新型iPad Airと無印iPad(2018)の違いはなに?7つの違いを比較してみた

うぉず

新型iPad Airと無印iPad(2018)の違いはこの7つだけ抑えておけばOK!という重要な比較ポイントを当記事では徹底解説。最終的にあなたが買うべきiPadはどちらか?ということについても結論づけている。個人的には圧倒的に一方をオススメしたい。(理由は後述)[@appleshinja_com]

新型iPad Airと無印iPadの7つの違いとは?

私が思う、重要な7つの違いを以下解説していこう。この7つの違いさえ抑えておけば購入後に後悔することはほぼないだろうと思われる。

公式ページの比較表は必ず確認しておこう→全iPadの比較表をチェックする(Apple公式)

プロモデルとの比較はこちら→どっちが買い?iPad Air (2019)と11インチiPad Proの9つの違いを比較してみた

新型iPad Airの重要な仕様はこちら→【2019】新型iPad Airまとめ「購入は待て!6つのいい所、4つの悪い所」

1、価格

まずは最も重要である価格について比較していってみよう。 (需要の高いであろう容量モデルを比較。全て税別価格)

・新型iPad Air 256GB
Wi-Fiモデル→71,800円
セルラーモデル→86,800円

・無印iPad (2018) 128GB
Wi-Fiモデル→48,800円
セルラーモデル→63,800円

それぞれの価格差は、

Wi-Fiモデル→23,000円
セルラーモデル→23,000円

と、まさかの全く一緒の価格差となった。この価格差が大きいかどうかは個々のお財布事情にもよるが、個人的にはこの価格差を出してまで新型iPad Airを買う必要はないと思っている。 (理由は後述)

2、容量

・新型iPad Air(2019)
64GB
256GB

・無印iPad(2018)
32GB
128GB

上記のように容量がアップされている。個人的には32GBでは流石に容量が足りなくなるような気がしているので、この最低容量アップは英断だと思う。

3、スマートキーボード対応

・新型iPad Air(2019)
対応

・無印iPad(2018)
非対応。

新型iPad Airはスマートキーボードに対応している、2018年に発売されたスマートキーボードFolioではないことに注意。

対応しているのは初代スマートキーボード。

4、ディスプレイサイズ

・新型iPad Air(2019)
10.5インチ

・無印iPad(2018)
9.7インチ

多少のベゼルレスな新型iPad Airのディスプレイについては評価が分かれるところだろう。価格差がそれほど大きくなければ画面は大きいほうがいいが、前述した価格差は流石に大きすぎる。

5、反射防止コーティング

・新型iPad Air(2019)
対応

・無印iPad(2018)
非対応

光の反射を抑えるコーティング仕様は新型iPad Airのみ対応。

6、フルラミネーションディスプレイ

・新型iPad Air(2019)
対応

・無印iPad(2018)
非対応

ガラスと液晶の隙間をなくす技術のフルラミネーションディスプレイも新型iPad Airのみ対応。

こちらも光の反射が抑えられる効果があるので、気になる人は実機を見てから判断するのが良いだろう。

7、チップ性能

・新型iPad Air(2019)
A12 Bionicチップ

・無印iPad(2018)
A10 Fusionチップ

iPadで超ハイスペック性能を有する動画編集、画像編集、3D系のアプリを使う人は限られているとは思うが、そういう作業を日々行う人には、A12 Bionicチップが非常に有効。

ただし、だからと言って無印iPad(2018)でそういった作業ができないわけではない。

補足:両機共に対応していない機能

  • ProMotionテクノロジー
  • 第二世代Apple Pencil
  • スマートキーボードFolio

これらのうち最も重要なのはProMotionテクノロジーだろう。Apple Pencilの書き心地と、ページをスクロールするときの滑らかさが違う、という噂。

私は初代のiPad Proから利用しているので、あまりProMotionテクノロジーによる恩恵を感じない。ただし、絵を描く方には繊細なタッチが必要になるようなので、ProMotionテクノロジー対応かどうかは重要な違いになる。

詳しい比較は以下の記事を参考にしてみてほしい。

【レビュー】新型iPad(2018)とiPad ProはApple Pencilの書き心地が違うの?

無印iPad(2018)を買うべき人

  • 初めてiPadを買う人
  • スマートキーボードに魅力を感じない人
  • AirPodsを持っていない人

個人的には圧倒的に無印iPad(2018)をオススメしたい。

スマートキーボードが利用できる点と、多少ディスプレイが大きい点を除いて言えば、圧倒的に無印iPad(2018)の方がコスパがいい。

前述したように価格差は、23,000円。

そのお金を自己投資に使うなら、新型iPad Airではなく、AirPodsなどの違う製品を購入した方が絶対にいい。

→AirPodsの価格はこちら

→初代AirPodsを2年間(730日間)使い続けて分かった15のこと

新型を買って最新製品だという満足感を得られるのはたった数週間。結局は半年後くらいにはプロモデルの最新版が発売されるのだから、最新製品の満足感は完全に消え去る。

それなら、無印iPad(2018) + AirPodsの組み合わせの方がいいとは思わないだろうか?

新型iPad Air(2019)を買うべき人

  • スマートキーボードを使いたい人
  • 最新製品を使いたい人

上記に当てはまる人は新型iPad Air(2019)を購入してもいいと思う。特にスマートキーボードには根強いファンが多いので、その点は購入の際の判断になるだろうと思う。

私のスマートキーボードと、iPadに使えるBluetoothキーボードに対する記事は以下を要参考。

【酷評レビュー】スマートキーボードを半年使い続けて分かった致命的な欠点とは?

【iPad】7つの物理キーボードを徹底比較!人生を変える選び方教えます

注意

無印iPadについてだが、10.2インチモデルの新型iPadが3月25日のイベントで発表されるかもしれないという噂もある。

今回の新型iPad Airが噂されてきた10.2インチモデルのiPadだったという可能性は高いとは思うのだが、無印iPad(2018)の購入はとりあえずイベントまで待った方がいいかもしれない。

ただし、イベント後に無印iPad(2018)はラインナップから消える可能性もなくはないので、なかなか判断が難しいところ。

総評レビュー「無印iPadが革命的すぎた」

基本的には無印iPadの購入がオススメ!

というのが私の結論。整備済製品であれば、安く購入できるのでさらにオススメ。

→iPad整備済製品の本日入荷分はこちら

正直、無印iPadのコスパとスペックの良さは革命的すぎる。このiPadと他のiPadをコスパで比べるのはあまりにも分が悪い。他社製のタブレットなんて圧倒するほどのクオリティ。

「iPhone (どのモデルでもいい)」「無印iPad」「Apple Pencil」「AirPods」の組み合わせは本気で日本国民全員に使ってみて欲しい。人生が変わる。

ちなみに、今回の発表で10.5インチのiPad Proを発売した意味が本当に分からなくなってしまったように思う。当初から意味がわからなかったのだが、さらに意味不明になってしまった。実際、私は過去に10.5インチiPad Proを失敗作と書いたことがある。

私は2018年3月のイベントではっきりと確信した。10.5インチiPad Proは失敗作だ。iPad史上最も失敗した製品と10年後には言われている事だろう。

いや、正確には製品が失敗なのではない。もちろん、買った人も失敗ではない。売り方が失敗だ。いや、最低最悪だ。

私は、スティーブ・ジョブズ氏の以下の言葉を思い出さずにはいられない。

成功している企業、そしてその社員たちは徐々に勘違いをし始めるんだ。製品は重要ではないと考え始める。製品ではなく、売り上げを伸ばすために、マーケティング部門や営業部門が力を持ち始める。その結果、製品を実際に作る人たちの声は届かなくなる。結果として、製品のクオリティが落ちる。そして、最終的には企業はダメになっていくんだ。

失敗作?新型iPad(2018)とiPad Proを徹底比較!9つの違いとは?を参照

ここにきて10.5インチiPad Airと名前を変えて発売し直すあたり、Appleの迷走感をやや感じる。少なくとも2年先の未来すら見れていないような気がしてならない。

どうか、もう一度革新を。と願わずにはいられない。とは言っても近年のiPadの進化とApple Pencilのクオリティには未来が詰まっているので私は今のAppleも大好きだ、という点は補足させていただきたい。

今回のアップデートでさらに多くのiPadユーザーが増えて欲しいなぁと思う。

公式ページの比較表は必ず確認しておこう→全iPadの比較表をチェックする(Apple公式)

プロモデルとの比較はこちら→どっちが買い?iPad Air (2019)と11インチiPad Proの9つの違いを比較してみた

新型iPad Airの仕様まとめ記事はこちら→【2019】新型iPad Airまとめ「購入は待て!6つのいい所、4つの悪い所」

19 COMMENTS

いまこむと

CoinXが言ってたように、iPad Air(10.5インチ)と新型無印iPad?(10.2インチ)は別物だと思います。でも、今の所これを信じる根拠っていうのが的中率100%のCoinXが言っているというだけなんですね。
私も個人的に、無印の製品ラインを無くすとは思えないので3/25に何らかの動きがあると見ています。3/25にはMacBookとiMacのマイナーアップデートもあるのではないかと思っています。でも、まさか。10.5インチのiPadがiPad Airとして復活するなんて、誰が予想したでしょうか!3/25とWWDCが楽しみですね!

返信する
管理人@うぉず

本当にこの通りになったとすると、
ラインナップが酷すぎるという怒りの記事をアップしてしまいそうです。笑

ラインナップが複雑になると、
ユーザーは選びづらいんですけどねぇ。。

返信する
いまこむと

iPadの10.2インチ化は私も首を傾げたくなりますが、クオさんとCoinXという的中率最高の2人が予想しているのでおそらく出るでしょう………筐体のアップデートで価格上昇なんてことが起きなければいいのですが………………

返信する
Masashi

iPad(2018)を契約するときにドコモの店員さんとこの件について喋ったのですが、
「無印iPadの10.2インチ化が事実ならAppleは何をしたいのか分からない。」
という話になりました。現行の9.7インチと10.5インチの間には
見た目ではあまり差はありませんが、Microsoft Officeが無料か有料かという
大きな差があるからです。Office資料をiPadで開けられて、かつ、
簡単な編集ならiPadでも出来るというのは非常にありがたいですよ。

Office目当てなら素直にパソコンを買えという話になりますが、
iPadは場所を取らないので出先でちょっとした誤りを修正するぐらいなら
パソコンよりもiPadの方が楽です。

もし10.2インチになった場合、Microsoft Officeが有料になるだけでなく
10.5インチとの差がなくなってしまいます。
(おそらく見た目でも全然分からなくなるでしょう。)

無印iPadはエントリーモデルという位置付けですから
10.2インチ化されてもおそらく価格はそこまで上がらないとは思いますが、
それでも現行の9.7インチよりかはいくらかは上がるでしょうね。

ドコモの店員さんも「(10.2インチ化は)嘘であってほしい」と言ってました。
(正直、私も10.2インチ化は嘘であってほしいです。今の9.7インチで
無印iPadはもう完成されています。むやみに大きくすべきではありません。)

私のお勧めiPadはiPad(2018)ですが、もし10.2インチ化されるようであれば
お勧めiPadをiPad mini(2019)かiPad Pro(2018)に変更する予定です。

返信する
管理人@うぉず

無印iPadがこのままアップデートされずに
iPad Airへ移行する可能性も0ではないと思いますが、
10.2インチが発売されたらラインナップがカオスですよね。

どうやって友人におすすめすればいいか難しいところです。

とりあえずWWDC待ちです。

返信する
名無し

miniは散々渇望されてましたから今回の発表は快挙ですけど、Airは確かに今一つ訴求力を感じないラインナップだなぁと。
これだったら12.9インチの非Pro版の方がパンチがあったんじゃないかなって気もします。
もしかしたら25日にA11な無印12.9インチ、なんて代物が飛び出す可能性もまだあるので、そちらに期待しておきますね。

返信する
管理人@うぉず

>>これだったら12.9インチの非Pro版の方がパンチがあったんじゃないかなって気もします。

この発想はありませんでした!!!!!
これなら確かにパンチはありますね。

3月25日のイベントへの期待が高まります。

返信する
nitoshi

まさかの展開にちょっとびっくりしました。
iPad miniはくると思ってましたが、サイレントとは。。。
iPad Airはほんと青天の霹靂です。

かなりiPadのラインナップが複雑になってきたので、Appleとして整理して欲しい。
イメージも含めてiPad(無印)=iPad Air。
違いはiPad(無印)=wi-fiモデル、iPad Air=セルラーモデルにしてくれないかな。
サイズと性能を統一してもらって、、、

よく聞かれる「何を買えばいいですか?」の結論が「どれでもいいよ」になりそうなのと、何を買っても「あっちにしとけばよかったかな?」になりそうで怖いですね。

返信する
管理人@うぉず

私もです。
サイレントにはまじでビビりました。
すごいですよね。
こういうサプライズ大好きです。

3月25のイベントでiPadのラインナップが
整理されるかどうかも見ものですよね。

さてさてどうなることやら・・・

返信する
JoS

iPadのラインナップ増えすぎ…
と言うより最近どの製品もラインナップ増えすぎ?

返信する
いまこむと

選びにくいという点では私も同意ですが、今後の予測などをするのも大好きなのでこの流れは結構嬉しいです!MacBook miniくるか!

返信する
note

何言ってるんですか、うぉずさん!
Airの最大の魅力って、みっともないレンズのでっぱりがないところでしょう。
うぉずさんの好きなジョブズがおそらく唯一認める現行機ですよ。

返信する
管理人@うぉず

確かに・・・!!!!!!!

早く実機が見たいですぅぅぅ!!!

返信する
suika

そうですよね!
カメラの出っ張りが消えて、裸での使用になんら問題がなくなったんですよ!
そして1番でかいのは、プロセッサアップデートですよ!
サポート期間を考えたら、単純にAirの方が2年は長いでしょうし、ディスプレイも無印とは違ってほとんどプロ仕業のめっちゃ綺麗なやつです。

まあ、今無印2018を買うのは待った方がいいというのが結論でしょうね〜

返信する
林檎初心者

個人的に、無印iPadの弱点はプロセッサではなくメモリ2GBだと思います。お絵かきにはプロセッサよりもメモリが重要ですので。
新しいiPadではメモリ容量が4GBとは言わないまでも、3GBくらいにはなっているのなら欲しい(むしろプロセッサは無印iPadのもので十分すぎる)と思います。
appleがiPadのメモリ量を公表しない理由がわかりませんが、メモリ量に関する情報ってもうどこかのメディアで出ているのでしょうか?

返信する
管理人@うぉず

ご丁寧にありがとうございます!!

そうなんですよね。
Appleってあまりメモリについて語らないのですよね。。
まだ私も情報は見つけられていないので、
見つかり次第共有いたします。

返信する
pupujiro

何時も大変詳しいレビュー参考にさせて頂いております。先日、出張に愛機のIpad air2を持参していたのですが不覚にも水没をさせてしまいました。修理も考えたのですが以前管理人さまのレビューでIpad第6世代が一押しとのレビューを拝見したのを思い出し、Ipad Air3の発売後のレビューを改めて参考にさせて頂きました。「よし、Ipad第6世代を購入だ」と思ったのですが整備済品も一応チェックをするようにアドバイスされておられたので、念のため、確認をしたところ第6世代は128Gで約4万円、何気なく見ますと失敗作ただ整備済ならありと書かれておられたPro10.5の64Gが約5万円で販売をされておりました。私の利用であれば64Gでも十分ですし1万円の差であればさほど気にはならないのですが、今更、管理人さまが何度も失敗作とおしゃっておられ、Appleも半ば公式に失敗だったと認めているPro10.5を購入するという選択は悪手でしょうか?

返信する

管理人@うぉず へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です