【随時更新中】2019年新型MacBook Pro 発売日・スペック・仕様まとめ

私は動画編集をする予定はなくて、なのでiGPUでよかったのですが、スタンドに載せてキーボードは外付けを使用する為なるだけ大画面が必要で、しかし我が家には大画面ディスプレイを据え置きするスペースがなかったのでMac miniではなく15”MBPを選びました。dGPUとiGPUとの性能差が出る作業をしていない（ベンチマークアプリで強制的に動作させたとき以外、dGPUに切り替わるのを見たことがない）ので体感の違いをお伝えすることはできないのですが、同スペックで動画関係のベンチマークを取られている方がいて、その結果を見る限りでは、Final Cut ProやiMovieでの書き出しではBlackmagic eGPU Pro（Radeon RX Vega 56）とRadeon Pro 560Xとでは差が殆ど出ていなかったので、2019年モデルやVega搭載のものではなく560X搭載モデルを選んでも、実際の使用において特に不満が出ることはないと思います。

場所が許せば21.5〜30インチの画面が欲しかったので15インチでも狭いかなと思っていたのですが、４本指スワイプを覚えたら気にならなくなりました。動画編集やCADなんかだとまた話が違ってくるでしょうが、だからといって15.4が16.5になるのを待って買い控えるのは無いかなと思います。おそらくはiPad Pro 11”みたいに本体の大きさはほぼ変えずにベゼルレスにした分画面を広げるということなのでしょうが、それが何ヶ月も待つ程のマストな機能かというと、そうは思えません。

メモリは、故意にアプリを多重起動しない限り、16GBを超えることはまずありませんが、ここはケチるところでもないと思いますし、将来的にWindowsを使用する機会がありそうだったので、32GBにしました。CPUをi9にしたのは最上位のにしとかないとプログラミング等をしていくうちに不満が出るかなと思ったからです。それでi7-8700Bを積んだMac miniと悩みました。私の作業についていえば今のところはi5でも十分なのですが、長く使おうと思うなら、後から増やしたり交換したりができないメモリとCPUはケチらない方向でいくのがいいと思います。ちなみに、i9-8950HKはベース周波数やキャッシュ容量等がi7-8850Hやi7-8750Hと異なるだけで、中身はほぼi7です。

ストレージは、iPhoneとiPad Proのバックアップが購入目的の一つとしてあったので、512GB以下では厳しいと考えていて、なので2TBでもよかったのですが、予算の都合と、悩んでいたタイミングで視界に飛び込んできた整備済製品が1TBだったので1TBになりました。結局Time Machine用に外付の4TB HDDを2万円弱くらいで買ったので、価格差を考えると512GB以下でもよかったかなと一瞬後悔しかけましたが、SSDの速度は容量に比例し、少なくとも1TB以下では露骨に差が出るので、1TBになったのは正解だったかなと思います。数字的には外付の約20倍くらい速いようなのですが、さすがにこれくらい差があると体感に出ます。

というわけで、予算的に問題が無いなら、当初の予定のスペックで買っても後悔は無いと思います。ぶっちゃけ購入までに使ってたパソコンと天地格差のあるパソコンを購入する場合、基本操作に大差が無いのなら、何もかもが速いし快適なので、そのとき予算内で買える一番いいやつを買っとけば、半年くらいで完全上位互換なのが同じ価格で出たとしても、その後悔を半年分の愛着が相殺して余りあるし、5年は使い倒せます。変えるとしたら、SSDの容量を増やすくらいかなと。