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「Macのストレージ容量はどれくらいがいいですか?」という質問が割と届くので当記事では私が思うストレージ容量の選び方について改めてまとめさせていただきたい。個人的には・・・512GB以上がおすすめかなぁ…[@appleshinja_com]

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まずは、客観的なデータを見ていただこう。

Youtubeのアンケート結果。


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Twitter。

上記の結果を見ていただくとわかるとおり、約60%の人が512GB以上をおすすめしていることがわかる。TwitterでもYoutubeでも同じような比率になったのが面白い。

ぜひ、上記投稿のコメント欄なども見てみて欲しい。たくさんの方が有益な情報を交換してくれているので参考になると思う。

その中でも私が好きなコメントのやり取りがこちら。

最高すぎ。
二人とも大好き。

ここに全てが詰まっている。

  • 何に使うか分からないなら512GBの方が無難
  • でも、早く手に入れることも大切

と、この対比がうまくコメント欄のやり取りでされていて読んでいて嬉しくなった。おっしゃる通り。

とりあえず、256GBを買う。
無難な512GBを買う。

どちらもあり。

と、客観的なデータ・コメントを紹介したところで、次項では私が所有するiMacとMacBook Proのストレージ容量を見ながら私の考えをお伝えしていこう。

256GBでも問題はなく使えているが、「私にとっては512GB以上が最適解」という結論を出すに至るストレージ容量が少ないことに関する問題を全て共有させていただきたい。

検証:私のiMacのストレージ容量(256GB)はほぼパンパン

私の27インチiMacは今のところこんな感じ。256GBのほとんどが埋め尽くされており、空き容量は30GB前後。

ストレージの中身はこんな感じ。

ただし、Macの標準機能ではこれ以上に細分化したストレージ内部は確認できないので、DaisyDiskというアプリを使って詳細を見てみよう。(DaisyDiskについてはこれが答え。Mac”その他”問題を解決する3つの方法を参照)

内部はこのようになっている。

隠し領域については確認できないものもあり。

まだ隠されている(still hidden)の部分は確認できないのだが、公式ページを見てみると以下のように説明されている。

– Home folders of other users on the same Mac, if any
– System stuff, like Spotlight index, document versions, etc.
– File system overhead (2-3 GB is normal for the startup disk)
– Space missing due to file system errors

Hidden space | DaisyDisk – Analyze disk usage and free up disk space on Macより

つまり隠し領域は削除できない。

ではそれ以外の部分について削除はできないのだろうか?さらに下層のフォルダを見てみよう。

中をて見てみると非常に面白い。

  • 書類→ParallelsというWindowsを動かすアプリなので消去不可
  • ダウンロード→動画編集用の動画データ、ブログ用の画像データが主。外付けHDDに移せば消去可能
  • ライブラリ→キャッシュファイルが大部分。まれに50GBくらいまで肥大化することがある
  • デスクトップ→容量が圧迫されてくるとiCloudが非ダウンロード状態にしてくれるので消去は可能だが基本的の触らない
  • ピクチャー→iCloudが調整してくれるので触らなくて良い

という感じで私は分析し、どのファイルを削除するかを考えている。この中で重要なのは、

・ダウンロードフォルダのものをこまめに消す
・キャッシュファイルが肥大化したときにはdaisydiskで削除する

ということ。

特に、キャッシュファイルが肥大化すると、ストレージ残量が30MBとかになることが1〜2ヶ月に1回くらいは起こる。その際は削除しても良いファイルかどうかを確認して削除することが多い。

もしくは、ダウンロードフォルダを一気に整理整頓する。

これらの作業にストレスを感じないのであれば、ストレージ容量は256GBでもいいとは思う。ただし、これからMacを使い始める方々にこういうストレージ節約術を用いながら使い続けることを推奨したいかと言われれば微妙なところ。

それゆえ、私としてはストレージ容量512GBをおすすめしたいと思っている。

動画・画像データを扱う予定がないと思っている方もいるとは思うのだが、Macは素晴らしいがゆえにどんどんやりたいことが増える。その結果、動画・画像・音楽ファイルなどの容量が大きいデータを扱う機会が多くなる。

さらに、使うアプリが増えれば増えるほど、キャッシュが肥大化しやすくなる。どのアプリがキャッシュを使うかはネットで調べても出てこない。使ってみないと分からないことがある。

例えば、私が愛用しているUlyssesというテキストエディタアプリなのだが、iCloud同期が可能にも関わらず、iCloudでうまく容量調整ができないのか?50GBくらい使われていることがある。

「え、なんで?」

と思いつつも気づいた時にはファイルを削除してやりくりしている。

また、過去にはParallelsが何故か60GBくらい容量を使っており、macOSのアップデートがうまくいかないことがあった。Appleに相談してみたところ、テクニカルの方が画面を共有しながら私のMacを解析して「Parallelsが原因の可能性が高そう。」ということだったので、一度削除してから再ダウンロードしたところ改善した。

私としては、「iCloudの同期エラー」「何かしらの要因によるキャッシュの肥大化」の2つの不確定要素が原因だとは考えているが、そういうアプリごとの「え、なんで?」に対応できる人でないと256GBを買うのは厳しいかもしれない。

実際、私は対応できているが次にMacを買う時には最低でも512GB以上を買おうと思っている。容量不足に対応する時間がもったいない。それに、256GBのiMacを買って私は確信を得ることもできた。

それは、私にとっては512GB以上が最適解である、ということ。

なぜなら、私の13インチMacBook Pro (2016)は512GBなのだが、一度も「ヤバい!容量を調整しなくちゃ!」と焦ったことはない。たまーにダウンロードフォルダのデータをiCloudや外付けストレージに移せばいいだけ。

そう考えると、私が書いてきた「iCloudの同期エラー」「何かしらの要因によるキャッシュの肥大化」は問題が続くわけではなく、macOS側がそれに気づいた際には時間をかけて改善していくか、あるいはOSアップデートの際にまとめて改善されている可能性が高いとも言えそうだ。

容量に空きがあれば改善するまで待つことができるかもしれないが256GBモデルの場合は待っている間、作業ができない or 作業効率が低下する。

だからこそ、私の場合は512GB以上の方がいいかなと思っている。

補足:Apple製品は最低容量を避けるのが無難?

これは私が以前からお伝えしていることなのだが、Apple製品は「Mac」「iPad」「iPhone」に関しては最低ストレージ容量は”お試しモデル”という感じで売られているので最低容量を避けて中間容量を選択することをおすすめしている。

人によるといえばそれまでなのだが、

・最低容量→工夫すればいける
・中間容量→工夫しなくてもいけるので”快適”

というイメージで選択すると良いと思う。快適性にお金を払うかどうかは人により価値観が違うと思うのでそこは個々の判断に委ねられるところだろう。

今日のお告げ「128GBでも十分な人がいる」

さて、ここまで256GBではなく512GBを推してきた私ではあるが、最後に128GBでも十分な人がいることも付け加えさせていただきたい。

私は知り合いにMacBook Airの128GBをおすすめしたこともある。2019年まではMacBook Airに128GBモデルがあったのだが、その知り合いは「ほぼ間違いなく画像・動画編集はしない。仕事でテキストファイルを作成する必要があるだけ。でも、WindowsじゃなくてMacがいい。」

とのことだった。

そのため、「それなら128GBのMacBook Airで十分。」とおすすめした。1年半ほどが経つが容量不足には全く悩んでいない模様。むしろ、かなり愛着を持って使っているようだ。

”人による”、”作業による”が最適解ではあると思うのだが、私の経験が少しでもお役に立てばと思って当記事を書くに至った。どうかご参考いただければ幸いだ。