管理人管理人

レビューのために製品を買うのではなく、読者さんのために買わずに製品をレビューをする、という当シリーズ。今回は新型MacBook Air(2018)のレビューをしていきたいと思う。どうしても力が入ってしまい7000文字を軽く超えるレビューとなってしまった。その分、レビューの分量については保証する。特にMacBook Proとの比較部分については熟読してほしい。[@appleshinja_com]

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新型MacBook Air(2018)のデメリット

まずは、毒舌レビューらしくデメリットからお伝えしていこう。

※製品を悪く言いたいわけでも、Appleを批判したいわけでも、購入者さんをバカにしたいわけでもなく、ただただ、新規で購入を検討している人のために書いていることを了承の上読み進めていただければ幸いだ。

1、CPUのスペックを全比較

まず一言。

新型MacBook AirのCPUは12インチMacBookと同じように非常にスペックを抑えられたものだと考えるべきだろう。

直近のMacBook(ノート型)のデフォルトのCPUスペックは以下の通り。

新型MacBook Air。(Core i5-8210Y)

Intel® Core™ i5-8210Y Processor (4M Cache, up to 3.60 GHz) Product Specifications

2017年の12インチMacBook。(Core m3-7Y32)

製品の仕様情報 – Intel® Core™ m3-7Y32 Processor (4M Cache, up to 3.00 GHz)

2017年の13インチMacBook Pro Touch Barなし。(Core i5-7360U)

製品の仕様情報 – Intel® Core™ i5-7360U Processor (4M Cache, up to 3.60 GHz)

2018年のMacBook Pro。(Core i5-8259U)

製品の仕様情報 – Intel® Core™ i5-8259U Processor (6M Cache, up to 3.80 GHz)

Apple公式の仕様ページは以下。

MacBook Air

MacBook Pro

12インチMacBook

これらを見ると分かるのは新型MacBook AirのCPUは中間的なスペックを備えているということだ。悪く言えば、中途半端とも言えるかもしれないが。

CPUの違いがワカリマセン。 

的な質問が定期的に届くので可能な限り専門用語を書かずに説明すると、

うぉず的CPU解説コーナー
12インチMacBook
→CPUはCore mシリーズと呼ばれる、スペックを抑えながらも発熱を抑えたもの。冷却ファンがないファンレス設計の12インチMacBookには最適。その代わりスペックは抑えられている。

13インチMacBook Air(2018)
→発熱を抑える性能が良い。12インチMacと似た数値。ファンがあるかどうかは中を公開するような海外メディアの速報待ちだが、発熱が抑えられていることは事実。その代わりスペックは抑えられている。

MacBook Proシリーズ
→スペックの高いMacBook Proでは発熱を抑える設計ではない。ファンがあるのでそれで冷やせばいいという考えのもと設計されている。その代わりスペックは抜群に高い。

簡単に説明するとこんな感じ。

スペックと発熱を抑えるかどうかは大きく関連しているという事になる。

発熱を抑えるということは消費電力を抑えてバッテリー持ちを良くするというメリットはあるが、「高スペックを要する動作をさせることはできない。」ということも意味する。

少し長くなってしまったが、カテゴリーとしては、

エントリーモデル
→12インチMacBook、13インチMacBook Air

プロモデル
→MacBook Pro

と考えた方が分かりやすい。少なくともCPUの概念だけで考えれば上記の図式が成り立つだろう。

つまり、13インチMacBook Air(2018)動画編集、画像編集などの重い作業を毎日継続的にできるとは思わない方がいいかもしれない。可能ではあるが、カクツキが気になったり、動作が遅かったりとストレスがかかることは間違いないだろう。

実際、12インチMacBookではそういった重い作業を行う場合にはやや厳しい動作になることが多いようだ。

※色々とCPUについて情報を教えて頂いた読者さん本当にありがとうございますm(_ _)m

2、軽くない

Appleや各種メディアは「軽くなった!」と騒いでいるが。

いやいやいや・・・

そんなに軽くはないよ。

旧型のジョブズ氏がプレゼンしたMacBook Airよりはやや軽いけど、Apple製品なら12インチMacBookというぶっちぎりで軽い名機があるので一番軽いわけではない。

重さを比較してみると・・・

・13インチMacBook Pro
→1.37キロ

・13インチMacBook Air(2018)
→1.25キロ

・12インチMacBook
→0.92キロ

これを見れば一目瞭然だろう。13インチMacBook Air(2018)はそんなに軽くない。

むしろ、ほぼMacBook Proと同じ重さだ。

3、薄くない

めっちゃ薄い!

みたいに多くのメディアがうたっているが、これも別に薄くなったわけではない。極端に薄い製品ではないし、そもそも現状のMacBook Proや12インチMacBookの薄さで十分すぎるほどに薄い。

比較してみると、

・13インチMacBook Pro
→1.49cm

・13インチMacBook Air(2018)
→0.41〜1.56cm (徐々に薄くなるフォルムのため)

・12インチ MacBook
→ 0.35〜1.31 cm

薄さに関して言えば、どれもこれも薄いし、一番薄いのは12インチMacBookであり、13インチMacBook Air(2018)だ。

ただ・・・薄さを押されすぎると、一時の無意味な薄型化競争があった液晶テレビを思い出す。

4、バタフライキーボード

新型MacBook Air(2018)はエントリーモデルとして売られていくだろうからこそ注意喚起しておきたい。

キーボードはかなり特殊なバタフライキーボードという構造のもの。

簡単に言うとめっちゃ薄い。

薄いしかっこいい。

だが、それゆえに指が跳ね返される力が弱いために長時間の長文タイピングには適していない。(と、私は思っている)

慣れの問題もあるが、どうしても慣れない人もいるので、とりあえず店頭でしっかりと打ち心地を確認してみてほしい。

バタフライキーボードで100万文字打ち込んだ僕の辛口レビュー

5、ポートがThunderbolt 3(USB-C)2つのみ

これも注意点。

新型MacBook Air(2018)には2つのThunderbolt 3(USB-C)ポートしかない。もし、USB端子などを使いたければ、拡張するためのケーブルを買う必要がある。

前作までのジョブズモデルMacBook AirはUSB端子などがあったため、その点は注意が必要。

ちなみに、ハブは安くても2000円はするためある程度の出費はかかる。私が購入した時は、USB-C対応のハブがまだあまりない時代だったのでめちゃくちゃ高かった。6,000円くらい。

6、価格が高すぎる

新型MacBook Air(2018)の最大のデメリットと言ってもいいであろうデメリットがこれ。価格が高すぎる。

・13インチMacBook Pro(2018)
→ 198,800 (税別)

・13インチMacBook Air(2018)
→ 156,800 (税別)

・12インチ MacBook
→ 142,800 (税別)

※ストレージは256GBで統一して比較

このスペックでこの価格はもはやエントリーモデルとは言わない。しかも、長期的な仕様に耐え得るスペックとも言い切れない。

コスパで言うとMacBook Proの方がいいかもしれない。(この点については後述)

7、全てが中途半端

新型MacBook Airの立ち位置は非常に微妙なものとなってしまった。

今のラインナップを考えると、

  • 軽さ→12インチ
  • 万能生→MacBook Pro
  • エントリーモデル?→新型MacBook Air

という感じだろうか?

スペックは12インチMacBookとそれほど変わりはない。一方で重さについては13インチMacBook Proと同じ。

CPUのスペックが中間地点だったのと同じように、新型MacBook Air(2018)の立ち位置はちょうど中間くらいの立ち位置となる。

もうちょっと価格を抑えてくれれば、最高のエントリーモデルになったのだが。。

12インチMacBookの13インチ版として発売したかったので、12インチMacBookよりも安く設定することはできなかったのかもしれない。

新型MacBook Air(2018)のメリット

次に、新型MacBook Air(2018)のメリットをお伝えしていこう。

1、美しすぎる

とにかく流線型の本体がたまらない。

美しすぎる。

マジでカッコいい。

ジョブズ氏が封筒から取り出した時のあのMacBook Airの形状をきちんと踏襲してくれているのは本当に嬉しかった。

2016年のMacBook Proが発売されたときにも度肝を抜かれたが、今回の新型MacBook Airもカッコよすぎる。

私は、2016年のスペースグレイのMacBook Proを美しさだけで購入したほどなので、見た目でビビッときたのであれば、もう買っちゃってもいいと思う。それくらい美しい。

Appleのデザイン力は健在。マジでかっこいいよなぁ。。

2、Apple製品の中では安い

Apple製品の中では安いので、とりあえずMacが欲しいというのであれば、手に入れる価値はあると思う。

Apple製品の最大の魅力はOSと機器間の連携機能だ。

それらを手にれるためにMacが欲しいというのであれば安い新型MacBook Air(2018)を購入するという検討の価値はある。ただし、Apple製品に中で安いだけであってめちゃくちゃ高いラップトップであることは言うまでもない。

ただ、個人的にはiPhone、iPad、Macの「3種の神器」を使うことがApple製品を最大限に楽しむことができる秘訣だと思っている、とりあえずMacが欲しい!!!というのであれば、買うのはあり。・・・かも。

組み合わせ方についてはこちら→【2018】最新のApple製品を全比較!組み合わせ完全ガイド※14,000文字超

3、軽い作業なら全く問題ない

これまでズタボロに書いてきたが普通にブラウジングして動画見て、レポート書いて、プレゼン資料書いて、くらいの使用であれば問題はない。

むしろそういった作業しかしない人にはMacBook Airは非常に良い買い物になるだろう。

ただ、私があなたに一つだけ伝えたい事は、「今、必要なスペック」と「1年後2年後に必要なスペック」は大きく変わってくるということだ。

Macは美しい。ゆえにずっとずっと触っていたくなる。その結果、あなたはどんどん新しいスキルを身に付けたくなる。

結果としてあなたの使うアプリやサービス、ツールは今、あなたが使っているものとは全く違う、ハイスペックを要するものになる可能性があるということだ。

実際、私は「今、自分に必要なスペック」だけを考慮してMacを購入して後悔した人をたくさん見てきた。

例えば、当ブログに多く寄せられる後悔の意見の1つとして多いのは、メモリを8GBではなく16 GB積んでおけばよかったと言う意見。

こういった事実からも、今、必要なかったとしても将来のことを考えればある程度のスペックは積んでおいた方が良いと言えるだろう。

Pro?Air?どっちを買うべき?

カオス。

今のAppleのラインナップを一言で言い表すならカオス。

Mac(ノート型)には現在、3種類のMacが存在しているが、それらを分類すると・・・

  • 重い作業をする→MacBook Pro
  • テキスト入力などの軽い作業が主→12インチMacBook
  • ???→MacBook Air

資金が許すのであればMacBook Proのメモリ16GBを買えば後からの後悔のない最高の買い物になるだろう。だが、資金的な問題で悩む人が多いのも事実。

それに、人によってはMacBook Pro(2018)を買うよりも、新型MacBook Air(2018)とiPad(2018)の組み合わせを買った方が幸せになれるかもしれない。だからこそ買い物は難しい・・・

ちなみに、私は新型MacBook Air(2018)が悪いとは言っていない。スペックが悪いとも言っていない。価格も中途半端だが、Apple製品の中ではまだ安い部類には入る。

私があなたに新型MacBook Air(2018)を自信を持ってお勧めできない最も大きな理由は、

新型MacBook Air(2018)の「今」のスペックが悪いからではなく、新型MacBook Air(2018)のスペックが「あなたの将来の好奇心」に追いついてこない可能性が非常に高いからだ。

重要なことなのでもう一度言おう。

新型MacBook Air(2018)のスペックはあなたの将来の好奇心に付いてこれない可能性が非常に高い。

あなたがMacを購入してから何に興味を持ち、何をしたくなるかは、誰にも分からない。もしかしたら今の作業を継続して行い続けるかもしれない。

でも、もしかしたら、動画編集や写真編集、音楽制作、プログラミング、Windowsを入れてmacOSと一緒に利用する、などなど。スペックの必要とされるようなことを行うようになるかもしれない。

だからこそ!

新型MacBook Air(2018)ではなくMacBook Proを購入しておいた方が、3年4年というスパンを見たときに後悔のない良い買い物になると私は思っている。

だからこそ!

私は最初の1台にMacBook Proを推奨してきたわけだ。

目安としては1、2年で買い換える予定があるなら、新型MacBook Air(2018)でもいいと思うが、3年4年5年と使う予定なら、間違いなくMacBook Proの方が良いだろう。

→Macのスペック比較ページ(Apple公式)

毒舌パート

レビュー記事に綺麗な写真を並べることも、スペックを並べることも、正直「どーでもいい。」と最近は思い始めている。そもそも、そんなものはAppleの公式サイトを見れば分かる。

私が当ブログで伝えたいのは、製品を選ぶ際は「論理的思考」だけではなく、「感情的思考」も踏まえて選ぶ必要がある、ということ。

ネット上に存在する記事のほぼ100%は論理的思考を主としてスペック面の話ばかりだろう。(この記事もそうだ)

だが・・・

4000件以上のコメントに返信してきたからこそ、私は断言できる。

スペックだけを見る「論理的思考」だけでは、あなたが完璧なまでに満足できる製品を買うことはできない。間違いなく。

あなたはあなたの完成を無視してはいけない。

あなたの感情やあなたの直感が欲しいと思っているものだからこそ毎日使いたくなるし、その結果、どんどんスキルが向上していくわけだ。

「CPUのベンチマークを比較する」
「カメラのピクセル数を比較する」
「グラフィックボードの性能を比較する」
「価格を比較する」

などは日本中のメディアが行なっているし私も当記事でひたすらお伝えしてきた。

しかし、論理的に選ぶのであれば、そもそもMacを選択する必要はない。

新型MacBook Air(2018)なんて、スペックだけで言えばWindows機の2倍以上の価格で売られているし、薄さも重さも中途半端なのだから、論理的に考えれば、どう考えても買う価値のない製品だ。

OSやAppleのサポートの良さを考慮すれば、コスパ的には同じくらいになるかもしれないが、その良さをまだ体感できていない人にとっての初期投資としてはMacはかなり高額であることに違いはない。ぶっちゃけ高すぎる。

だから、論理的に考えれば、「Macはただの高級なパソコン」と定義づけられるだろう。

でも・・・それでもやっぱりMacが欲しいという人は多い。今のあなたのように。

それは、見た目の美しさであったりとか、iPhoneやiPadとの連携機能を試してみたい、Appleというブランドが好き、ということなど様々な理由があるとは思うが、それらは全てあなたの感性や直感があなたに何かを伝えようとしているとも言い換えることができる。

新型MacBook Air(2018)で言えば、あの美しさを気に入った人は多いと思う。私も実機を見ずともAppleのイベントで公開した時に全身に電流が走るような圧倒的な「美」を感じた。

もし、あなたが新型MacBook Air(2018)を美しいとその直感を信じて新型MacBook Air(2018)を買えば良いと思う。

私や、ネット上にいる、Apple製品に多少詳しくなっただけのおっさんの意見なんて無視して、あなたはあなたの直感を信じて買えば良い。結局は長く楽しくワクワクした気分で使える気分が一番重要だ。

製品を大切に大切に使い続ければ、スペックや性能差なんて間違いなく超えていける。

総評レビュー「最後に決め手になるものは・・・」

結局はどっちを買ってもいい。

結論を出そうと頑張ってもがき続けたが、私には出せそうになかった。

論理的に言えば、長期的な目線で言えば、どう考えてもMacBook Proの方がいい。間違いなく。

ただ・・・

私は、ズタボロのパソコンから成り上がってきた人をたくさん知っている。

例えば、私の尊敬する、ウェブデザイナー兼、イラストレーターのアメリカ人の友人はメモリ4GBのWindows機でいろんなコンテストに応募して賞をとったりしていた。

もちろんウェブサイトも作成していたりするのだが、どんなアプリを使って作っているのか気になって画面を見ながら作り方を見せてもらったら、まさかの手打ち。ほぼ全てのコードを手打ちで入力していた。

「スペック低いから君みたいに高いMacでいいアプリは使えないんだよ。(笑)」

と笑いながら語る彼は美しかった。

昔はマッキントッシュを並べまくって偉そうにしていたらしいが、そんなお金は家族との旅行や、美味しい食べ物に回すべきだと気付いてからは、ガジェットにあまりお金を回さなくなったようだ。

スペックは自分のスキルと熱量で超えていけるというのが彼の持論のようだ。(たまにイライラしながら使ってはいたが)

本当に中古のズタボロのWindows機とズタボロの第三世代iPadで仕事をこなす彼は美しく見えた。ちなみにその話は2016年。つい最近の話だ。

記事の最初の方ではCPUのスペック差をあれほど語っていたのに、最後の最後には感性に頼るような結論に持っていくあたり申し訳なく思っているが、私が感性に頼らない人間であれば、ずっとずっとWindows機を自作し続けていただろう。

でも、初めてトラックパッドを触ったあの日から私はMacの虜になった。初めてMacを見たときは震えるほど感動した。もう、このPCをずっと使いたいと思った。

あなたもApple Storeに行き、3秒ほどMacコーナーを眺めて、「あ、これください。」と直感に頼って買うくらいでもいいと思う。その直感、その感性を信じて大切な製品を使い続ければ、スペックを超えたスキルが手に入るだろう。

ただ、Apple信者として、あなたに伝えられるのはMacに興味を持ったあなたの感性は正しいということだ。Macに毎日触っていられる幸せ・・・あぁたまらない。本当に本当に毎日が楽しくなる。(と、最後にあなたの購買意欲を煽っておく)

もし、あなたがMacを購入したのであれば、ぜひコメント欄で教えて頂ければ幸いだ。

一緒にAppleを楽しもう!!

→Mac比較ページ(Apple公式)

→Mac(ノート型)の選び方