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先日、読者さんから「デメリットを伝えていただけると買い物の際に役立ちます!」というコメントをいただいた。というわけで、私が思うデメリットを各種の機器でお伝えしていこうと思う。まずは愛すべき12.9インチiPad Proから。[@appleshinja_com]

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購入する前に注意すべき5つのデメリット

本当は愛すべき部分もたくさんあるけど、愛を押さえ込んでデメリットのみをお伝えしていこう。

1、重さ

12.9インチiPad Proを3年間使ってみてわかったのは、

12.9インチiPad Proは重くはない。
でも、重い。

ということだった。

なんだか哲学的な、あるいは逆説的な匂いがぷんぷんするが、これは事実。12.9インチiPad Proは「とりあえずカバンに入れておこう。」と思えるほど軽くはない。

公式サイトで重さ(Wi-Fiモデル)をみてみると、

  • 第二世代→677g
  • 第三世代→631g

となっている。持ち運ぶには微妙な重さ。

ただし、それはタブレットの中では重いというだけの話。例えば、13インチMacBook Proは1.3キロあるのでそれに比べるとかなり軽量。持ち運びやすいとも言える。

では、冒頭でお伝えした、「12.9インチiPad Proは重くはない。でも、重い。」という言葉の真意は?

私は「必要性」が重要だと思う。いや、必需性が高いかどうか、と言ってもいいかもしれない。

例えば。
絵を描く人や、音楽関係で楽譜を表示させる必要がある人たちにとって12.9インチiPad Proは仕事道具であり、相棒。必要性が高いというレベルではなく必需品。財布もスマホも12.9インチiPad Proも同じくらい重要。

そういう人たちにとっては、「12.9インチiPad Proは重くはないかな〜。軽くはないけど。」という意見になりやすいと思う。私が実際にそう。12.9インチiPad Proで仕事するぞー!と持ち運ぶ時には重さがそれほど気にならない。

逆に、「とりあえず12.9インチiPad Proを入れておくか〜。」という場合だと重さを感じやすい気がする。そもそもそんな日は取り回しづらい12.9インチiPad Proを取り出すこともなく”ただ持ち運ぶ”ことになる場合も多い。

要は、「必然性があるなら重さは感じづらい。必然性がないなら重さが辛く感じる。」という感じ。

実際、私は12.9インチiPad Proも13インチMacBook Proも「うわ〜。重たいなぁ。」とそれほど思わない。必要なものを持ち運ぶモードに切り替わっているので、”持ち運ばないという選択肢”が存在しないのが理由なのかもしれない。

人間って不思議。

注意点としては、12.9インチiPad ProとMac(ノート型)を同時に持ち運ぶことはあまり考えない方がいい。私は13インチMacBook Proとの持ち運びを何度か頑張ろうとしたが、やっぱり重すぎて断念してしまった。

どちらか一方か、あるいは、iPad miniとMacBook Proを組み合わせて持ち歩く方がおすすめだ。

2、価格

12.9インチiPad Proはハイスペック、大画面ゆえにiPadの中で価格が最も高い。公式ホームページから比較してみると、

【12.9インチiPad Pro】
Wi-Fiモデル
64GB111,800円(税別)
256GB128,800円(税別)
512GB150,800円(税別)
1TB172,800円(税別)

【11インチiPad Pro】
Wi-Fiモデル
64GB89,800円(税別)
256GB106,800円(税別)
512GB128,800円(税別)
1TB150,800円(税別)

【iPad Air】
Wi-Fiモデル
64GB54,800円(税別)
256GB71,800円(税別)

【iPad】
Wi-Fiモデル
32GB34,800円(税別)
128GB44,800円(税別)

となっている。

iPad Proを11インチと12.9インチで比較してみても(64GBの場合)、価格差は22,000円となる。

22,000円以上の価格差を考慮して、それでもなお、12.9インチiPad Proを使いたい人にしか12.9インチiPad Proの真価は見出せないと思う。

はじめてのiPadにiPad Proはあり?なし?の記事でもお伝えしたが、目的もなしに12.9インチiPad Proを買うくらいであれば、無印iPadやiPad AirなどとAirPods Pro or Apple Watchなどの組み合わせの方が生活により馴染みやすく、かつ、日々の生活が幸せなものになると私は思っている。

価格差をただの価格差と考えるのではなく、「他の製品へ投資したら、自分へのリターンはより大きくならないだろうか?」と考えることが大切だ。

3、日本語変換の弱さ

これは以前から言われていたことなのだが、iPadは日本語変換が弱い。どれがどう弱いというのは言いづらいが、こう・・・違和感のある変換をされることが結構多い。慣れてくれば十分に対応はできるが、それでもストレスを感じることはある。

一方で、macOSの日本語変換はiPadOSよりも正確性は高い。さらに、ライブ変換という神機能のおかげで変換ボタンを押す必要なくサクサクと文字を入力していくことができる。

2年ぶりのレビュー。ライブ変換に改めて惚れ直したという話

私が12.9インチiPad Proではなく、13インチMacBook Proを持ち歩く大きな理由の1つはこのライブ変換機能だ。

慣れるとやめられない魅力があるので、まだ試したことがない人は、ぜひ店頭などで試してみてほしい。自動的に漢字に変換されていくのをみるのはなんだか快感ですらある。もちろん作業も圧倒的に効率化される。

4、移動時の使いづらさ

当たり前の話ではあるのだが、重要なことなのでお伝えさせていただきたい。

12.9インチiPad Proは膝の上に乗せることができない。

これは割と大きなデメリットになる。特に文字入力においては。例えば、場所的に机がない場合は12.9インチiPad ProではスマートキーボードやBluetoothキーボードによる文字入力ができない。(スマートキーボードを膝の上に乗せるのは結構不安定)

一方でMac(ノート型)であれば文字を入力することができる。

特にこのデメリットを感じやすいのは、私の場合であれば電車の中だ。私は郊外に住んでいるため移動の際は電車に乗る時間が長い。その時間にいろんな仕事を終わらすならMacBook Proがベスト。

また、電子書籍を読んだりする時にも12.9インチiPad Proは大きく、ちょっと取り出しを躊躇う場面がある。

言いたくはないが、iPadがもともと持っている取り回しのしやすさが、12.9インチiPad Proからはやや取り除かれている部分は否めないだろう。

5、仕事系のアプリの少なさ

仕事による。

と言えばそれまでなのだが、iPadには一部の業種(イラストレーター)などの職業を除いて仕事系のアプリが少ない。

あったとしてもmacOSに用意されているアプリをシンプルにしただけの多機能とは言えないようなアプリが多かったりする。

  • 動画編集
  • 画像編集
  • 3D系の作業
  • 仕事効率化
  • Windowsの使用(Parallels, BootCamp)

などなど。

様々な種類のアプリにおいて「結局はMacが必要だよね。」となる場合が多い。あるいは、「iPadでも可能だけどMacの方が作業が効率化される。」というケースも多い。

私の場合は後者。

特にファイル管理のアプリがiPadは弱く、普段の作業ならmacOSの方が”私の場合”は作業が効率化される、という結論に至った。

12.9インチiPad Proを購入する場合は使いたいアプリを明確にしておく必要があるだろう。

【私がMacで使っているアプリ】

神が作りし6つの神Macアプリを完全レビュー※Web関係の人必見

今日のお告げ「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ。」

いやぁ、ちょっと辛かった。大好きな機種を貶している気分になった。

デメリットを伝えるための記事なので、いいところを伝えたい気持ちを抑え込んで書き進めた。メリットを書きたいところを「ぐぬぬぬぬぬ。」と唸りながら書いた。

ただ、12.9インチiPad Proはクセが強い機種であることも事実。だからこそ私は最初の1台にはおすすめしていない。それは本当に思う。

12.9インチiPad Proの大きさ、重さを考慮してもやりたいことがある!

と明確な意思がある人にこそ12.9インチiPad Proはおすすめ。

ちなみに以下の記事ではメリットもたくさん書いている。当記事と合わせて読んでいただければ幸いだ。

【1万文字レビュー】12.9インチiPad Proを2年使ってわかった29のこと