【3000円差】iPad Air(2019)と12.9インチiPad Pro(2017)を比較してみた

うぉず

実は価格差がほとんどないiPad Air(2019)と第二世代12.9インチiPad Pro(2017)整備済製品。これら2機種を当記事では徹底比較してみた。最後にはあなたにおすすめの製品も紹介しているので最後まで読み進めていただければ幸いだ。[@appleshinja_com]

iPad Air (2019)と12.9インチiPad Pro(2017)の9つの違い

1つ最初に注意点を。

当記事では、12.9インチiPad Pro (2017)の整備済製品とiPad Air(2019)を比較している。最新のiPad Pro(2018)ではないことを踏まえて読み進めてほしい。

本日入荷分をチェック→12.9インチiPad Pro(2017)整備済製品はこちら

管理人のレビューはこちら→【完全レビュー】Apple信者が12.9インチiPad Proを1年使ってみた。

当ブログ一番人気のiPad記事はこちら→【2019年】おすすめiPadはどれ?人生を変えるiPadの選び方教えます

1、Face ID

・iPad Air (2019)
非対応

・12.9インチiPad Pro(2017)
非対応

両機種とも非対応。Face IDとiPadの組み合わせは非常に便利なので残念だが、Face IDを使いたい場合は最新のiPad Proを買う必要がある。

2、最大ストレージ容量

・iPad Air (2019)
64GB
256GB

・12.9インチiPad Pro(2017)
64GB
256GB
512GB

最大容量は12.9インチiPad Proの方が上だが、本体にそれほどデータを保存する人はあまりいないと思うのでそこまで気にしなくていいと思う。

容量が足りなくなればiCloudを使うのがおすすめ。

3、ポートレートモード

・iPad Air (2019)
非対応

・12.9インチiPad Pro(2017)
非対応

最新のiPad Pro(2018)はインカメラのみポートレートモード対応だが、これらの2機種は非対応。

4、スピーカー

・iPad Air (2019)
2スピーカー。

・12.9インチiPad Pro(2017)
4スピーカー。

当ブログでも度々話題に上がるのが、スピーカーの数。私は2つのスピーカーも4つのスピーカーも使ったことがあるが、4スピーカーは圧倒的。部屋が音に包まれる。

私の友人は「まじか!iPadってそんなにスピーカー綺麗なのか!!」と驚いていた。

5、チップ性能

・iPad Air (2019)
A12 Bionicチップ

・12.9インチiPad Pro(2017)
A10X Fusionチップ

以下の赤ラインがA12チップ、黄色ラインがA10Xチップ。


iOS Benchmarks – Geekbench Browserより引用

これらの性能を見るとやや性能差があるように見える。

見えるが・・・正直、iPadで超高性能を必要とするようなアプリはまだほとんどない。それらの性能差を実感するようなこともほぼない。

3D系のゲームならやや性能差がわかるようなこともあるようだが、それでも体感差が凄まじいというほどではない。私は、これらのチップ性能に関しては気にしないでいいと思う。

6、スマートキーボード Folio

・iPad Air (2019)
非対応(初代スマートキーボードには対応)

・12.9インチiPad Pro(2017)
非対応(初代スマートキーボードには対応)

個人的には、大量にタイピングするのであれば、Bluetoothキーボードを使うのがおすすめ。

【iPad】7つの物理キーボードを徹底比較!人生を変える選び方教えます

7、Apple Pencil (第二世代)

・iPad Air (2019)
非対応(初代Apple Pencilのみ対応)

・12.9インチiPad Pro(2017)
非対応(初代Apple Pencilのみ対応)

両機種とも初代Apple Pencilにのみ対応。

第二世代Apple Pencilの違いについてはこちらを参照→ 【2018】何が違うの?新型Apple Pencilの5つの特徴

8、反射防止コーティング、フルラミネーションディスプレイ

・iPad Air (2019)
対応

・12.9インチiPad Pro(2017)
対応

画面の反射がしづらくなるこれらの機能。両機種ともに対応している。

9、プロモーションテクノロジー【最重要】

・iPad Air (2019)
非対応

・12.9インチiPad Pro(2017)
対応

おそらくだが、この機能差が両機種を分かつ最も大きなものになると思われる。

当ブログでも度々、触れることがあるのだが、プロモーションテクノロジーに対応していると以下のようなメリットがある。

  • Apple Pencilの書き心地が滑らか
  • ページのスクロールが滑らか

こちらのiPadスペック比較表を参考にして、プロモーション対応のものと非対応のものを確認した後、店頭にて実機を使って試してみることを強くおすすめする。

私が書き心地を比べた記事はこちら→ 【レビュー】新型iPad(2018)とiPad ProはApple Pencilの書き心地が違うの?

10、価格

・iPad Air (2019)
64GB:54,800円
256GB:71,800円

・12.9インチiPad Pro(2017)
64GB:64,800円
256GB:74,800円
512GB:92,800円

最新の価格をチェック→12.9インチiPad Pro(2017)整備済製品はこちら

なぜ!?

と、私はこの価格差に驚いてしまった。驚くべきことに、256GBの価格差だけが3000円。

ほぼ性能が変わらない、いや、性能が上の12.9インチiPad Proがわずか3000円を追加しただけで手に入ると考えれば欲しくなる人もいるのではないだろうか?

ちなみに256GBモデルは私が使っているモデル。こんなに安く手に入れられる人たちが羨ましい。

独断と偏見でオススメするのはこっち

初めてのiPadなら間違いなくiPad Air(2019)がおすすめ!

これはもう、間違いなく。私の過去の経験と、これまでに当ブログに集まった15,559件のコメント、4000人超のフォロワーさんたちとのやりとりから断言できる。

確かに、12.9インチiPad Proは価格差もほぼなく、高性能ではあるのだが・・・サイズが大きすぎると感じてしまう人も多いと思う。

初めて買うiPadは、スティーブ・ジョブズ氏が指揮して作り上げた基本的なサイズである9.7インチモデルを買うべきだ。(ベゼルレスになった10.5インチ、11インチも同義。本体ボディサイズはほぼ同じ)

12.9インチiPad Proは画面も大きくて使いやすいのだが、かなり使う人を選ぶ。「大きくてかさばって重いので結局は使わなくなった。」というのはiPad購入後の最悪のシナリオだろう。

12.9インチiPad Proを使う人の特徴としては、

  • 絵を描く人
  • iPad1台で仕事をこなせる人
  • Split Viewで何かしらの同時作業をしたい人(私の場合は英語学習)

などが当てはまる。これらに当てはまり、12.9インチiPad Proのメリットを十分に理解できる人なら買ってもいいとは思う。が、とりあえずは9.7インチサイズから始めるのがおすすめ。

まとめ「12.9インチiPad Proは中上級者向け」

全てのディスプレイサイズのiPadを使ってみた私から最後にアドバイスするなら、

10.5インチモデル→万能性が圧倒的
12.9インチiPad Pro→1台でほぼ全てをこなす最強サイズ
7.9インチiPad mini→Macのサブ機として最高のサイズ

という感じだろう。

【2019】iPad”神”買い物術「ディスプレイサイズで選ぶべし」

「大きすぎる」「小さすぎる」などの理由が原因で後から使わなくなるのが最悪のシナリオなのだから、とりあえず10.5インチモデルを手に入れて壊れるまで使い続けるのがおすすめ。

その後、自分に必要なiPadを探していけばいいだろう。

ちなみに、同じ10.5インチを検討するのであればコスパを考えて10.5インチiPad Proが個人的にはおすすめ→ 【比較】10.5インチiPad ProとiPad Air(2019)の12の違いとは?

当記事があなたのiPad選びの一助になれば幸いだ。

本日入荷分をチェック→12.9インチiPad Pro(2017)整備済製品はこちら

10 COMMENTS

ゴロゴロ

ウォズさんおひさしぶりです。
昔MacBookProについて質問させていただいたゴロゴロです。
のちに今持っていたiPad Pro12.9インチ(2018)をつかいこなしたほうがよいと思い購入を見送りました。あの時は、ありがとうございました。
あと記事に関してですがiPad Airでも初代スマートキーボードに対応していますよ!

返信する
管理人@うぉず

お久しぶりです〜!!!
その後いかがされたのか気になっておりましたv( ̄∇ ̄)ニヤッ

購入を見送れるその精神力が羨ましいです。。笑
私は我慢できないんですからね。。

ご指摘ありがとうございます。
マッハで修正いたしましたm(_ _)m

返信する
soft_alloy

何度か言及していますが、イラストアプリや画像編集をメインにする方は
予算が許される限りA**Xチップ搭載のProを強く推奨します。
GPUスコアはiPad Air 2019(20824)とiPad Pro 2017(30464)で、
この差は各アプリのパフォーマンスに直結します。
PDF編集アプリも描画機能の多くは高負荷のかかるベクター系なので、
長時間作業における操作性・選択領域の追従性が全く異なります。
またチップがどれだけ高性能でも本体の発熱でクロックダウンが始まり
最悪の場合ファイルを保存できないまま落ちることもあるので、
中盤の作業効率をどれだけ高めるかが重要になってきます。
昨年から音沙汰がないとはいえPhotoshopのフル機能版が出たあとは
出先でデスクトップ並みにヘビーな作業をするユーザーが増えるはずです。
モバイルバッテリーの併用やケースのラインナップも考慮しながら
検討したほうがより長く楽しめると思います。

返信する
のりのり

そうですね、12.9はいいけど、割と使う人が限定されますね。
自分で買ってみて、未だどうしていいのか、。。。観賞用?ww
ちょうどスペイン語のノートがなくなるので、新しいノートを買わずにiPad Proを使ってみようかと。
今のところpencilの使い道がそれぐらいしかなく(~_~;) 宝の持ち腐れ感が否めない。。。

個人的には持ち運んだり、気軽に使うならairをお勧めします。
初めての1枚なら、断然air推しです。

10.5整備済品の記事見て、うっかり欲しくなりましたww子供たちが使ってるのがそろそろ3年すぎるしなあ〜( ̄∇ ̄)
ちなみにiPad Pro10.5整備済品とair(2019)だったらどっちをお勧めしますか?

そうそう、みなさんがiPadを1枚って呼ぶのがなかなかいいなあ、と。あれって一般的な数え方じゃないですよね?
north共々流行らせましょう\(^o^)/

返信する
管理人@うぉず

個人的には10.5インチiPad Proですかね。

安いですし、
あの性能があの価格というのは本当に正気を失って5枚買ってしまいそうになるレベルです。笑

えっ。
iPadって1枚って言わないんですか!?!?

それは・・・知りませんでした。笑

North
1枚

は当ブログ用語ということで。。v( ̄∇ ̄)ニヤッ

返信する
のりのり

やっぱ10.5、ですよねーーーー❤︎
まじで買っちゃおうかな。
256はあっという間になくなてましたね。次のチャンスを虎視眈々と待っておこう♪

数え方、世の中的には「台」なのかな〜って思ったりして。
ググってみたけどよくわからんかったです、笑

返信する
管理人@うぉず

そうなんです。
私も迷っている間になくなりました。笑

みなさん行動が早いです・・・

返信する
Fuji999

少し的外れなコメントかも知れないのですが、今 Mac Fanを読んでいて気付いた事がありました。
iPad AirだけでなくMacBook Airに付けられた「Air」の意味合いについてです。

発表当初、スティーブ・ジョブズがMacBook Airを封筒から取り出した事から Air は「薄くて軽い」の代名詞としてアップルユーザーから受け取られていました。
しかし現在、MacBookシリーズで最も「薄くて軽い」のはMacBookですしiPadシリーズではiPad miniが最も軽く、iPad Pro11インチが最も薄いのです。
では、Airを名乗る両製品に共通する特徴は何かを検証すると面白い事に気付きます。

まず、Proの名を冠するトップレンジの製品とボトムレンジ製品の間を埋める製品である事。
次に、CPU,GPUを含めてトップレンジ製品に肉薄する高性能が与えられている事。
そして、その括りの中で軽量化と薄型化、更にコストダウンが行われた事。

つまり、この「Air」とはかなりハイレベルな領域において購入するにも使うにしても、
「空気のようにちょうどいい。」という意味合いに変換されたのではないでしょうか。
これならば両方のAirが必要以上に薄型化、軽量化に拘っていない事にも説明がつきます。
ミドルレンジの価格帯を維持出来なければ意味が無いからです。
まあ、アップルに確認した訳ではないので実際どうかは分かりませんが。。。。

返信する
管理人@うぉず

なるほどなるほど。。
確かにその意味は深いですね。

願わくばその意味についてティムさんに解説してほしかったです。
後、AirPowerのAirについても。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です