違いはなに?MacBook Pro(2016 2017 2018モデル)を徹底比較してみた

うぉず

MacBook Proは2016年にデザインが一新されてさらに薄型化、そして美しくなった。では、2016年以降のMacBook Proとそれ以外の製品は一体なにが違うのだろうか?MacBook Proを購入検討中の方のために、5つの重要な比較ポイントを解説していこう。ちなみに私は2016年のMacBook Proを愛用中。[@appleshinja_com]

はじめに「絶対に注意すべき点」

MacBook Proに興味があるあなたには絶対に知っておいてほしいことがある。

それは、新型MacBook Pro(2018)は問題が報告されているということだ。

こちらの海外ニュースで報じられた通り、core i9を搭載した新型MacBook Pro(2018)はCPUの基本性能(ベースクロック)すら維持できない事が今、問題になっている。

Test suggests 2018 MacBook Pro can’t keep up with Intel Core i9 chip’s thermal demandsより引用

上記の動画は日本語字幕を出して見てると分かりやすいと思うので必ず目を通してみてほしい。

簡単にまとめると

  • core i9のベースクロック(基本性能)すら維持できない
  • 排熱に問題があることは明らか
  • 冷蔵庫に入れながら使えば性能を維持できる
  • Appleはこのモデルを販売するべきではなかった

という点が述べられている。

Core i9以外のモデルでは問題は報告されていないようだが、せっかくのハイスペックMacBook Proなのにこれは非常に残念。2018年版を検討する場合は必ず知っておいてほしい。

新旧MacBook Proの性能を比較

では、ここからは2016年、2017年、2018年のMacBook Proの新旧性能を比較していこう。

1、ベンチマークスコア

以下、ベンチマークスコアをまずは紹介していこう。(以下、MacBook Pro (13-inch Mid 2017) Benchmarks
– Geekbench Browser
より引用)

赤丸→15インチモデルの最高スペック
オレンジ丸→13インチモデルの最高スペック

シングルスコア。15インチに続いて13インチが続いているのが分かる。

マルチスコア。15インチモデルの圧勝。こう見ると2018年の13インチMacBook Proがいかに優れているかが分かる。

上記の数値を見て判断できる人はそれぞれに見合ったスペックを購入するといいだろう。

もし、こういった数値に強くない人は自分が行う作業、ひいては使うアプリがマルチコアを使うことにより作業効率化ができるか調べてみることをオススメする。

例えば、動画のエンコードなど。

私の場合は幅広く作業を行うのである程度のスペックは欲しいが、動画エンコードを毎日行ったりするわけではないので、そこまでベンチマークスコアが高いものは必要ないと分かっている。

そのため、私はCPUをカスタマイズすることはあまりない。私が使っている2016年版13インチMacBook Proのベンチマークスコアも一応ご紹介。

スペックはこちら。

スコアはこんな感じ。

これで私は十分。

iMovieで簡単な動画編集するのも、画像編集を行うのも、ローカル環境でガシガシとコーディングしても何も問題ない。

2、すべてのポートが高速通信可能に

これは、13インチMacBook Proに限った話なのだが、2016年版と2017年版のTouch Barありモデルは左右両側にポートが2つずつて搭載されていたが、右側は高速通信ができない仕様だった。

最大40Gbpsを活かすことができないもどかしさを感じていた人も多少なりともいただろう。

だが、2018年の13インチMacBook Proからは両側で最大40Gbpsの高速通信が可能になっている。

ポート数を複数必要とする人には嬉しいアップグレードだ。

3、キーボード

私はキーボードオタクなのでやや辛口になってしまうかもしれないが、2016 2017 2018年のMacBook Proは積まれているキーボードの世代が微妙に違う。

そして仕様も違う。

  • 2016年MacBook Pro→第二世代バタフライキーボード
  • 2017年MacBook Pro→第二世代バタフライキーボード(ゴミの侵入を防ぐために黒いゴムを設置。タイプ音もやや違う)
  • 2018年MacBook Pro→第三世代バタフライキーボード(タイピング音がさらに静かに)

ちなみに、私のキーボードはこんな感じで剥げ落ちている。

以下の動画は2017年版と2018年版のキーボードタイプ音の比較。

こちらは私の2016年版MacBook Proのタイピング音。

ちなみに私の所有する2016年版MacBook Proは、初期の頃キーがめり込んで戻ってこなかったことがあった。気にせずガンガンタイピングしていたら直ったが・・・キーボードに関してはかなり問題を抱えていると思った方がよい。

実際、アメリカでは訴訟問題にまで発展している。打ち心地もかなり特殊なので、実際に店舗で確認するのは必須と言えるだろう。

私のバタフライキーボード に関するちょっと厳しめの意見はこちら→バタフライキーボードで100万文字打ち込んだ僕の辛口レビュー

4、メモリ容量

メモリ容量はここ数年MAX容量が16GBまでだったものが、ついに2018年のMacBook Proからは32GBを搭載できるようになった。

15インチモデルのみ32GBへアップグレート可能なのだが、これには未来を感じる。

「バッテリー持ちが悪くなるからメモリ32GBの搭載はしばらく先になる。」

とAppleが過去に発言していたにも関わらず、32GBが搭載されたということはある程度バッテリー持ちを保ちつつメモリ32GBを搭載できるようになったということだろう。

未来を感じずにはいられない。

5、価格を比較

さて、ここで価格を比較してみよう。とは言ってもスペックが違うため比較の仕方が難しい。

2018年版13インチMacBook Pro
256GB:198,800円(税別)
512GB:220,800円(税別)

2018年版15インチMacBook Pro
256GB:258,800円(税別)
512GB:302,800円(税別)

→Macの最新価格はこちら

そして、「2016年版」「2017年版」についてだが、今はApple公式の整備済整備済製品でのみ入手が可能。平均して上記の価格から15%オフくらいの価格で新中古品が手に入る。

スペック的に十分であれば、検討してみる価値は十分にあるだろう。

→本日のMac認定整備済製品をチェックする

どのモデルがオススメ?

もし、あなたが使用用途が決まっていなかったり、ハイスペックが要求されるアプリを使わないのであれば、私のオススメは、

バタフライキーボード を使ってみたい→2016年版、もしくは、2017年版のMacBook Proの整備済製品

バタフライキーボードが合いそうにない→2014年版、2015年版。もしくは、MacBook Airの整備済製品

という感じで分ければいいと思う。

私の周りでは中古や整備済製品から入る人が多い。その後にiPadやApple Watchなどを揃えていくパターンが圧倒的。

MacBook Pro単品でハイスペックな仕事をするならいいのだが、そうでないのであれば、Apple製品の魅力である「連携機能」を活かすために予算の合うiPadと合わせて購入することをオススメする。

実際、私は友人にもMacとiPadの2つを所有していることをオススメしている。

今日のお告げ

Apple製品の魅力は連携機能!!

正直、単品で使うのであれば、Android機や、Windows機の方がコスパはいいしスペックも圧倒的にうえ。

それでも多くの人がApple製品を使うのには理由があるわけだ。見た目がかっこいいという人もいるだろうが、やはり「各機器の連携機能」を使いこなした時にApple製品の魅力は桁違いに増す。

ぜひ、あなたもMacBook Proだけにこだわらずに、iPadやApple Watchなどの機器にも興味を持ってみてほしい。

【2018】作業効率MAX!Apple製品の連携機能14つを完全解説|AirDrop、純正アプリなど

【2018年】おすすめiPadはどれ?人生を変えるiPadの選び方教えます

33 COMMENTS

日本三毛猫

 うぉずさん、こんにちは。
 「今月(今週)のコメント欄からピックアップ」という企画はいかがでしょうか?
 掲示板を作っても発言を追いかけるのは大変ですから、うぉずさんが気になったものを時々まとめて下されば、新しくブログに来た人は以前のコメントを追跡することができます。

 それと、「フォルダブル」をご存知ですか?最軽量スタンドです。http://makers.ecbb.jp/foldable/ 買っちゃおうかな。

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shiki

横から失礼します。
めっちゃ良さげなので俊速でポチりました。
超利便性高そうでクール……!

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soft_alloy

私も横から失礼します。
「今月(今週)のコメント欄からピックアップ」良いですね。
ジャンル問わず結構コアなやりとりが散見されますし、
アプリ以外にもデスク・チェアなどの情報は
助かる方も多いのではと思います。

返信する
とあるYKK

僕も横から失礼します。
いいですねー、その案。
正直うおずさんに結構負担のいきそうな記事ですけど…
最近うぉずさんちょっと調子悪めだし大丈夫ですかね…?

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管理人@うぉず

みなさんのためになるなら!!!

コピーしてストックしておいて、
ある程度になったら公開するという感じで
ゆるーくやれば負担にはならないと思いますので
やっていきたいと思いますv( ̄∇ ̄)ニヤッ

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管理人@うぉず

こんばんはー!!!

いつもながら素晴らしいご提案ありがとうございます!!
コピペしてまとめるだけなら時間はかかりそうにないので
ちょっと考えてみますね。

1週間に1回とかでもいいのでまとめると面白そうです。

そのスタンドめっちゃ欲しいです。。
色が黒とかであれば、即買いでした。。
軽いし最高ですね・・・!!!

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shiki

フォルダブル届きましたー!!
軽量かつ和紙の手触りがいいですね……!

iPad Pro12.9インチも横置きできますし、
MacBookの高さ調整にも使えて、
MacBookに挟めば場所取らないという。

これ好き……好き……

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Y

「左右でポートの高速通信可能かが違う」

というのは知りませんでした……一年近く使っていても、まだまだ知らないことばかりですね。

「2018年版を買ってよかった!」という声がいつか現れてくれると嬉しいですが。

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管理人@うぉず

とは言っても左右を使いこなしている人は少ないようには思います。

一応、仕様が違う。

という感じでしょうか。汗

2018年版のその後が気になりますね・・・

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fank

海外の人の動画見漁りましたけど、やはり40〜50度になっていたので発熱対策があまり出来てないのかもしれませんね
なんか最近のアップルは全てが計算不足な気がします。
まあ完璧な製品は無いですけど昔のような感動は無いですよね・・・

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管理人@うぉず

あれだけ資金もリソースもあるのに
なんだか全てが完璧にかみ合っていない気がしますよね。。

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みっきー

夏場になり、自宅でばっかり作業してるとエアコン台がバカにならないので、図書館とかで作業したいなーなんて思う今日この頃です。
となると、iMacちゃん担いでは行けないので(そんな人いたら見てみたいけど 笑)そろそろMacBookも視野に入れようかななんて思ってます。
でも、今回のMacBook Pro新型はちょっと待ったですね。というか、買う価値があまり感じられません。
これなら、iPad Proの補完用と割り切って普通のMacBookか、MacBook Air買う方が割りにあってるような気がします。

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管理人@うぉず

私も最近みっきーさんが数ヶ月前に話されていた、

「iMacが母艦でラップトップはサブ機」

という旨の意見が心に突き刺さっています。

おっしゃる通りですね。。
とりあえず9月まで一緒に待ちますか。。

返信する
sim

macbook pro 13 2018 購入しました!USキーボードに16GBのCTOです。
macbook air 13 からの乗り換えですが手に持って驚いたのがその重さです。2018だけかもしれませんがproって重いんですね。でも重さを測ってみたら変わらないっていう… airの方が重心がヒンジの方によってるので片手で持ち運びやすいんですね。長年airを使ってて初めて気づきました。
あとここの方も仰ってましたが確かに熱かったです。というのも初期設定でファンがほとんど回らないという…ファンの速度をあげるとすぐに冷めました。それはもう気持ちいいくらいに熱風が外に出て行きました。エアフローを考えて作られているのでしょうか。
というわけで今、人生初のUSキーボードでこの文章を書いています。USキーボード打ちやすいですね。打感については自分はこの感じ好きです。あまり力を入れずに打てる感覚がいいです。まだあまり使っていませんがこれから使い倒していく予定です!

返信する
管理人@うぉず

おめでとうございます!!

そして貴重な考察ありがとうございます。
ヒンジの位置で重みの感覚が変わる。。
これは勉強になりました。

USキーボードいいですよね。

私はUSキーボード以外はもう使う気になりません。
ぜひぜひぜひ、後日レビューもお聞かせください。

今、私も2016年版のMacBook Proから返信していますv( ̄∇ ̄)ニヤッ

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たっく

うぉずさん、MacBook Pro 2018 が来たので、使い始めています。このスレッドの見出しにあるような年より前、数年前の Mid 2012 と比較しての特徴を伝えてみたいと思います。感覚的な表現が多いですが、最近のモデルとは違い、差が大きいので、2018 の良さを実感しています。

# MacBook Pro 2018 15” (Core i7, 32 GB, 2 TB) の特徴(Mid 2012 と比較して)

## 全体的な実感

1. MacBook Pro 2018、数年経てば、変わるんだ。何もかも全面的に。すばらしい。買って良かった。今年出てうれしい。
2. メモリの制約がかかる使い方をしなければ、古い Mid 2012 で何がだめ? まだまだいける。実際、クローンや試験用として使い続ける。

## 良い点

### 1. メモリ 32 GB は期待通り
– 2018 の購入を即決した理由は、これ。
– 手元で触れる計算マシンとして、16 GB を超えるメモリ領域を計算に割り当てられる。
– 仮想 PC 環境で余裕。Windows と Linux Ubuntu を同時に立ち上げ、それぞれで何かごちゃごちゃやらせても、まともに動く。Mid 2012 の 16 GB では片方でも厳しかった。
– 普通のアプリケーションなら、未使用領域に十分な余裕が残る。

### 2. CPU 6 コアで余裕がある
– 仮想 PC 環境で余裕がある。メモリ 32 GB ほど決定的な効果ではないが、今まで常に気にしていた制約から解き放たれた感じ。
– 通常使用において、いくぶんキビキビした感じになる。例えば、通常アプリだと、データを多く扱ったときの Numbers。
– システムが常に動かしている kernel_task が 6 コアに分散され、1 コアあたりの負荷が明らかに小さい。
– Geekbench にかけてみると、関心のあるマルチコアでの浮動小数点演算は、公表されている総合スコア通り、Mid 2012 比でおおむね 2 倍程度。ただ、メモリや SSD も関係するので、CPU だけでアプリケーションのパフォーマンスは評価できない。
– 本体の熱さ、ファンの回り方は、通常使用では Mid 2012 と大差ない。仮想 PC で Windows と Ubuntu を同時に立ち上げても、普通は静か。室温が 35ºC を超えるエアコンなし、無風の部屋で木の机の上に平置きして普通に使える。負荷の高い仕事をさせるとすぐファンが音を立てて回り出すが、それは今までの Mid 2012 でも同じ。オーバークロックを前提とするような使用を期待しない範囲では、熱管理の結果に今までと大きな違いがあるようには見えない。(世の中を賑わしていた速度低下問題は、ファームウェアの設定ミスが関係していたようですね。)

### 3. Retina ディスプレイ
– 何を今さら、と思われるかもしれないが、使い始めてすぐ、非 Retina を選んだ Mid 2012 との違いが大きいと分かった。文字が苦もなく読める。疲れない。予想をはるかに超えて、この価値が高い。さらに、明るい。

### 4. パンタグラフキーボードが実に良い
– キーボードは、予想とまったく逆に、かなり気に入ってしまった。文字を打つのが実に気持ちよい。指を動かす量が格段に少なくなった。以前のキーボードは、タイプライターの延長。パンタグラフキーボードは、表面を手のひらで撫でる感じで、それに合わせて打ち方をまったく変えた。静かに打てる。今まで何度か Apple の店で触ったときには打ちにくいと感じていたが、それは今までと同じではないというだけが理由の先入観だった。
– 今までどおり、シールを貼って、キー表面の文字はすべて消して真っ黒にしている。キーの間が狭く、美しい。

### 5. SSD が異様に速い
– 気持ちいい。Mid 2012 の元々の HDD は SSD に換装しているので,その速さが特に障壁となっているわけではない。しかし、現在の直付けの SSD はやはり、SATA 接続と比べて実感できるほどに速い。
– 仮想 PC の状態保存と復帰がめちゃくちゃ速い。仮想 PC ファイルが 50 GB を超える Windows でも、Mid 2012 では 15 秒以上かかる復帰が 3~4 秒。Mid 2012 も 2018 も同じ macOS Mojave Beta で使っているので、この違いはファイルシステムではなく、SSD の速度に由来しているはず。

### 6. USB Type-C にすっきり統一
– スマート。こうでなくっちゃ!
– 既に持っている周辺機器を使うには、暫定的に、最小サイズの旧 USB 変換アダプタと HDMI 変換アダプタを持っておけばオッケー。今までとほとんど同じ。どうして多くの人が大騒ぎしていたのかよく分からない。

### 7. 薄い。小さい。軽い。
– 外寸は少し小さくなっただけなのに、感覚的には、別物のように小さくなったように感じる。
– 重さに関しては割り切っていた Mid 2012 を基準にすると、自然と持ち歩ける重さになったように感じる。

### 8. トラックパッドが大きい
– どこでもクリックできる。
– 壊れにくいだろう。Mid 2012 では、トラックパッドが壊れ、自分で取り替えたりもした。さらに、使っている途中でクリックの物理的な落ち込み量が変わって、ドライバーで調整しなければならないときもあった。そういう心配がもうない。

### 9. スペースグレイ、かっちょいい

### 10. Touch ID いいかも

### 11. GPU が速い
– Geekbench にかけてみると、スコアはおおむね Mid 2012 の 2 倍。そんなもの?
– 普通の使い方で大きな違いはない。

### 番外: 移行アシスタントが P2P 通信に対応していた
– 速い! 30 MB/s = 240 Mbps。既存機があれば、移行の目的に Time Capsule は不要。
– 通常のファイル共有も P2P 通信に対応してくれないだろうか。そして、クローンとして使う Mid 2012 と SSD を丸ごと OS レベルでリアルタイム同期できるとありがたいのだが。

## 悪い点


長所ほど大きな欠点はない。

### 電源アダプタ
– 磁石じゃない: スマートに実用性をとる Apple らしさが失われた
– ケーブルを巻けない: スマートに実用性をとる Apple らしさが失われた
– 白色はスペースグレイにまったく合っていない: Apple らしい見た目の徹底さがない

### キーボードが暗闇でかっこよく光らない
– すべてのキーの文字をシールで消すと、光るのは Touch Bar だけ。

### アップルマークが光らない。
– スマートにかっこよくする Apple らしさが失われた。PowerBook G3 Lombard から好きだったのに。
– しかし、光らなくなったおかげで、ディスプレイの中央部が白っぽくなるムラがなくなったのはよいことだろう。たしかに。

### Touch Bar いらない?
– 次期 macOS Mojave では、Automator で作成したフローを Quick Actions として Touch Bar から呼び出せるようになるらしい。現在の Beta 版で、システム環境設定の機能拡張にその設定項目があるが、今のところ、選択ボタンが機能しないっぽい。試したくなるような情報は英語でもあまりない。秋まで待つべし。
– 標準以外の表示方法を選択した場合に、ターミナルを使うときに必須の Esc キーを固定表示できない(と思う)。設定変更できるようにして欲しい。
– 現在の Mojave Beta では、ディスプレイ輝度を変更できない。このバグ、そろそろ直してね。

### 左右キーを触覚で認識できない
– キーボード右下の左右キーの大きさが、上下キーとは異なり、一般キーと同じになり、Mid 2012 にあるような触って分かる隙間が周囲になくなった。キーボード全体のキー配列が均質になって見た目には美しくなっただろうが、今までのように、触ってそこが左右キーだとは分かりにくくなった。普段、上下左右のカーソル操作のために矢印キーを使わなくて済むようカスタマイズしているが、Mission Control で作業画面を切り換えるときには使いたいときがある。直感的に機能する触覚よりも、機能や直感と無関係に見た目だけを優先させたとしか思えないこのキーの大きさ変更は、初代 iMac の円形マウスのように、ときどき Apple がしでかす類のことで、そこまでの裸のイデオロギーに付き合う気はない。Apple Pencil のキャップも、鉛筆のコンセプトはもう本当によく分かったから、なんとかしてくれ、実用性。

### メモリや SSD を増設できない
– だから、買うならそこでケチらない。改造できない中でどこまで使い倒せるか。
– Mid 2012 が最後だったんですよ、自分であれこれできる MacBook。HDD は 1 TB の SSD に、メモリは 16 GB に、DVD-ROM は外して。以前その空き場所にもう一つ SSD を載せて合計 2 TB を試したが、半年も経たずに破損した。2 回試して 2 回とも。そういう改造は熱の問題か何かのために無理だったんだろうね。そういうことすると SSD がゴミのように飛ぶ。結局、純正で納得する構成にして長持ちさせたい。

### 開梱したら、表面に小さな突起状の傷が付いていた!
– まあいいか。気にしない。

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管理人@うぉず

ちょっとちょっとちょっと!!!

なんて素晴らしいレビューなんですか!?
ありがとうございます。

今年頂いたレビューの中でぶっちぎりNo、1です。
おそらく記事の中で引用させて頂くと思いますが
よろしいでしょうか?

デメリットも見えてきて非常にわかりやすいです。
ブログとかされていないのですかー?

ぜひ、運営されていれば教えてください。
読みたいです。

返信する
たっく

うぉずさん

今は自分のブログがなくて、一つ前にレビューを書いてもいいと返信されていたので、それに乗っかってうぉずさんのこのコメント欄を借用しました。遅ればせながら、ありがとうございました。長すぎるのを一方的に送りつけて嫌がられているかと怖くて、書いた後一週間以上、ここを見ていませんでした。

引用など、いくらでもどうぞ。

スペックとかはみんな好き好んで書くので、買ってから気持ちが新鮮なうちに感じたことを、だいぶ感覚的に、メモとして残しました。コンピュータの世界って、未だに、まずスペックから入っちゃうんですよね。Apple の哲学は、そこにはないんだけど。本当は、メモリとか CPU とか、そういうパーツを一つも取り上げずに「どう良いか」を言えたらいいんですけどね。とはいえ、今回の MacBook Pro 2018 に関しては、性能の面が自分の中でも一番でした。

買ってから時間が経った今、思うのは、「とてもいい!」です。とにかく良いんですよ。一つ前のものもそうだったんですが、ずっと触っていたくなる感覚というのがあります。一体感。

書かなかったことでもう一つとてもいいなと気付いたことは、「音がいい!」です。音が立体的になったように感じていて、ちょっとびっくりしました。最近の MacBook Pro 15” がどうなのか知りませんが。この音は、使い方を変えるような良さです。今まで、仕事の作業などで音楽を流したいと思ったとき、部屋の Bluetooth スピーカーか iPad Pro 12.9” のどちらかを使ってきました。BGM です。それは邪魔をせず、良いです。それに加え、この新しい MacBook Pro では、なんか質的に違う音楽の使い方をしている気がしています。目の前 50 cm での作業。あたかも、その作業の対象が音を奏でているような感じがあって、その音が、薄っぺらくなく、輪郭くっきりと、そこにある感じで。時々パンが振られた音が入ると良い刺激になります。それでいて、邪魔ではない。これは、「BGM」= 背景音楽ではなくて、なんて呼んだらいいのですかね、今作っているものに表情が加わったような錯覚です。そして、この音環境が、目の前の作業に集中させている感じがあります。iMac だったら昔から同じなのかもしれません。しかし、MacBook Pro なら、この環境を部屋の中どこに持ち込んでも得られる。ここらへんの感覚はまったく人によりけりで、自分でも一ヶ月後に同じことを言っているかどうか分かりませんが、ここんところ、新鮮に感じていることです。

最近の macOS Mojave Beta 最新シードで、フィードバックをかけていた複数のバグが修正され、安心しました。新しいハードウェアと合わせ,安定して使えそうで、ますます楽しくなりそうです。

それでは、また。

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管理人@うぉず

>>今は自分のブログがなくて、一つ前にレビューを書いてもいいと返信されていたので、それに乗っかってうぉずさんのこのコメント欄を借用しました。遅ればせながら、ありがとうございました。長すぎるのを一方的に送りつけて嫌がられているかと怖くて、書いた後一週間以上、ここを見ていませんでした。

いえいえ、とんでもない!
そんなことは絶対に思いませんよ!!
気軽にコメントしてください。

>>未だに、まずスペックから入っちゃうんですよね。Apple の哲学は、そこにはないんだけど。本当は、メモリとか CPU とか、そういうパーツを一つも取り上げずに「どう良いか」を言えたらいいんですけどね。とはいえ、今回の MacBook Pro 2018 に関しては、性能の面が自分の中でも一番でした。

おっしゃる通りです。

私もスペック大好き派だったので気にはなりますが、
Appleの哲学はそこにはないんですよね。

でも、AirPodsのBluetooth接続とか、
コンピュータに詳しい、詳しくないは別にして非常に素晴らしい機能だと思っています。

MacBook Proの音が素晴らしいというのは
海外レビューも絶賛していましたね。

More Rich

という表現がぴったりなんだと思います。

今後も気軽にコメントくださいねー!
お待ちしております!!!

返信する
管理人@うぉず

おっ!
貴重な情報ありがとうございます!!!

根本的な問題ではなかったのですかね???

とりあえず一安心です。

返信する
Lee

i-phone歴5年程度ですが、apple製品に惚れて本日Mac Book Pro2018購入。
皆に何を言われようが、Touch Bar付きです。自分がワクワク出来る物を持って、これからもっと好きになって、詳しくなれるように頑張ります!(強がり)

返信する
管理人@うぉず

強がりなんてとんでもない!!!!

ぜひぜひぜひ詳しくなって
私にTouch Barの魅力をお伝え下さいませv( ̄∇ ̄)ニヤッ

返信する
管理人@うぉず

それは悲しすぎますね・・・

Appleへすぐに相談しましょう!!

早く直ることを願っていますm(_ _)m

返信する
虎介

初めまして。
うぉずさんいつも拝見させて頂いてます。
コメントを投稿するのは初めてなので少し緊張しますねw
私は高校一年の男子です。12月の下旬にMacBookPro(2018)を買っちゃいました。(i9、Radeon Pro 560X、32GB、512GB)
メインは音楽編集なのですが、動画編集や仮想環境、プログラミングなどにも手を出してみたかったのでBTOにしました。おかげで16年間の溜まりに溜まったお年玉や入学祝いが九割方吹っ飛びましたwでも後悔はしてません。(多分)
一緒に買ったバックアップ用ハードディスクなども合わせると四十五万円ぐらいになっちゃったんですけどね。

性能について

i9は伊達じゃないですね。CINEBENCHで1017cbを叩き出してビビりました。ただ負荷がかかると結構裏側が熱くなるので足に乗せて常用は辛いですね。ただ熱いと言ってもサーマルスロットリング云々というほどではないですね。あれはソフトウェア(ファンコン関係のデジタルキー)の設定ミスであり、ハードウェア的には問題ないというのは本当のようです。i9ユーザーとしてはこの記事の頭に書いてあることについては「こんなこともあったよ」という感じにしていただけると嬉しいです。i9を検討している人のためにもお願いします。
GPUはまあまあって感じです。CPUが化け物なので相対的にショボく感じて少し不憫ですw
高負荷な3DゲームとかCGの描画とかは厳しそうです。
メモリは32GBにしてよかったと心の底から思ってます。今の感じだと16GBじゃちょっと足りなくて32GBじゃ余るって感じです。24GBくらいがちょうど良いかな?って感じです。

touch Barについて

うぉずさん含め皆さんが言われているようにまだ発達段階かな?と感じます。ただTouch IDは素晴らしいです!いろんなところでめっちゃ楽です!スマートです!楽です!w
ただBootCampを使ってのWindowsで使えないのは悲しいです。セキュリティー的に厳しいのかもしれませんが対応してくれるととても嬉しいです。
Touch Barも細かいところで何気に役立ち存在感があります。これからのアップデートに期待します

バッテリーについて

うん。期待はしてなかったよ。うん。でももうちょっと持ってくれてもいいんじゃないかな?うん。という感じです。CPUとGPUの両方に負荷がかかるようなことをしていると3、4時間しか持たないというのは本当のようですね。持ち運んで色々ということは考えていないので大丈夫ではありますが、気を抜くと15%などということがままあります。

ディスプレイについて

めっちゃ綺麗です。Retinaディスプレイってこんな凄いんですね。高DPIディスプレイ恐ろしや。アス比も16:10に慣れると16:9が辛いです。ただ難点が壁紙選びです。これ綺麗!って思っても1920×1080だったりでうーんってなります。今は気に入ったのを見つけることができて幸せです。

キーボードについて

自分はそこまでタイピングができないのであまりよくわからないということもありますが、ピアノの癖で無駄に力強くキーを打ってしまい細かい感覚がよくわかりませんw
音はそこまでうるさく感じないので作業が捗ります。あとリアルタイム変換がやばいです。精度が高く、BootCamp中にあれってなる事がままありますw

トラックパッドについて

楽ですね〜離れられません。特に仮想ディスプレイの切り替えがやばいです。お腹に銃弾が当たった某刑事の気分ですwただ気になるのが右クリックです。若干タイミングが合わない時があるので設定での選択項目を増やして欲しいです。

スピーカーについて

またまた某刑事の気分ですwこんな狭いところからこんな音が!?って感じです。ただ普段はBluetoothノイズキャンセリングヘッドホンを使っているのであまり恩恵は受けていないっていうもったいない状況ですw

MacOSについて

言葉などいらぬ。良い。

Safariについて

ハードウェアと高度に連携しているからか、使いやすく動作も軽いです。
ただGoogleアカウントを使う機会があるのでうまくChromeとの使い分けができればなと思います。

無線について

Wifiは1300Mbpsまで対応してくれるので爆速です。Bluetoothも特に途切れたりということは無く、安定しています。

本体について

15インチなのにコンパクトで不思議な感じです。軽くてとても薄いので持ち運びがしやすそうですが残念ながら持ち運ぶ予定はないんですよねwなんの為のノートなんだろう?

最後に

買ってよかったなって心の底から思います。ただ値段が・・・
これから頑張ってこの値段の価値を引き出しますw
うぉずさん応援しています。
一緒に楽しいMac生活を送りましょうw

返信する
管理人@うぉず

どわぁ!!!
ありがとうございます!
こういうコメント大好きです。
こういうコメントが届くために記事を書いているといっても過言ではないです。

いいですねぇ、初々しくて。。

あの、1つご提案なのですが、
このレビューを以下の記事に投稿させていただけませんか?

写真を送っていただければ、
amazonギフト券もゲットできますし。。(笑)
ぜひ!!

MacBook Pro(2018)のレビューを6名分集めて分かった44のこと【13 & 15インチ】 | Apple信者1億人創出計画

ぜひ素晴らしいレビューなので多くの方に読んで欲しいなぁと思いますv( ̄∇ ̄)ニヤッ
Macいいですよねぇv( ̄∇ ̄)ニヤッv( ̄∇ ̄)ニヤッ

返信する
虎介

こちらこそありがとうございます!
Mac最高です!
では写真をメールで送らせていただきます!

返信する
sazabi

うぉずさん、初めましてのコメントです。いつも楽しく拝見しています。

私は只のスペックオタですが、やっとCorei9の整備済品を購入しました。
用途は自己満足のハッタリのみです。

2010年15インチ2.4ghのMacBook Proからはやっぱり音が大変良くなってますね。

Touch Barはせっかく付いてるのでシステム終了時には押すようにしてます。

また楽しいブログをお願いします。

返信する
管理人@うぉず

おぉぉぉ!!!
いいですねぇ。
ご購入おめでとうございます!!

スペック好きの方のタッチバーレビューとかめちゃくちゃ興味深いので
また後日レビューなどお聞かせいただければ嬉しいですm(_ _)m

これからも一緒にMacを楽しみましょう!!

返信する

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