購入は待て!16インチMacBook Pro 3つの不安なところ

うぉず

16インチMacBook Proが発売されて盛り上がっている人も多いようだが、当記事では「ちょっと待ちなさいよ!」という声をあげさせていただきたい。素晴らしいアップデートだとは思うのだが、、、個人的には3つだけ不安なところがあると思っている。[@appleshinja_com]

16インチMacBook Pro 3つの不安なところ

この3つくらいは知っておくべきだと思う。

購入してから後悔しないためにも・・・

スペックの詳細な比較についてはこちら→違いはなに?16インチMacBook Proと15インチ版の比較表を作ってみた

1、冷却性能

Appleは「冷却性能を向上させた。」と謳っているが私はそもそもそれには限界があると思っている。

特に、Core i9, Radeon Proなんて化け物スペックを積んだ場合は、熱は必ず籠る。熱々の鉄板状態にはなる。その状態がマシになる程度だと考えた方がよっぽど精神衛生上は良い。

2018年のMacBook Proから特に薄さのせいで熱が篭る問題が発生するようになってしまった。

これは考えてみれば当然ではある。

自作PCを作った人であればわかると思うけど、大きな箱に入っているデスクトップPCですら、巨大なファンをつけても結局は熱々になる。水冷にしたり、ケースを大きくしてエアフローを考えたりして、ようやく冷却させることができる。

つまり、MacBook Proの薄さで冷やすということは不可能と考えた方がいい。これはMacに限ったことではないが…長時間のパフォーマンスの悪影響が”軽度”かどうかが重要。

今後、16インチMacBook Proのオーバーヒーティング問題に関するレビュー動画があがってくると思うのでその情報を待ってから購入した方がいいだろうと個人的には思う。

2、キーボード

今回からバタフライキーボードは撤廃されて、Magic Keyboardという名称になった。

その結果、厚みが増して、押しているという感覚が増したようだ。

バタフライキーボードについては失敗作だということを私は当ブログでも2年ほど言い続けてきたが、ようやくAppleもバタフライキーボードを改良するのではなく、バタフライキーボードではなく厚みのあるキーボードを搭載することを決めてくれたようだ。

ただし、このキーボードも初めて搭載されるモノなので、信頼性に足るものかどうかは分からない。使い始めてすぐに問題が出ないとも限らない。

例えば、キーボードがめり込んでしまって戻ってこない、など。

Appleの初物には問題が付き物というのはApple好きの間では通説なので、まずはキーボードに短期的な不具合が出ないかどうかをしっかりとみた方がいいだろう。

3、重さ

重さについては170gほど重くなってしまった。

たかが170gではあるが、されど170g。店頭で持ち上げるなどして重みを感じるかどうかは確認した方がいいだろう。

特に、今まで薄型、軽量のMacに慣れていた人に取って2キロの重さはかなりと感じるかもしれない。

自宅で仕事をするのが80%以上を占めるようであれば、16インチMacBook Proでいいとは思うのだが、それ以外の人たち、私のような人であれば、13インチMacBook Proで外ではガシガシと作業して、自宅ではiMacと言った使い方の方がパフォーマンスは間違いなく上がる。

余談ではあるが、私は15インチMacBook Proを長らく愛用していたが、その重さと取り回しのしづらさから、実験的位に13インチMacBook Pro(2016)へと買い換えた。

そして、その選択は今でも大正解だと思っている。いつでもどこでも使うということであれば、13インチのサイズが至高。

総評レビュー「厚みは必要だからこそ」

色々と細かい点がアップデートされた16インチMacBook Proではあるが、今回のアップデートは、

キーボードを厚くする

冷却性能を増すために本体を厚くする

結果として重たくなる

という考えではなく、

厚みがないとスペックを活かすこともできない、故障も多くなる

キーボードを厚くさせて、本体内部のエアフローも考え直した

と、”薄すぎるからこそ問題が発生してしまう”という状況を一変させるために今回のアップデートに至ったと私は思っている。つまり、形状としての完成系は2015年までのMacBook Proの方が洗練されていた可能性は高い。

私は2016年の薄くなり、スペースグレイの美しさが増したMacBook Proを我が子のように可愛がってはいるが、客観的に見ればこの薄さは、軽さ以外の全てを犠牲にするモノだったと考える他ない。

Appleのチャレンジ精神は素晴らしいし、今回のアップデートからも分かるように、無理だとわかれば潔く過去のモデルへと復古していってくれるので別に嫌いになったりはしない。ただ、あまりにも思い切ったアップデートの場合は注意が必要だなあぁと改めて感じた。

ただ、こうなってくると2020年の13インチMacBook Proも非常に楽しみだ。新しいキーボードのたたき心地がよかったら買いたくなってしまう…かも。

関連記事→違いはなに?16インチMacBook Proと15インチ版の比較表を作ってみた

18 COMMENTS

みやびの

そんな脅さないでくださいよーといいつつ
確かに目の前にないものの新しいこと、というのは不安です。自分ならどう考えるかというと。

1、冷却性能
 大丈夫、私が今使っているWindowsPCは
夏場だと20分YouTubeみたら熱で電源が飛びます。
これよりましなら万々歳です(最低)

3、重さ
たかが170g、されど170g。合計2kgになってしまいます。
でも大丈夫、私が今使っているWindows以下略は素で3kgあります。なんてことでしょう!
33%軽くなってます!(だめじゃん)

2、キーボード
たしかに一番の期待要因ですが同時に一番の不確定要因です。
でも大丈夫、クラムシェル用にapplekeyboard MB110J/B(マジックですらない有線の)を買ってます。
過去の実績からも信頼度は折り紙付きです!(なら15インチ買うなよというツッコミが聞こえてくる…)
OK、なんとかなりそうです!(サムズアップ)

まあ…熱暴走酷い・ハードディスク完全に沈黙・スリープするたびにWi-Fi切れる、同居の人に「お願いだから買い替えてくれ、いつか爆発しそう」とまでいわれるので…
本気で買い替えないといろいろまずいのです。

iMacも候補だったんですが、ちょっと手狭なのと、二泊以上の旅行くらいしかPCを持ち出さない(でも持ち出すことは持ち出す)のでまず16インチを買って、
その後お金を貯めた後大好きで大好きでたまらないiPadPro12.9の整備済を買おうかなと思っています。
12.9はいいですねえ…小さくなってあの板金みたいなフォルムがたまりません。
10.5はあるんですが、applepencilの使いやすさ・kindleで特に読む雑誌の見やすさ、テキストを打つ能力・複数アプリの同時展開などなど考えると12.9インチ大好き!

・・・・あれ? いま私何の話してたっけ・・・?

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管理人@うぉず

笑笑笑

最初から最後まで笑いました。笑

多分ですけど・・・
12.9インチiPad Proが欲しい、
というお話では・・・v( ̄∇ ̄)ニヤッ

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ルミナス

サイレントで16インチが発売されるとは正直思ってなかったので、この調子でiPad Proが発売されると思うともう待つしかない。というのが辛い。今持っているiPad Pro 10.5のストレージが全然足りなくて;;

本当は新しいモデルはある程度待ちたいところでしょうが、今までの15インチが買えなくなってしまっている現状、欲しい人は16インチに飛び込むしか・・・というか、2019年モデルが半年くらいしか販売しなかったっていうのが潔さというか何というか難しいところですね。

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管理人@うぉず

私もイベントがあると思っていたので驚きました。

2019年モデルの15インチMacBook Proは、、、
なんで販売したのか謎ですね(。´・ω・`。)ショボン

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ぐりさん。

MacBookPro16”出て来ましたねぇ。
パッと見物凄くお買い得なモデルに見えてしまうのですが、
最近はSSDの値段が安くなって、以前に比べると1つ上の容量が同じ価格で買える様になり、
また、以前はApple製品の為替レートが120円計算だった記憶があるのですが、
ここ暫くドル円の為替相場も120円どころか110円に届かない期間が長く続いているので、
為替や使用パーツを今時の仕様に合わせて再計算されたのかなと考えてみたりします。

冷却性能はMacのデザイン重視の薄型筐体ではそもそもしんどいものがあるなぁと、
ウチのi9積みiMacさんを見てて思う様になりました。(´・ω・`)
意外と余裕が無いのかファンが雄叫びを上げていることが多いです。(白目)
幸い筐体そのものまでアツアツという状況でも無いので現在は様子見中です。
今夏は使いたいアプリが揃ってなかったのもあり、稼働率も低かったのもありますが、
とは言え、無理に攻めた事をしなければ快適そのものな子だったりはしますよ。(=°ω°)b

自作機の様なデスクトップマシンはファンも大きいものを付けてゆっくり回すだけで、
動作音も小さくしたりする工夫ができたりもするのですが、
Apple製品は大きいiMacですら薄型筐体なので確保できるエアフローがかなり狭く、
ファンも小型になって風切り音が結構気になってしまっております。(||´Д`)
それから更に小型になるMacBookシリーズになれば状況が悪くなるのは明らかですね。orz
アルミボディがヒートシンクの代わりを果たす様に設計されていると考えても、
デスクトップには無いバッテリーという熱源も存在するので、
重量級の作業を静かにかつ快適に動作させたいのであれば、
やはりデスクトップの自作PCが最適解になってしまうと思った今日この頃です。_(;3」∠)_
その上でMacを運用するのであれば本当に必要な用途を見極めていかないと、
過不足があっても自作PCみたく後からカスタムができないので痛い目を見ます。(つД`)


ここからは先月のお話からのその後だったりするのですが、
ZBrushが先日2019.1.2から2020になり、Catallinaにも正式対応したのですが、
相変わらず数千万ポリゴンの塊のモンスターでも、ローポリゴンのシンプルなボールでも、
iMacさんの前に立ちはだかる者には全てに等しく、雄叫びと暴力的なパワーを振るいます。
…そんな所で相変わらずMac版ZBrushのCPUを無駄にぶん回す不具合は治らず。(つД`)
今回から不具合情報を収集するプログラムが追加されたので淡い期待を抱きつつ、
今は一手間増えるものの、作業に合わせて手動でCPUのスレッド数を制限して対応しています。

初めてZBrushの体験版を触った時に直感で「これなら行けるかも」と思いつつも、
覚える事も多くてかつ英語での情報収集も必要で、他に代替えアプリも無い代物ですが、
直感的に作れて使い勝手が変わらないアップデートも今の所20年間は無料だったとの事で、
このブレないスタンスになら自分の事を預けても良いかなと思えたので、
iMacとZBrushとの両方に振り回されつつもやって行こうかと思ってます。ヽ(´ー`)ノ
本当は色々調べる内にキャラを動かせる3DCGがやりたくなったりもしたのですが、
次々と出て来る新しい情報やアプリ、GPUで殴り合う世界にはなかなか付いていけそうに無く、
ふとアプリでやりたい事と使う事と集める事をごっちゃに考えている事に気が付くと、
物欲諸共消し飛ばされてしまって、やりたい事に対する迷子状態から抜け出せた感じです。
とは言え、将来動かす3DCGを扱うにもZBrushは外せなかったりもしますが。( ̄m ̄;)

そんな所でようやく手段を取捨選択してMacに合わせた活動方針が見えて来まして、
結果的には良くも悪くもできる事を狭めてしまった感じですが、
上位版のZBrushが思っていた以上に覚える事が増えたと同時に色々できそうなアプリなので、
幸いにもZBrushに後はAffinityPhoto辺りのMac得意技の画像編集アプリがあれば、
静止画3DCGに関してはやりたい事がなんでもできそうな道筋が見えてきたので、
必要な手段が分からず不安になる事がようやく減らせて来た感じです。(=°ω°)b

「ナンか作ったもの見せろよー」と言うのは覚える事が多過ぎて作る所まで辿り着けないので、
その内忘れた頃にでもって事でご容赦ください。_(;3」∠)_

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管理人@うぉず

>>自作機の様なデスクトップマシンはファンも大きいものを付けてゆっくり回すだけで、
動作音も小さくしたりする工夫ができたりもするのですが、
Apple製品は大きいiMacですら薄型筐体なので確保できるエアフローがかなり狭く、
ファンも小型になって風切り音が結構気になってしまっております。(||´Д`)

ぐりさんさーん!!!
おっしゃる通りです。

自作PCとかパソコン内部のパーツを簡単にでもいいのでイメージできる方は
MacBook Proのエアフローが何%良くなろうがそれはそよ風程度でないことは想像できるんです。

そうなってくると、
長時間の仕事にやっぱりMacBook Proは向かないとは思うんですよね。。
デスクトップPCをどかっと構えないと最新の技術を駆使した仕事は難しいかと。。汗

>>「ナンか作ったもの見せろよー」と言うのは覚える事が多過ぎて作る所まで辿り着けないので、
その内忘れた頃にでもって事でご容赦ください。_(;3」∠)_

えーーー!!!
そんなこと言わずに〜!!!!
見せてください!!!!笑

楽しみにしていますねv( ̄∇ ̄)ニヤッ

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11歳のApple信者

ついに待ち望んでいた時が来た。
これにより以前から狙っていた2015年モデルMacBook pro整備済製品の増加が見込める(ニヤリ)
ところがついに出てしまった。200000円の大台を切った破格のMacBook pro2019年モデル(15インチメモリは16GB、勿論すぐ売り切れました(悲))
大分のぞみ通りになった新型MacBook proですがりんごは光って欲しいなぁという要望には応えてくれませんでした(残念)。

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管理人@うぉず

ふふふ。
ぜひ!何か購入した場合には教えてくださいねv( ̄∇ ̄)ニヤッ

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nebulatto

ついに出ましたね、MacBook Pro 16インチ。スペック上がって価格が下がりかなりいいアプデなんですけど、Wi-Fi 6に対応してないのがすごく引っかかりました。これでは5年戦えない。。
13インチが14インチにアップして、ESCキーとTouch IDが分離して、Wi-Fi 6に対応したら買おうかなと思いました。わがままですね笑
製品のリフレッシュはパーツ調達などにも関連すると思うので、しょうがない気はしますね。。

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管理人@うぉず

確かに・・・

Wi-Fiについてしっかり調べて
また記事にまとめたいと思います。

この辺りAppleがどう考えているか気になります…

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みまちん

この16インチだけの話では無いですが、価格が下がったSSDだとしても問題は寿命が大体3〜5年とされる事ですね…
MAXのカスタマイズで70万かけて3年で死なれたら泣くかも(´;ω;`)w

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marusankshikaku

一時的なデータ置き場であっても8TB必要で、保存自体は更に大容量のHDDに定期的にバックアップを取り、そのHDDも5年に1回位のスパンで新しいのに交換する(古いものはデータサルベージできないようにして破棄する)余裕のある人がMAX仕様にするんだと思います。AppleCare+が3年なので、大体3年で買い替えることが前提なんじゃないかな。無利子ローンで買うとこれはもうサブスクリプション感覚ですね。

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管理人@うぉず

>>AppleCare+が3年なので、大体3年で買い替えることが前提なんじゃないかな。無利子ローンで買うとこれはもうサブスクリプション感覚ですね。

同意です。
ただ、3年に1回のメジャーアップデートがあるかと言われれば
そうではないので使い続ける人が多いという事実もありますが…

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marusankshikaku

下取りも安くなっちゃいます(私のMBPは整備済だからなのかApple下取りもう8万円台です涙)し、ヤフオクとかメルカリとかに出すのが面倒だし愛着も湧いてるので予備機としてそのまま使うというのはまあ確かに普通そうするかなと。ただ、3年もあれば不具合対応は終わってくれるだろうし、支払いは24回で終わらせるなら、実質サブスクリプションと考えると、25回目以降は1年保証付きでタダで使えますよということになるし、メジャーアップデートスパンが3年より長くなるにしても短くなるにしても、整備済にするか新品にするかで迷うことになるだけだと思うんですよね。貯めて一回払いで買っちゃった直後のメジャーアップデートは精神的にクるものがあります。

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管理人@うぉず

買い替えどきのアンケートとっても面白そうですよね。

みんな並行して使っている気がします。
メイン機としては無理だけどまだ動くから・・・的な。。

管理人@うぉず

セツナさんお久しぶりです!!!

恒例ですね。笑笑笑
色展開、、、もっとしても良さそうなんですけどね。。

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