、街中でふと音楽を耳にしたとき、その曲が気になったことはないだろうか?
気になるけれど、あなたはその曲を知らない。その曲がいったい誰の曲でなんというタイトルなのかわからない。
そんなときにはiPhoneのアプリを開けば良い。「ふとしたフレーズ」から該当する曲を探してくれるアプリがiPhoneにはあるからだ。
「Shazam」と「Sound Hound」
今回は、Apple Storeでも大人気のこの2つのアプリについて使い方の違いを紹介しつつ、両者の違いもお伝えしていこう。(音痴の私が鼻歌テストした結果も紹介しているので参考にしてほしい)
「Shazam」と「Sound Hound」とはどんなアプリ?
どちらも曲のフレーズから該当する曲を探してくれる音楽検索アプリである。
ふと耳にしたサウンドにiPhoneをむけ、アプリを起動させることで「その曲がいったい誰のなんという曲なのか」知ることができる。それぞれの仕組みは以下のものだ。
Shazamの仕組みは?
Shazamには音楽に関する膨大なデータベースがある。
曲が流れている状況でShazamを起動すると、アプリが音を拾いデータベースへのアクセスを開始する。
そしてデータベースのなかの波形パターンと照らし合わせて、該当する曲をiPhoneに表示するというのがこのアプリの仕組みだ。
Sound Houndの仕組みは?
Sound HoundもShazam同様、独自のデータベースを所持している。
そのためSound Houndを起動して、認識させたい音楽にむけると、アプリが音を拾いインターネットを経由してSound Houndのサーバと照合するという流れをとる。
そして該当する曲を見つけ、あなたのiPhoneにその曲のタイトルや歌詞を表示するという仕組みだ。
こうして見比べるとどちらも同じ仕組みだということがわかる。
しかし、この2つのアプリには決定的な違いが3つある。それが以下のものだ。
ShazamとSound Houndの3つの違いとは?
違い1、鼻歌を認識可能?
ふと頭のなかで思いだしたフレーズを音源ではなく、自分の鼻歌で「ふんふんふ~ん」と奏でたときに、該当曲を探しだしてくれるのがSound Hound」である。
※鼻歌だけでなくハーモニカで吹いた曲も認識可能
一方、Shazamの場合は鼻歌からの検索はできないまずはここがもっとも大きな違いと言えるだろう。
違い2、圧倒的なユーザービリティ
2つ目の違いは「アプリの複雑さ」である。
これは単純に「機能の多さ」という言葉にも置き換えられる。
・Shazam→機能をしぼっている(単純)
・Sound Hound→様々な機能がついている(複雑)
簡単にいうと、このような違いがある。
ただし機能が多いから良いというわけではない。こういった検索系のアプリの場合、シンプルであればあるほど手軽に利用できるという大きなメリットがある。
※Shazamの画面(中央のボタンを押すだけで認識開始)
しかし一方で、Sound Houndにはミュージックプレイヤーの機能などもついているため、検索から曲を見つけて購入し、それをそのままこのアプリで聴くという方法ができるのでオールインワンのアプリとして重宝する。
※Sound Houndの画面(こちらも中央のボタンを押すだけで認識開始)
どちらが使いやすいかは、個人の使い方しだいであるが、私はShazamの方がミニマルな感じがして好きだ。
違い3、有料版へ移行時の価格
どちらも無料版では月5曲まで検索できる。
しかし、有料版にすることでその検索回数を無制限にすることが可能である。
その際の料金がそれぞれ違う。
Shazamの有料版(Shazam Encore) 360円
Sound Houndの有料版(Sound Hound ∞) 840円
となっている。この差がかなり大きいと言えるだろう。
少々、高額のアプリではあるが月額使用料ではなく1度購入すれば使い続けられるアプリなので使用頻度の高い方は有料版を購入しても良いだろう。
ただ、個人的には1ヶ月に5曲で十分だと思っているのでとりあえず無料版でいいから使ってみることをオススメする。
それぞれのアプリの使い方は?
Shazamの使い方は?
・App Storeの検索画面で「Shazam」を入力
↓
・アプリをダウンロード
↓
・音源が流れている場所でアプリを開く
↓
・中央の「Shazamのロゴマーク(水色のもの)」をタップ
↓
・検索結果の表示
↓
・表示された画像をタップ
↓
・音楽が流れるので自分の耳で確かめる
※歌詞のない曲(クラシックの名盤)もぴたりと当てられる
これだけで、今、まさに流れている曲のタイトルがわかる。
Sound Houndの使い方
・App Storeの検索欄に「Sound Hound」と入力
↓
・アプリをダウンロード
↓
・音楽が流れている場所でアプリを開く
中央の「Sound Houndのロゴマーク(オレンジ色のもの)」をタップ(またはアプリを開いて鼻歌を聴かせる)
↓
・中央にある三角形のプレイボタンをタップ
↓
・ソースを選択する
↓
・音楽が流れるので自分の耳で確かめる
※こちらもやはりクラシックの名盤を探すことができた
SoundHoundの方が、Shazamよりも少々使い方が複雑であるが、これだけで曲を探すことができる。ただし、SoundHoundは一画面にさまざまなボタンがならんでいるため少々複雑だ。
「三角形のボタン」をクリックしてYoutubeを選択すると、アプリ内のミュージックプレイヤーが起動して該当曲が流れ始めた。
使い方が表示されるので複雑といっても、それほど難しくはない
ShazamとSound Houndどちらがオススメ?
個人的な見解であるが、シンプルなぶん使いやすさは断然、Shazamに軍配があがる。
しかし、Sound Houndは鼻歌が認識できるという部分がかなり大きいメリットに感じる。
このあたりは完全にユーザーの使い方によって好みが分かれ、オススメが変わってくる部分である。
また同一条件で検索をしたみた結果、通常の街なかやカフェ(雑音がある程度混じる環境)で利用した場合の精度はどちらも変わらない。そのため、基本的にはどちらでも使いやすい方を使えば良い。
総合評価・他アプリとの比較
両アプリの評価は三ツ星評価中、三ツ星評価とした。無料でここまでの機能を提供してくれているのは本当にありがたい。
手軽に利用できる音楽検索アプリ「Shazam」と「Sound Hound」の性能に差は感じられなかった。そのため、この2つのアプリはそれぞれの使い方によってオススメが変わってくる。
・複雑な機能はいらない人→Shazam
・オールインワンで使いたい→Sound Hound
・鼻歌認識機能がほしい→Sound Hound
・鼻歌では検索しない→Shazam
これが最終的な私の結論だ。
まずは両方の無料版をダウンロードして使用し、より自分の使い方に合ったものを選ぶことをオススメする。
いつか役立つ時が必ず来るのでホーム画面の2画面目でいいので一応設置させておこう。