重すぎるッッ!SlimComboを徹底レビュー【iPad Pro12.9インチ】

うぉず

私は先日iPad Proを購入した。と、同時にずっと気になっていた、ロジテック社の「SlimCombo」という物理キーボードを購入した。はっきり言って、このキーボードは神・・・だ。iPad Proをノートパソコンを超えるものにしてくれる可能性がある。この記事を読めばあなたも今すぐ使いたくなるはずだ。[@appleshinja_com]

なぜ、SlimComboを購入したのか?

私はとにかく、このキーボード「SlimCombo」が待ち遠しくて仕方なかったこちらの記事でも書いたのだが、私がiPad Pro12.9インチを購入したのはこの物理キーボードの存在が大きかった。

私がSlimComboを購入した大きな要因には主に3つ。この3つのために1万8000円もの大金をつぎ込んだと言っても良いだろう。

→最新のSlimComboの価格はこちら(Apple公式)

理由1、タイピングスピードをキープできる

タイピングスピードは直接的に作業効率に影響する。作業効率オタクの私としてはキーボードにこだわらないわけにはいかない。

究極的には、ノートパソコンを使うということは、情報をアウトプット、つまりキーボードを使って自分の言葉をタイピングするという事に集約される。

つまり、タイピングスピードをMacBook Proと同じくらいの水準で保てるか?というのが私がiPad Pro12.9インチを購入するかどうかの基準だったとも言える。

スマートキーボード【酷評レビュー】スマートキーボードを半年使い続けて分かった致命的な欠点とは?の記事でもお伝えした通り、私の要望には叶えられなかった。

もし、タイピングスピードが30%落ちれば作業効率は30%低下する。

しかし・・・SlimComboはロジテック製なので私もWindows時代からそのキーボードの打ち心地については十分に知っている。まぁ、まずタイピング速度がキーボードのせいで落ちることは無いだろうという安心があった。

ゆえに、私は、SlimComboとiPad Pro12.9インチの購入を決意した。

Apple Storeで実機を見てからがよかったのだが、SlimComboは実機がなかったので仕方なく、ぶっつけ本番で購入した。

海外のレビューを見ているとその賛否は真っ二つに分かれているのだが、電源供給がスマートコネクターからというのは便利だし、なによりもロジテック製なので、おそらく問題はないだろうという信頼感もあった。

ただし!タイピングスピードが遅くなるようであれば、私はSlimComboの使用をやめるだろう。それについては今後、当ブログでもレビューしていきたい。

理由2、Apple Pencilを収納することができる。

私は重度のApple Pencil中毒だ。とにかく日頃から書いて書いて書きまくっている。

PDFの編集に使ったり、メモ帳にアイディアを書きなぐったり、画像編集をしたりと様々なことに使い続けている。

だからこそ、いつ、どこでもすぐにApple Pencilを取り出せるようにしておきたい思いが強い。

一時期は、iPad Pro9.7インチにスマートキーボードを使い、Apple Pencilは筆箱に入れて使うという日々を過ごしていたのだが、iPad Proを使っている時に急にメモを取りたくなっても筆箱をカバンから取り出して、それからメモを取るという動作にストレスを感じていた。

ゆえに、私はiPad ProのケースはApple Pencilを収納できるものしか買わないと心に決めている。

ところが・・・

残念なことにApple Pencilを収納できるiPad Proのケースというのは驚くほどに少ない。私が探したところ、使えそうなのは4、5個くらいだと思う。

そんな中、私が購入したこのロジテック「SlimCombo」は安定してApple Pencilを収納することができる。

これで、いつでもどこでもApple Pencilでメモ書きをはじめることができる。キーボードでカチャカチャと打ち込んでいる途中でも思いのままにApple Pencilで書き始めることだってできる。

あぁ、幸せだ。。

理由3、1台のiPad Proでほぼ全ての作業をこなすため

私は、以下の記事でも書いたようにiOS11の登場により、いよいよiPad Proがノートパソコンを超える可能性が出てきたと感じている。

iPad Pro12.9インチ購入計画 vol.2「7つの使い道 with iOS11」

もちろん、MacBook Proでしかできないことだってあるし、そもそも、OSが違うのだからすべてをiPad Proで行うのは難しいだろう。

だが、私は日々の生活の中でiPad Proの方がMacBook Proを触っている時間が長い。

それなら、自宅で少しだけMacBook Proでしかできない仕事を終わらせて、外出先ではほぼすべての作業をiPad Proで完了させたいと思うようになった。

そのためにも私には最高のiPad Proのケースが必要だった。

高速タイピングが可能なキーボード、Apple Pencil収納ができる、丈夫なカバーの役割を果たしてくれるものは「SlimCombo」以外にはありえなかった。

以上の3点が私がSlimComboを購入した理由だ。次に主な外観を紹介していこう。(ちょっぴりテンションが上がっているのはご了承頂きたい)

SlimComboを大量画像でレビュー

実は、SlimComboはApple Storeには在庫がなく、私は実物を見ることなく購入することとなった。

ゆえに、ちょっとだけ緊張して配達当日を待ちわびていた。

そして、ついに。。

キターーーーーー!!!Apple Storeで購入したら翌日に届いた。さすが。

箱から出してみた。

この圧倒的な重量感。

キーボードの深さはちょうど良い感じだ。

うーんちょっと片手で持つと重いかも。

次に、カバー部分を取りだす。

裏面はこんな感じ。

早速。iPad Pro12.9インチにはめて見た。四隅をパチっとはめるだけだったので取り付けはかなり簡単。

片手で持つと重量感を感じる。ズシンっとくるイメージ。

Apple Pencilがジャストフィット!!!これは嬉しい。一切ずれそうにない。ちょっとキツイくらいだ。

なぜか、アップにしてみた。

さぁ、合体してみよう。

あぁ、美しいッッッ!!!

片手で持つと重い。タブレットの重さではない。MacBook Proとほぼ同じ重さだ。

でも、新しい製品を購入すると本当にワクワクする。これからよろしく。

重さはぶっちゃけどうなの?

SlimComboは正直、重い。

重量はSlimComboとiPad Pro12.9インチ合計で1.3キロほどとなるので、正直タブレットの重さではない。MacBook Proに近い重さがあると思う。

しかし、その分、このiPad Pro12.9インチ以外は持ち歩かなくても済むので非常にミニマリズムがあって、私は今のところこのスタイルを気に入っている。

MacBook Proの時は、MacBook Pro・iPad Pro9.7インチ、とそれぞれの充電器を持っていくのでかなり重いし、MacBook Proでタイピングして、iPad Proで画像編集して、そのあとMacBook Proで圧縮して、と何度も何度もそれぞれの機器を往復する必要があった。

iPad Pro12.9インチなら、そんな必要はないだろう。

ただ、片手では持てない。キーボードを取り外して使ったとしても本体と合計すると約1キロはある。寝転がって気軽にという感じでは使えないというのが現状ではないだろうか。

このあたりは、私が重さに負けるか、慣れるかだと思うので引き続きレビューをしていきたいと思う。

iPad Proがノートパソコンを超える時代も近い?

SlimComboは今の所、重さ以外にデメリットも見当たらない。タイピングスピードを落とさずにタイピングできるので快適だ(タイピングスピードについては後日、計測予定)。

実際、この記事は2500文字を超えているがすべてSlimComboで打ち込んだ。時間も1時間かかっていないので、作業効率が低いとは間違ってもいえない。

しかも、画像の編集も12.9インチの大画面でApple Pencilを使いながらできる。いよいよ・・・iPad Proだけでほぼすべての作業をこなすことができる時代が近づいてきているのかもしれない。

とはいえ、まだまだ使い始めたばかりだ。ランナーズハイならぬ、ショッパーズハイになっている感はあるので、また落ち着いてからレビューを継続的にしていきたいと思う。

もし、あなたがiPad Pro使いならぜひ普段どのように使っているのか教えて頂ければ幸いだ。共に、iPadを愛して使いまくろう!!

※追記 もし、あなたがBluetoothキーボードなどを他にも比較したいなら・・・→【iPad】7つの物理キーボードを徹底比較!人生を変える選び方教えます

※追記2 私は現在、SlimComboではなくHHKBを主なキーボードとして使っている。理由は、SlimComboが悪いのではなく、ブログを始めたことによりタイピング数が増えたことが原因で、肩こりや腱鞘炎がひどくなってきたからだ。日々、長時間のタイピングを行うならHHKBはマジでオススメ。→【レビュー】HHKBを購入して後悔しました。11の真実をお伝えします|PD-KB600B

2 COMMENTS

たっく

初代iPad Pro 12.9”を使ってきています。もう、それが出たときに、「ついに!!!」と思いましたね。
何が変わったか。

以前iPod touchを2Gから使っていて、その後iPadが出たときに、デバイスで時間の使い方を意識的に使い分けられるようになりました。iPadの登場はそれに意味があると。
(1) iPod touch: ぱっと確認する, 今すぐちょっと調べる
(2) iPad: 読む, いつでもどこでもじっくり調べる
それまで、(2)は、iPod touchとMacBookでやっていたんですね。そこにiPadを入れることで、MacBookでやる作業に使う時間と分けて、(2)のための時間を確保するよう意識するようになりました。ちなみに、現在は、iPod touchはやめて、iPad miniだけで(1)と(2)を実現しています。(iPhoneは使ったことがありません。)

iPad Proが出たとき、今度は、考える時間を確保できると思いました。それまでは、紙とペンを使ってやっていたことをデジタルでできるようになると。
以前
(3) 紙とペン: 考える
(4) MacBook: 作りながら考える, 体裁を整えて作る
iPad Pro以降
(3) iPad Pro: 考える
(4) MacBook: 体裁を整えて作る
この(3)と(4)を分けられるものがついに来た。そこに価値を見出しているので、一番の使い方は、Pencil を使った手書きメモです。これだけにしか使えないとしても元は取ったと思っています。
実際に使い始めると、この「考える」というプロセスやそれに関係するプロセスで以前とは違う時間や効果を得ています。
・概念図を描いたり、あれこれ考える。この作業に集中できる。
・書き出した言葉を動かしたり修正したりして、考えを整理する。自分が何を考えていたのか分かってくる。これが「考える」プロセスそのもの。
・そうやって整理してできあがったものは、そのまま PDF で関係者に見せられる資料になっている。だから、従来のMacBookでの作業がいらない。
・デジタルだから、後日複製したり修正したりするのはMacと同様に簡単。ファイルとして残せるので管理も簡単。紙媒体ならそうはいかない。
・寝て起きたときに考えが回っていることが多く、そのときに頭に浮かんでいることを枕元に置いているiPad Proにメモする。この時間を特に大切にするようになった。

ほとんどApple Pencil専用です。従来の紙とペンを置き換えて「考える」という時間のために特化しており、MacBook Proとは時間を使う目的がまったく異なります。だから、MacBook ProとiPad Pro(それにiPad mini)は常に携行しています。

実際には、テーブルがなく椅子席だけの会議で、非常に狭いので、Apple Pencilを使わずUlyssesを使ってメモを取るとか、タッチパネルならではGUIが活きる特定のソフトウェアを使うといった、MacBook Proでは難しいiPad Proならではの使い方もあるにはありますが、私の場合、それらは2次的なメリットです。

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管理人@うぉず

たっくさん

こちらにも深い考察コメントを頂きありがとうございます。

iPad Pro12.9インチ発売直後に購入されてたんですか!!
先見の明ありますね・・・
私は「あんなデカいの必要ない。」と言ってましたからね。
お恥ずかしい・・・

Apple Pencilの使い方については
私も同意です。
とにかくアウトプット用に私も書いて書いて描きまくることが多いです。

ただ、枕元に置いておく発想はなかったですねぇ。。
確かに寝ている間にアイディアがまとまることは多いですし、
ロック画面からメモ帳が開くようになったことですし、
試してみる価値がありそうです。

素晴らしい使い方の共有ありがとうございます!!

たっくさんのiPad miniの使い方がかなり気になります。
iPhoneを使ったことがない点などかなり興味深いです。

うぉず

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