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Studio Displayを使い始めて3週間が経過したのでレビューしてみた。私は満足しているけど、これから買う人に対しては全くおすすめしない。正直言ってこれは高すぎる・・・[@appleshinja_com]

Apple製品を購入検討中のあなたへ

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まず結論

Studio Displayを3週間使ってみて思ったことをこの記事ではお伝えしていきたいのだが、まずは結論から。

買わなくていい。
というか買っちゃダメ。
ただのApple信者用のディスプレイ。
今、20万円以上出すほどの価値はない。

これが結論。
私自身は気に入っているが、正直言うと今の段階では20万円の価値はないし、人におすすめできるものではないと思っている。

その理由を以下、メリットとデメリットについて触れながらお伝えしていこう。

メリット

まずはメリットから。

1、Apple純正のデザイン

他のどんなディスプレイにも実現はできないであろうすっきりとしたデザイン。これによりMac miniなどのデスクトップPCやMacBook AirなどのノートPCと完全に融合するようなデザインの親和性を机上に手にすることができるようになった。

正面のリンゴがなくなったことに悲しみをやや覚えるが・・・Mac Studioのような少し高さのあるデスクトップPCを設置するためには、リンゴ部分の顎と呼ばれていた部分を削る必要があったのだろう。

ただし、スペースグレイ色がないことと、高さ変更できるスタンドが高価すぎることは残念。

2、将来性

Studio Displayの将来性は抜群。

  • iOS搭載
  • ストレージ64GB搭載
  • A13 Bionicチップ

ということを踏まえて考えると今後のアップデートで大化けする可能性は十分にある。ソフトウェアの開発に強いAppleだからこそ、ハードウェアをソフトウェアのアップデートで全く別のモノにしてくれることだって可能だろう。

楽しみすぎる。
Appleの初物を手にするとこういう”将来性”というワクワク感を手にすることができる。

3、音質

私はディスプレイでここまで音質が良いものを使ったことがなかったので感動した。
外付けのスピーカーなどではなくディスプレイ単体の音とは思えないほどの空間の広がり方だ。

低音はそこそこ鳴る。高音は気持ちよく部屋を包んでくれる。HomePodと比べるとやや低音が大人しめだが、スピーカーの数や位置のおかげでStudio Display1台で部屋を包むような音を奏でてくれる。

あと、忘れてはいけないのは空間オーディオの素晴らしさ。

部屋が音楽で包まれるなんとも言えない快感に浸ることができる。
まだまだ対応している音源は少ないのだが、今後の可能性を考えると対応音源の数が増えるとStudio Displayの評価も一変しそうだ。

ディスプレイにこれほどまでのスピーカーを搭載してきたのは、Appleからの「空間オーディオに力をどんどん入れていきますよ。」というメッセージなのだろう。

4、ナノテクスチャーの衝撃

ノングレアディスプレイが好きな人はナノテクスチャーのStudio Displayを買いなさい。
と声を大にして叫びたい。

マジで凄まじく凄みがスゴい。
チョベリグを超えたチョベベグとでも言っておこう。

私はWindows時代からノングレア大好きで、iPad mini 6にもノングレアのフィルムを貼っているくらいグレアよりノングレア派なのだが私の人生史上最高のノングレアのディスプレイが今、目の前にある。

異常に反射しないのにも関わらず、Macらしい色味がきちんと出ているあたりお見事としか言いようがない。

Appleが以下のように公式で明言している通り、光が入り込むような位置にデスクがある場合には非常に魅力的なディスプレイだと思う。

Nano-textureガラスは、強い日差しのような明るい光源がある作業空間におすすめです。標準的なマット仕上げのディスプレイには、表面に光を散乱させるコーティングが加えられていますが、こうしたコーティングはコントラストを下げ、不要なかすみや輝きを引き起こします。ナノメートルレベルでガラスに彫り込まれたNano-textureは、光を散乱させて映り込みを最小限に抑えるので、反射を起こしやすい照明環境でも驚くほど美しい画質でコンテンツを映し出します。Nano-textureガラスを安全にクリーニングできるように、表面を傷つけない柔らかな素材で作られたポリッシングクロスが付属します。
https://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/apple-studio-displayより

窓や部屋の照明が入り込まないような部屋なんてほぼありえないと思うので、私としては積極的におすすめしたい。

一方の標準ガラスは、まぁ、いつも通りこれまで通りの27インチiMacにも搭載されてきた映りという印象。初めてMacを買う方はこんなに高いStudio Displayの標準ガラスディスプレイを買うのではなく、24インチiMacを買った方がいい気がしないでもない。

デメリット

次にデメリット。
デメリットが致命的すぎてStudio Displayはおすすめする気にはなれない。

1、入力端子が1つ

Studio DisplayはApple製品間のユニバーサルコントロールありきのディスプレイだと個人的には思っている。

入力端子が1つしかないので他の機器との相性が悪すぎる。
Apple信者用のディスプレイである点は否めない。

2、空間オーディオ対応音源が少ない

空間オーディオがすごいとは言っても現時点では対応音源は少ない。
まだまだ空間オーディオ目当てに対応機器を買うほどの状況にはなっていないと思う。

3、ディスプレイとしては高性能なだけのマイクとカメラ

Studio Displayのマイクとカメラはディスプレイ単体としてはそこそに仕上がっているのだが、そこは外部機器に頼った方がより良いものが手に入る。当然ではあるのだが餅は餅屋ということだ。

例えば以下の動画を見ていただければわかると思うのだが、私の部屋の環境ではStudio Displayのマイク性能は全くと言っていいほどによくはない。

狭くて反響しやすい部屋ではあまり効果を発揮できなさそうなので、日本の狭い部屋が多い現状を考えるとマイク性能自体には期待しない方がいいだろう。

4、Appleらしいデザインを楽しめない

正面から見てもリンゴがない。
ただ、スタンドが見えるだけ。

確かにシルバー系のMacBookやMac mini、Mac Studioとは相性がいいかもしれないが、それだけ。
Appleらしいフレンドリーなデザインではない。
24インチiMacの方がよっぽどAppleっぽくて個人的には好み。

5、ミニLEDではない

これはデメリットと言っていいのかわからないが、徐々にミニLED方式のディスプレイが増えてきている現状を考えるとStudio Displayの映り方には不満を持つ人が出てくると思う。

現状は、14インチMacBook Pro、16インチMacBook Pro、12.9インチiPad Proくらいしか対応機器はないが今後増えてきたりするとStudio Displayの価値は大きく落ちそうだ。

実際、私の元にも24インチiMacと12.9インチiPad Proの映り方を比較した写真を送ってきてくれたYoutube視聴者さんがいるのだが、明らかに黒の発色などが違うので並べた時に違和感を感じているようだった。

まぁ、ミニLED方式の大型ディスプレイが出たら60万円ははるかに超えてくるであろう次世代のPro Display XDRになるだろうから多くの人にとっては選択肢にすら入らないとは思うのだが…

6、価格が高すぎる。異常に。

価格が高すぎる。

一番安い標準ガラスのものでも、199,800円(税込)という超高額ディスプレイ。
お貴族のディスプレイでしかない。

選択肢が膨大にあるディスプレイの中からStudio Displayを選ぶべき理由は現状、ほぼ存在しない。

MacBook Airを買ったから・・・

という理由などで”純正の方がいいだろう”と盲目的に買うのはやめた方がいい。DELLのディスプレイでもいいものはたくさんあるし、LGのディスプレイを愛用している人も多いし、日本製のEIZOだって素晴らしい。

何もStudio Displayにこだわる必要はない。

そのお金があるのであれば、ディスプレイは10万円以内に抑えて、余った資金で他のApple製品を買った方がよっぽど幸せになれる。10万円も余ればiPad Proにだって手が届くし、AirPods ProやApple Watchも十分に買える。

Apple製品は組み合わせてこそなんぼ。
高すぎるディスプレイに投資できる人は買えばいいとは思うのだが、そうではない大部分の人は他のApple製品を手にした方が幸福度は上がると思う。

今後の将来性も込みで買うのはアリかもしれないが、現状のスペックと機能であれば20万円はあまりにも割高すぎると個人的には感じてしまう。

買うべき人

それでもなお、Studio Displayを買うべき人を捻り出してみたのだが、

  • 新しい技術を楽しみたい人
  • これからの進化をワクワクしながら楽しめる人
  • ナノテクスチャーのディスプレイを使いたい人

という人たちくらいだと思う。

本当にこれくらい。
やはりApple信者用のディスプレイである点は否めないと思う。

今後、Studio Displayが素晴らしいアップデートがされて「これは買いだ!」と思えるようなものになったら当ブログでしっかりと評価し直したいと思うのだが現時点では買う価値はほとんどない。

補足:初代Apple Watchと同じ印象

初代Apple Watchも、発売直後には

そんな高いもの何に使うの?

と言う意見が多かった。

私の友人も所有していたのだが、「何ができるの?」と聞いても「まぁメッセージが受け取れるよ。。」くらいしか言っていなかった。

私はSuica目当てでApple Watch Series 2を購入したが、その時ですら「うーむ。これはまだおすすめできないなぁ。」と思い、当ブログでもおすすめしなかったし、周囲の人にもおすすめしてこなかった。

ただし、

今後の進化を楽しみたいガジェオタにはおすすめ!

とは付け加えていた。Apple Watchなりの未来を示してくれたら楽しいのになぁと思っていたからだ。実際、現在ではApple Watchを使っている方も多いし、心電図機能では多くの人の命を救っているし、対応アプリもどんどん増えている。キャッシュレス化も進んで時計で決済ができる場面も増えた。

この進化を楽しめたのはガジェオタ冥利に尽きる。

Studio Displayも同じようにワクワクする未来を示してくれるかは分からないが、現時点ではApple Watch初期の頃のような印象を受ける。

いや、、、Apple Watch自体は唯一無二感があったが、Studio Displayは代替え品の良いディスプレイが他社からたくさん出ている。

というわけで、Apple Watch初期の頃がおすすめ度20%くらいだったとしたら、Studio Displayに関しては5%くらいだと思う。

それでもなお楽しみたい人向けの、やはり”信者用”のディスプレイだろう。

総評レビュー「信者用、貴族用のディスプレイ」

私は購入して気に入って使ってはいるが、冷静に考えれば考えるほどおすすめはできないなぁと思ってしまう。

結局はApple信者用、貴族用のディスプレイだと思う。

どうしても大画面のMacディスプレイが欲しいのであれば、24インチiMacを検討すると良いだろう。M1チップ搭載で必要十分すぎるスペックだし、あの色味、コスパの良さ。断然24インチiMacの方がおすすめできる。最近では整備済製品も出てきているようなので狙い目だろう。

もしくは、M1 MacBook AirとDELLのディスプレイを組み合わせたりすれば20万円以内で収めることだって十分に可能だ。何もStudio Displayだけにこだわる必要はない。

もちろん、Studio Displayが今後のアップデートで大化けする可能性はあるのでその際にはきちんと評価を改めたいと思う。人柱としてしっかりと使い込んでいきたいと思うので、今後レビューした場合はこの記事で書いた点との相違点についても楽しんでいただければ幸いだ。

最後に。
繰り返しにはなってしまうのだが、Apple製品は組み合わせてこそなんぼ。割高すぎるディスプレイを買うよりも、iPadやApple WatchやAirPodsなどの機器を複数手にした方がより幸福度も利便性も上がることは強調してお伝えさせていただきたい。