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iPhone 12が発表された直後にも関わらず、すでに有名な人物たちがiPhone 13、iPhone 14の噂をし始めた。実はイベント直後のiPhone予想は当たったりするのが近年の傾向だが…では買い換えるべきはいつなのだろうか?[@appleshinja_com]

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2021年と2022年に大幅アップデートがくる?

まず、著名な人物が噂しているiPhone 13, iPhone 14の噂は以下の通り。

2021年→120Hz ProMotionディスプレイ、画面内液晶Touch ID搭載かも?
2022年→5Gの速度を最高に活かすミリ波に対応

2021年のiPhoneの噂についてのリーク元は最近の的中率はやや落ち気味だがいまだに影響力のあるジョンプロッサー氏。

彼によると、「120Hz ProMotionディスプレイは対応する。Touch IDは50%の確率。」とのこと。

2022年のiPhoneがミリ波に対応するかどうかについては、一般論として言われていることでもあるし、EUや日本がこれから基地局を増やしていくことでおそらく2022年ごろには対応するだろうと言われている。

これらを考慮すると、「5G (sub6)に対応しただけのiPhone 12ではなく、iPhone 13, iPhone 14を待った方がいいのでは?」と気になる人が多そう。

というか、ほとんどの人がそうなりそう。

というわけで私なりに「どの機種を買うべきか、待つべきか」などを以下まとめていきたいのだが、その前に上記の噂の信憑性を昨年の情報をもとに見てみよう。(上記の噂が全くのハズレだと記事の前提が覆ってしまうので)

2019年のiPhone 12に対する予想がほぼ当たっている

あれ?
そう言えば、2019年にiPhone 11が発表された直後はどうだったのかな?と思って調べてみたら面白い事実がわかった。というか、ほぼ当時の予想が当たっていた。

それがこちら。

最新モデルのiPhone 11シリーズが発売されたばかりですが、早くも2020年の次期モデルが「iPhone 4を思わせる新規設計」デザインになるとの予測が報じられています。アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏の研究ノートによれば、アップルは来年の主力iPhoneデザインを「大幅に」変更するとのこと。
2020年のiPhoneは「iPhone 4のようなデザイン」に?有名アナリストが予測 – Engadget 日本版

こんな情報も。

来年のiPhoneのコンセプト画像が公開〜iPhone SEを思わせるエッジデザイン – iPhone Mania

TwitterではほぼiPhone 12のデザインが2019年の9月地点で出回っていた。

そう考えると、2021年のiPhoneの予想は遠からず当たる可能性はあるとは思う。まぁ、リークが当たりすぎるのもいかがなものかとは思うが、ユーザー側からすれば買い替えどきが分かるというメリットはある。

※ちなみに的中率がめちゃくちゃ高いクオ氏という人物はiPhone 13, iPhone 14についてまだ明確に言及はしていない。

じゃあ、いつ買うべきなの?

さて、ここからが記事の本題ではあるのだが、「じゃあ、いつ買うべきなの?」という私なりの見解をお伝えさせていただきたいのだが・・・

  • iPhone 12→いい写真を早めに残し始めたい
  • iPhone 13→120Hz ProMotionディスプレイが使いたい
  • iPhone 14→ミリ波対応モデルが欲しい

という感じで考えるのが客観的に考えれば正解。

ただ、個人的にはぶっちゃけ「どれを買っても同じじゃない?それなら今使っているiPhoneのカメラ性能と比較して早めに買うのが良いのでは?」と思っている。こだわる人だけこだわればいいと思うが、120Hz ProMotionディスプレイやミリ波はガジェットが好きな人だけ盛り上がればいいし、普通の人にはあまり関係ない話。

まぁ、120Hz ProMotionディスプレイになれば画面スクロールが快適に感じられるし、ミリ波が登場すれば信じられないくらいのスピードでネットに接続できるというメリットはあるかもしれないが、それよりも大切なことは、

良いiPhoneを早めに買って、良い写真をたくさん残すこと

だと私は思っている。

思い出の価値は人それぞれだと思うが、私は、

思い出>>>>>120Hz ProMotionディスプレイ>ミリ波

の順で大切だと思う。

と、考えると2020年の今にiPhone 12を買うのは決して悪くない判断。カメラ性能も良いしこれから先3、4年は少なくとも使える。

ちなみにTouch IDが液晶ディスプレイに搭載されるかどうかについてはあまり待たない方が良いと思う。リーク元の人物自体「確率は50%」と言っているし、Appleも何も明言していない。

待つだけ待って発売されなかったでは、ただの時間的損失になるので不確定な情報だけで待つことを確定させるのは避けるべき。

補足:ガジェオタと一般人の温度差

ちなみに、今回のような話を私の知人に言うと、

「Touch ID便利やろけどそのために待ち続けて8万も出す気にはなれん。」
「5G?それで何ができるようになるん?動画のダウンロードなんか外でしやへんし。」

という感じの回答が返ってくる。

それよりもどちらかと言うと、

「ナイトモードがいい!」
「薄型で安いやつがいい!」

とiPhone 11, iPhone 12 miniあたりの評判が良い。

やっぱり”安くてカメラ性能そこそこ”というのが大衆には受けるのだなぁとしみじみと感じる。

今日のお告げ「エクセレントな時代がきた」

どのiPhoneを買うべきか迷う。
どのiPhoneを待つべきか迷う。

というのは本当に素晴らしいこと。迷える=どの機種も買う価値はある、とも言える。一方で、個人的には数年前までは新型iPhoneを待つ価値すらなかったと思っている。

特に、iPhone 5s〜iPhone 8くらいまでは本当に面白くなかった。ただ、カメラ機能が少しずつアップデートされていっただけだった。革新的な機能もデザインもほぼなし。しかも日本では2年縛りがあったためみんな2年毎に律儀に買い換えるというカオスな状況だった。

しかし、iPhone XRくらいからポップなカラーが出始めて、iPhone 11からナイトモードが出て面白くなってきた。デザイン面でも機能面でも何かしらの楽しみがある。

ここ数年のiPhoneアップデートは以前に比べると楽しい。

iPhone発表会はカメラの機能説明が相変わらず多いが、あの頃の「ハイハイ。またカメラの話ね。」という冷ややかな行き詰まり感はあまりなく、むしろ「こんな感じでアップデートして欲しい!」という要望すら出てくるようになった。(個人の意見です)

ただ、惜しむらくはジョブズ氏のような人物がいないということくらい。彼がいれば”デバイスと人を結びつける何か”を5Gに見出せていた可能性が高かった。

初代iPhoneの発表会を見れば分かる。
彼は電話・iPad・ネットの3つを1つのデバイスにしたと紹介していたが、観衆の興味は「おー!iPodに電話がついたぞー!」という感じでネットにはあまり興味が向いていなかった。

しかし、ジョブズ氏はウェブについて、

これから本当に凄いことになる。
全ての人が繋がる時代が来る。
我々のような人たちだけじゃなく、全ての人がウェブで繋がる。
顧客とユーザーが1対1で繋がる。
本当に凄いことになるぞ。

とiPhone発表の10年前に語っていた。(スティーブ・ジョブズ「ロストインタビュー」より)

その後、iPhoneでそれら全てが実現した。彼は、凄いデバイス(iPhone, iPad)や、ウェブの可能性をみていただけではなく、”ユーザーとデバイスを繋いで何ができるようになるか?”という先の先まで見越していたということになる。いや、本当に凄い。

一方で、5Gに関しては見切り発車な気がしないでもない。というか見切り発車感が半端ではない。無理してミリ波を待つことはないと思う。

まぁ、あまりジョブズジョブズ言いすぎるとアレなので、ここまでにしておきたいが…

2021年のiPhone 13、2022年のiPhone 14を待つかどうかは、「思い出の価値」をどう捉えるかで決めるべき、という私が周囲に伝えている選び方があなたのiPhone選びの一助になれば幸いだ。